また一人、ジャズの繁栄期を担ってきた偉人が亡くなりました。
ホレス・シルヴァー 享年85歳。
たくさんのアルバムをリリースしましたが、外れにあたったことが無い数少ないジャズ・ピアニストです。
アート・ブレイキーとともにジャズ・メッセンジャーズを創立しました。
ビバップ全盛期にR&Bやブルースを取り入れ、ジャズの発展に貢献された方です。
当ブログでも3枚ほど紹介していますが、私が所有しているだけでも9枚あります。
好きなジャズ・プレイヤーの一人です。
今夜のジャズはホレス・シルヴァーの『The Tokyo blues』。
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Tokyo Blues: Rudy Van Gelder Edition/Remastered |
Blue Note | |
Blue Note |
1. Too Much Sake
2. Sayonara Blues
3. The Tokyo Blues
4. Cherry Blossom
5. Ah! So
Blue Mitchell (tp)
Junior Cook (ts)
Horace Silver (p)
Gene Taylor (b)
John Harris Jr. (ds)
来日コンサートで大変な歓迎を受けたシルヴァーが改めて日本にフィーチュアした一枚。
とは言え、演奏自体にはあまり日本感を受けませんが、かなりブルース感が強く、渋さ満載。
フロントの2管のブルー・ミッチェルとジュニア・クックも迫力があります。
Horace SILVER "The Tokyo blues" (1962)
謹んでお悔やみ申し上げます。