今まで主に夫からのモラハラを中心に、親との関係などについても綴ってきたが、モラハラは身内だけのことではなく、他人からも受けることはある。ただその場合、パワハラやアカハラなどという言葉の方が周知されているのかもしれない。しかし、いずれも精神的な嫌がらせやいじめであり、構造は同じであろう。
ここで少し身内の話しから離れて、職場で受けたモラハラ体験について記してみようと思う。
私が最初に勤めた職場は、経営陣の方針がしっかりしており、人にも環境にも恵まれ、仕事について様々なスキルを学ぶことができた。個性あるいろいろな人がいたが、意地悪な人は約1名くらいで(笑)人間関係には恵まれていたように思う。しかし、その頃の私はまだまだワカゾーで、そのありがたみもよく分からず、社会経験も少なかったため、よく分かりもしないくせに偉そうに意見をしたり、同僚と職場の批判をしたりしたものだった。そこから離れて他の職場も経験し、年齢を重ねた今になればそれも若気(バカゲ!?)の至りだとよく分かるのだが…(苦笑)。そんな私を育ててくれたのが最初の職場だった。私はそこに7年近く勤めた。
そして、結婚と同時に勤めていた職場を退職し、新しい土地に移り住んだ。私は結婚してもすぐ働こうと考えていた。家にいるだけの生活では閉塞感を覚えたものだ。新しい土地に住み、夫の他の人間関係もなく、子どももいず、そんな生活は自分自身にとって耐えられなかったのだ。夫の世話だけをして日々過ごすこともしんどかったし、今まで働いていた経験を活かしたかった。そして私は新たな職場を探した。
その2ヶ月後、私は以前と同じような関係の仕事をみつけた。その会社の面接の時、なぜかその担当者(後に上司になる女性)と話しがよく合った。私はこんな上司だったらきっと仕事もうまくいくに違いないと思い、その上司もそう思ったのであろう。なぜなら、私は翌日採用の連絡をもらい、その会社に勤めることになったからだ。
その職場に採用となり、まずパートとして仕事をすることになった。結婚生活が始まったばかりだったので、生活の時間に少しゆとりも持たせたかったからだ。
面接した女性は、私の直属の上司となった。偶然にも彼女は私の家の近くに住んでおり、お互いの家を行き来するくらい親しい関係にもなった。いただきものをお裾分けしたり、時にはお茶をご馳走になったりする関係になり、時には夫もそこに同席しておしゃべりを楽しんだりした。
私は新しい土地に住み、心細い思いをしていたこともあって、いい上司に恵まれたことが嬉しかった。また他の社員も穏やかな感じの人が多く、いい職場に巡り逢うことが出来たとほっとしていた。
その上司とは、公私ともにしばらくいい関係にあった。ただ彼女は職場でたまにヒステリーを起こすことがあった。些細なことで相手をなじり、責め立てるのだ。まだ私自身がその対象になったことはなかったが、そのような場面を見て多少疑問に感じたものだった。ただ「たまたま不機嫌だったのだろう」「上司として、部下を叱らなければならないこともある」といいように解釈をしていた。たまに私に対しても感情的な物言いをすることもあったが、私は持ち前の“イヤなことは聞かなかったことにする”という特技を発揮し(苦笑)、あまり考えないようにしていた。上司もその後短時間で機嫌を直していたせいもあり、気にならなかったのかもしれない。また仕事を離れれば、難しい夫に悩む私の愚痴を聞き、家庭事情も理解してくれる優しい上司だった。プライベートでも親しいのだから、とある意味安心感や信頼もあった(甘えもあっただろう)。
そして、就職してから2年後、会社の事業拡大によって社員数を増やすことになり、私は上司から「正社員として働かないか」と持ちかけられた。また、私の仕事ぶりを会社や上司が認めてくれ、ある部門の主任として働かせてくれることになったのだ。私は嬉しかった。仕事自体にも慣れ、やりがいを感じていた。同時に、家では夫のモラハラに混乱し、顔色を窺いながらもどうしていいのかわからない日々だった。だから家からなるべく離れていたかったことと、また夫との生活に安心感が持てずいつどうなるかわからないから、とにかく仕事は続けよう、とも思っていた。
夫に相談すると、「いいんじゃないの。でも家事をおろそかにするなよ。」とクギを刺されたが一応許可(?)してくれた。(ただ、パートから正社員になり給料は増えたものの、そこから更なる生活費を捻出しなければならないという経済的嫌がらせも酷くなったのだが…『経済的嫌がらせ』)
正社員として働き始め、新しい部門での仕事も試行錯誤しながらだったが、少しずつ軌道に乗り始めた。同時に上司からのモラハラが始まったのだ。
当時の私はいつものごとく「事業拡大で忙しくなり、上司もピリピリしているのだろう」と解釈していた。しかし上司の感情的な物言いは段々酷くなっていった。それでも私はそんな上司の態度に戸惑いながらも、まだその意味がわからなかった。
そして、私はモラハラの本当の恐ろしさをひしひしと実感することとなるのだ。結婚生活どころか、職場においても…。
ここで少し身内の話しから離れて、職場で受けたモラハラ体験について記してみようと思う。
私が最初に勤めた職場は、経営陣の方針がしっかりしており、人にも環境にも恵まれ、仕事について様々なスキルを学ぶことができた。個性あるいろいろな人がいたが、意地悪な人は約1名くらいで(笑)人間関係には恵まれていたように思う。しかし、その頃の私はまだまだワカゾーで、そのありがたみもよく分からず、社会経験も少なかったため、よく分かりもしないくせに偉そうに意見をしたり、同僚と職場の批判をしたりしたものだった。そこから離れて他の職場も経験し、年齢を重ねた今になればそれも若気(バカゲ!?)の至りだとよく分かるのだが…(苦笑)。そんな私を育ててくれたのが最初の職場だった。私はそこに7年近く勤めた。
そして、結婚と同時に勤めていた職場を退職し、新しい土地に移り住んだ。私は結婚してもすぐ働こうと考えていた。家にいるだけの生活では閉塞感を覚えたものだ。新しい土地に住み、夫の他の人間関係もなく、子どももいず、そんな生活は自分自身にとって耐えられなかったのだ。夫の世話だけをして日々過ごすこともしんどかったし、今まで働いていた経験を活かしたかった。そして私は新たな職場を探した。
その2ヶ月後、私は以前と同じような関係の仕事をみつけた。その会社の面接の時、なぜかその担当者(後に上司になる女性)と話しがよく合った。私はこんな上司だったらきっと仕事もうまくいくに違いないと思い、その上司もそう思ったのであろう。なぜなら、私は翌日採用の連絡をもらい、その会社に勤めることになったからだ。
その職場に採用となり、まずパートとして仕事をすることになった。結婚生活が始まったばかりだったので、生活の時間に少しゆとりも持たせたかったからだ。
面接した女性は、私の直属の上司となった。偶然にも彼女は私の家の近くに住んでおり、お互いの家を行き来するくらい親しい関係にもなった。いただきものをお裾分けしたり、時にはお茶をご馳走になったりする関係になり、時には夫もそこに同席しておしゃべりを楽しんだりした。
私は新しい土地に住み、心細い思いをしていたこともあって、いい上司に恵まれたことが嬉しかった。また他の社員も穏やかな感じの人が多く、いい職場に巡り逢うことが出来たとほっとしていた。
その上司とは、公私ともにしばらくいい関係にあった。ただ彼女は職場でたまにヒステリーを起こすことがあった。些細なことで相手をなじり、責め立てるのだ。まだ私自身がその対象になったことはなかったが、そのような場面を見て多少疑問に感じたものだった。ただ「たまたま不機嫌だったのだろう」「上司として、部下を叱らなければならないこともある」といいように解釈をしていた。たまに私に対しても感情的な物言いをすることもあったが、私は持ち前の“イヤなことは聞かなかったことにする”という特技を発揮し(苦笑)、あまり考えないようにしていた。上司もその後短時間で機嫌を直していたせいもあり、気にならなかったのかもしれない。また仕事を離れれば、難しい夫に悩む私の愚痴を聞き、家庭事情も理解してくれる優しい上司だった。プライベートでも親しいのだから、とある意味安心感や信頼もあった(甘えもあっただろう)。
そして、就職してから2年後、会社の事業拡大によって社員数を増やすことになり、私は上司から「正社員として働かないか」と持ちかけられた。また、私の仕事ぶりを会社や上司が認めてくれ、ある部門の主任として働かせてくれることになったのだ。私は嬉しかった。仕事自体にも慣れ、やりがいを感じていた。同時に、家では夫のモラハラに混乱し、顔色を窺いながらもどうしていいのかわからない日々だった。だから家からなるべく離れていたかったことと、また夫との生活に安心感が持てずいつどうなるかわからないから、とにかく仕事は続けよう、とも思っていた。
夫に相談すると、「いいんじゃないの。でも家事をおろそかにするなよ。」とクギを刺されたが一応許可(?)してくれた。(ただ、パートから正社員になり給料は増えたものの、そこから更なる生活費を捻出しなければならないという経済的嫌がらせも酷くなったのだが…『経済的嫌がらせ』)
正社員として働き始め、新しい部門での仕事も試行錯誤しながらだったが、少しずつ軌道に乗り始めた。同時に上司からのモラハラが始まったのだ。
当時の私はいつものごとく「事業拡大で忙しくなり、上司もピリピリしているのだろう」と解釈していた。しかし上司の感情的な物言いは段々酷くなっていった。それでも私はそんな上司の態度に戸惑いながらも、まだその意味がわからなかった。
そして、私はモラハラの本当の恐ろしさをひしひしと実感することとなるのだ。結婚生活どころか、職場においても…。
いや~んな予感~。といいつつ、更新を楽しみにしちゃう私です。
モラって、「コイツだったら組み敷けるだろう」と勝手に勘違いしてターゲットをロックオンしておきながら、ターゲットが思わぬ成功(正しい日本語でいうと「実力発揮」や「努力が実を結ぶ」)をすると、許せないみたいですね。
「へ? どしたの? どういうこと? ごめんなさい、全然、意味不明なの・・・ああ、あたしのバカバカ! すみません、大変ご面倒でしょうが、あなたが豹変した理由を教えていただけませんか? 非常識な私には、本当にわからないんですー!!」
というのがモラ被害渦中時代の私の悲鳴。
今は「そこでいきなり嫉妬かよ!? どんだけ心が狭いねん!! その手に乗るか、バッカヤロ(呆)」って、思いますw。
知ってよかった「モラルハラスメント」(爆)。
そうなんですよ~。あの頃は生活&職場の
モラハラダブルパンチで、もうノックアウト寸前でした。
モラの恐ろしさは、最初はすご~く親しくなることです。
だからこちらも心許しきってしまうのですよね。
そして、安心しきったところを狙って突如嫌がらせ開始!!
こっちは「え!?何?私悪いことした?どうなってるの??」
と、ただただ無防備にオタオタするのみ。
そんな獲物を相手に、モラは生殺しにしていくのです。
そうそう、酒蔵さんの言うとおり、モラが動き出す鍵は
「嫉妬」ですよね。
私も感じましたよ。恐ろしい妬みのオーラを…。
こっちは何とも思っていないのにね。。。
職場モラの赤裸々な実態、こうご期待(爆!)
ウメより
続きをお待ちしております。
相手のことを「下」を思ってると優しくできるけど、
いったん自分の保護区域(これも勝手な思い込み)から出て
伸びのびしてるとイラつくんでしょうね。
踏み台にされたとでも思ってるのかな?
ハラ立つわ~!
私も職場の同僚からのモラハラにあい、本当に一時は体調を崩しました。
我慢していると、自分で抱え込むし、相手は図に乗るし・・・
病院へいこうか、と思う一歩手前で相手が退職をしてくれたので、ほっとしました。
一時は仕事のほうも大変でしたが、現在はだいぶ元気になりました。
しかし・・・彼女がいた部署って同じような人がくるのでしょうか・・・前ほどではないですがやはり感情の起伏の激しいひとが後任になっています・・・
まあ、頑張るしかありませんが。。。
その後の展開を楽しみしています
そうなんですよ~。本当に大変でした…。
最後には、そこの職場を辞めたんですよ…。
コワイ人種です。モラって。。。
読んでくださり、ありがとうございます!
ウメより
そうそう、そうなんですよね~!
自分の手の内から離れたと思いきや、
恐るべき仕打ちですよ!
踏み台にされたというより
出るクギ潰す!みたいな感じですかね。
何だかとっても恐怖でした。
もう二度と、モラ人種には近寄りたくないです~!
ウメより
いつも読んでいただきありがとうございます。
mayuさんも大変な目に遭われたのですね…。
モラって恐ろしいですよね。
わかりますよ。私も病気一歩手前でした。
なので、最終決着は私の退職でした。
mayuさんの場合は相手が退職してくれてよかったですね。
といっても、また後任の人が大変なようではありますが…
mayuさん、何とかモラ人種と距離をとって
毒に当たらないよう気を付けてくださいね。
mayuさん、応援しています!
ウメより
そういう夫と離婚出来ず(経済面で離婚
出来ない状態になっちまいました)それでも
ひたすら、自分の職だけを信じて。
いや・・それしか信じられなかった・・。
とうとう念願の会社に合格。合格しても
まぁ試練は続いてますが(^^;)
で・・夫は面白くない=嫌がらせをする。
特に経済的な事。
会社では、私に嫉妬なんてしてないでしょうが会社に不満たらたらの先輩が、新人を見つけて嫌がらせのターゲットにする・・。
このスゴロク?で、振り出しへ戻る・・と
何度続けてる事でしょうか・・。気持ちの上でホッとする場所がない(-_-;)
まぁコツコツと支払いは続けてるので。夫から離れられる日も、そんなに遠くはないのかなぁ・・とは思ってますが。。。
職場と自宅の両方のモラハラはきついですよね。私も同じく怒りを抑えきれず。夫を全く無視した状態。もしくは、夫の服を切り裂くという行為に及んでました・・。
これ又精神力がぐーっとなくなる行動ですわ・・。ただ、殺されるなら殺してやる!位の気持ちを見せておかないと・・。どこまで調子にのられるかわからない・・と恐怖を感じた私の心理だったのでしょう・・。
今は仕事に行くだけで一杯一杯の状態なので。とにかく精神疲労をしないように、じーーっとしている所です。離婚するにも、弁護士雇うにも、何をするにもエネルギー消耗が・・。とにかく経済的に、「安心」と思えるような状態になるまで・・もう少し辛抱だ・・と言い聞かせて日々を送っています。
家では夫さんからのモラハラ…
職場では先輩からの嫌がらせ…
ほんと、しんどいですね。
私もこのような状態の時は、ほんとにきつくて
人生最悪の時だ、と思っていました。
YOUさんの切羽詰まったお気持ち、わかる気がします。
私もモラ夫への怒りがとまらず、
陰ではモノに八つ当たり、でも
夫本人に対しては我慢していたわけですが、
最後の方は殺すか殺されるか、みたいな
恐るべき感覚が私の中にもありました。
YOUさん、YOUさんが思い続けていれば
必ず、現状は変えられますよ!
辛いところですが、いつか夫さんから離れられることを
お祈りしています。
ウメより