雨過天晴

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Proton Pump

2018-06-26 | 音楽

今日は蒸し暑かったです。

いやーな空気。

ちょっと空気が重いし、息するのも嫌な感じ。

これを乗り切れば真夏に突入。

しばし我慢を。

 

さて今夜はフリージャズでいきましょう。

今年聴いたフリージャズでも3本の指に入る作品。

坂田明と佐藤允彦とちからもちで『Proton Pump』。

 

 

Proton Pump
Family Vineyard
Family Vineyard

 

1.Proton Pump
2.Bullet Apoptosis
3.Chemiosmotic Coupling of Acorn
4.Voyage of Eukaryote

Akira Sakata(sax)
Chris Corsano(ds)
Darin Gray(b)
Masahiko Satoh(p)

 

2015年10月というから3年近く前の新宿PIT-INNでの演奏です。

とかくフリージャズと言えば、ジャガジャガ鳴らして聴くのがしんどいとの声を聞きますが、そうかも知れないですね。

本作もしっかりフリージャズですので、いくら日本人の坂田・佐藤両名が中心となったアルバムとは言え、苦手な人は苦手かも。

坂田明はタモリさんとの掛け合いで小学生の頃から知っていましたが、サックス吹くのはわかるけど何吹いてるのか当時はさっぱりわからずじまい。

歳を重ねてきてようやく出会えた感じです。

それほどよく作品を聴いたわけではないですが、本作では佐藤允彦と出会えたところが作品的には成功なんじゃないでしょうか。

佐藤のピアノとても鋭利でキレッキレに入って来るところに、坂田の大きなブロウ。

しっかりリズム・セクションも乗っかって、一体感をもってなだれ込んでくる。

三曲目の坂田の唄は『リンゴ追分』『七つの子』『どんぐりころころ』を唄っていますが、これが日本語なのにアフリカンな感覚を覚えるところが音楽のすごいところですね。

ここでガッツリ吹き鳴らしたあとの四曲目はフリージャズというよりはコンテンポラリー的な展開。

意外な終曲でこれも面白い。

 

Proton Pump - Akira Sakata & Chikamorachi featuring Masahiko Satoh ‎

 

ちなみにジャケットイカしてますね。

どこなんだろう。

新宿ゴールデン街?

 

私が時々お邪魔するライブハウスに坂田さん時々来られているようです。

一度も観たことないので行かないと。

小学生の記憶では面白いチョビ髭のオジちゃんだったと記憶してます笑

 

 

 

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