今日は少し寒かったのですが、カフェの中の席も空いているもののテラス席でアイスコーヒーを注文。
寒くて少々往生しましたが、やせ我慢こそ男子の本懐。
意地でもゆっくりお茶しました。
そんな意固地な夜のジャズ。
マリア・シュナイダーの『Thompson Fields』
Thompson Fields | |
クリエーター情報なし | |
メーカー情報なし |
1.Walking By Flashlight
2.The Monarch And The Milkweed
3.Arbiters Of Evolution
4.The Thompson Fields
5.Home
6.Nimbus
7.A Potter's Song
8.Lembranca
Maria Schneider(cond/comp)
Steve Wilson(as,ss,cl,fl,afl)
Dave Pietro(as,ss,cl,fl,afl,bfl,piccolo)
Rich Perry(ts)
Donny McCaslin(ts,cl,fl)
Scott Robinson(bs,bcl,acl,cl)
Tony Kedleck(tp,flh)
Greg Gisbert(tp,flh)
Augie Haas(tp,flh)
Mike Rodriguez(tp,flh)
Keith O’Quinn(tb)
Ryan Keberle(tb)
Narshall Gilkes(tb)
George Flynn(btb)
Gary Versace(accordion)
Lage Lund(g)
Frank Kimbrough(p)
Jay Anderson(b)
Clarence Penn(ds)
Rogerio Boccato(perc:8)
全曲マリア・シュナイダー作曲です。
一時期のジャズはビックバンドが花形だった時期もあり、その中でもエース級がその後自らのトリオやカルテットなどのより小規模の編成で活躍する、って流れもありました。
しかし大編成の経営の難しさやその後のモダンジャズの勃興も相まって衰退の一歩をたどっていきました。
エリントンやギル・エヴァンスなどを除いて。
そしてポスト・ギル・エヴァンスとして台頭してきたのがマリア・シュナイダー。
彼女の最新譜が本作になります。
以前のビッグバンドはスウィングを基本として、ダンスとジャズを融合させた業績も合ったわけですが、本作のサウンドはあまりビッグバンドジャズっぽくなくて、抒情的で哀愁のあるクラシックとを融合させたようなサウンド。
ただところどころソロをかましているメンバーのその音は、やはりジャズであるところが分かります。
コンポーザーとしての彼女の求めている音は、とても壮大で物語性を感じさせる曲。
大きな流れを揺るがすような壮大な雰囲気を感じます。
メンバーには私が知っているところではラーゲ・ルンドやライアン・ケバリーの名もクレジットされていて、なかなか贅沢なオーケストラだなと感じざるを得ません。
クラシック好きな方にもおすすめできるんじゃないかな。
Welcome to Maria Schneider's brand new recording project "The Thompson Fields"!
明日は祝日。
リワーク休むかどうか検討中。
明日の朝に決めよう。