雨過天晴

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そして時々飽きます

NY Standard

2018-06-11 | 音楽

週明け早々首が痛くて病院行き。

お医者様からは

「ちょっと長引くかもね、2・3ヶ月くらい」

とのお言葉を頂戴しました。

いやぁ・・・厳しいですね。

低気圧なのが効いてるのかな、と思ったのですがお医者様曰く関係ないでしょ、とのこと。

やはりOPLL絡みとのこと。

痛み止め飲んでおきます・・・。

 

さてそんな私を癒やしてくれる今夜のジャズ。

アリ・ホーニングの新譜で『NY Standard』。

 

 

Ny Standard
Fresh Sound New Talent
Fresh Sound New Talent

 

1.Boplicity
2.Bessie's Blues
3.Stablemates
4.Someday My Prince Will Come
5.Pent Up House
6.In Walked Bud
7.Fee Fi Fo Fum
 
Ari Hoenig (ds)
Tivon Pennicott (ts:5-7)
Gilad Hekselman (g:1-3,5,6)
Tigran Hamasyan (p:2)
Shai Maestro (p:4,6)
Eden Ladin (p:3,5)
Orlando le Fleming (b)

 

新譜、と言っても前作『The Pauper & the Magician』と同じ時期(2015年)に録音されたものなので、メンバー的に見ても同時期にまとめて録音したものなんでしょうね。

 

The Pauper & the Magician
CD Baby
CD Baby

 

曲ごとにピアニストが3名(ティグラン・ハマシアン、シャイ・マエストロ、エデン・ラディン)代わります。

ハマシアンは1曲だけなのが惜しいですが、その曲中ではしっかり存在感ある演奏でした。

マエストロはホーニングとの組み合わせが非常に良いと私は思っていて、この二人が組むのであればその作品は買いに違いない、と思っています。

そしてここのところ私が紹介する盤によく登場するのですが、ギラッド・ヘクスマン。

彼のいい具合のサビ感ある演奏が全体の雰囲気を整えていますね。

もちろんリズムをリーダーのホーニングがしっかり取っているというのが前提なのでしょうけど。

 

曲はすべてカヴァー。

マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ベニー・ゴルソン、フランク・チャーチル、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンク、ウェイン・ショーター。

まーこれだけスペシャルな方々のカヴァーをやったもんだ、と思うのですが、決して聴き飽きたものではなく、新しい独自のアレンジがかまされていて、

「ん?これその曲??」

と首を傾げてしまう(でも首が痛いので傾げない)曲も。

 

なんか良いメンバーだなぁーと一聴後思う次第です。

間違いないでしょ。

 

スタンダードって何故スタンダードになりうることができたのか、それは数多くの視聴者の心を捉えたからに他ならないのです。

なのであまりフリージャズとかは入らないのですが、刺激性とかよりも自分の中にあるこの曲がどのようにアレンジされるのかな、って楽しみですよね

 

Ari Hoenig Trio at Smalls Jazzclub - Boplicity

 

ヘクスマン最高ー!イエーイ!!。

美味しい和食店でしっかりしたコース料理を食べられたときの気持ち、って感じでいいっすか??

まあザックリ言えば「買いなので、買え」ってなっちゃうかな。

 

最近実はフリージャズ盤をやたら聴く癖があるのですが、いやいや正統派で行こうぜ、と呼び止められていい曲聴かせてもらいました。

 

 

 

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