デジカメを持って歩こう

個人の 登山、トレッキング、散歩、海外旅行 の記録

 2012年9月 南米.ペルー周遊からブログ参加です

・苗場山

2015-07-21 23:59:59 | 旅行

2015年7月20日ー21日 W校友会クラブで苗場山に行きました。 8名の参加です。新幹線で行き湯沢からジャンボタクシーで和田小屋まで入ります。   関東甲信地方が梅雨明けした翌日の山行ですが、新潟北陸地方はまだ。1日目、2日目とも曇りの予報で雨が降らなければ御の字かなというというところです。

和田小屋からスキー場ゲレンデ脇の山道に入り岩がごろごろした歩きづらい道を登ります。1時間半程歩きベンチのある下ノ芝で昼食です。湿地で周りに侵入を避ける場所は木道に整備されています。中ノ芝、上ノ芝と、ベンチのある場所では休憩をとりながらゆっくりと登ります。八合目・神楽ケ峰からは一旦下り、お花畑の中を通ってから苗場山の火口外壁の急坂を登ります。  この時期、お花畑を含め各所に高山植物が咲いており素晴らしいです。ですが花畑の後に控えている苗場山外壁の急登には泣かされます。   苗場山山頂の一角に登りつくと平坦な木道を通って山頂ヒュッテに到着です。夕食前にちょと散歩をしましたがブヨの大群に襲われ早めに退散です。  夜中、24時頃に外に出て見ると満天の星空で天の川が天頂に大きく見えます。うん十年かぶりに見る満天の星空です。一条の流れ星も見えました。      翌朝は曇りの予報に反して晴天です。朝食前の散歩ではブヨは殆どいず、快適に苗場山頂の瑞々しい景観を楽しめました。前景に池塘、バックに北アルプス、谷川・志賀高原、日光連山方面の山々が見え素晴らしい景観です。 朝食後、苗場山の素晴らしい景観に後ろ髪引かれながら下山し、湯沢で温泉に入ってから帰宅しました。

 出発        / カラマツソウ   / 下ノ芝 到着 昼食  /        /ニッコウキスゲ   

           

ワタスゲ      / コバイケイソウ   / シロマメノキ    / イワカガミ   / 中ノ芝

        

サラサドウダンツツジ / イワカガミ     / 神楽ケ峰          / クルマユリ  / カラマツソウ

             

コバイケイソウ    / ヤマハハコ  / ヒメシャジン    /          / タカネナデシコ  

         

苗場山頂の一角に到着  / 山頂ヒュッテ  /          / ブヨに追われる人々 / 夕食

         

翌早朝 ご来光

 

 

 

 

北アルプス 山座同定

 

 

ワタスゲ

   

 

山座同定 北アルプス2

     

 

 

 

   

 

 

 カッサ湖を望む

ウツボグサ   / シシウド       / 苗場山     / シモツケソウ    / フウロ

    

          / ハクサンフウロ   / ヒメシャジン  / ニッコウキスゲと

    

ギンリュウソウ              / 和田小屋到着

  

=おわり=


・東海道を歩く(5) 茅ヶ崎ー<平塚宿>ー<大磯宿>ー二宮

2015-07-11 23:59:59 | 東海道

2015年7月11日 東海道のてくてく歩き、5回目はJR茅ヶ崎駅から歩き始め平崎宿から大磯宿のJR二宮駅まで16Kmを歩きます。   グループ7名の歩きです。

9時前に茅ヶ崎駅に着き、メンバーが到着してから街道歩き開始です。7月に入ってから曇りまたは雨空が続きましたが、暫らくぶりの晴天で梅雨が明けたような暑さです。歩きだすと背中から汗が出てきますが日陰で風があると爽やかです。海岸に近いせいか家の近くと比較して気温が2~3度低い様です。  街道から離れている様な史跡は今回も見学割愛です。 途中、大磯では海岸に出て砂浜を歩きました。台風11号の影響かうねりが高く波が砕ける音も凄いです。 午後になり汗だくになった身体で、早く終わりにならないかと思いつつやっと二宮駅に到着し街道歩き終了です。

茅ヶ崎駅

茅ヶ崎市役所前広場にある上野寛永寺から移設した灯篭四基

 鶴嶺八幡宮 …                        / 妙厳山 信隆寺 … 

              / 旧相模川橋脚…鎌倉時代に掛っていた橋脚が近くの池に残っている 

                 

相模川・馬入橋 を渡る … 源頼朝が橋を渡ろうとした時、馬が暴れ 落馬 その怪我が元で亡くなったという伝説がある その為馬入川ともいった

        

 <平塚宿> …  平塚を抜け、大磯へ向かう街道

東海道第七宿、日本橋から十六里(62.6km) ひょっこりとぬきんでた高麗山の姿は、今も昔も平塚を歩く人びとの目印である

平塚…縄手道 縄手道とは田んぼの間の道の事 椀を伏せたような高麗山 その横から富士、となりにごつごつした大山  夕暮れの藍と鼠の色調が江戸へと急ぐ飛脚、カラ篭をかついで帰る篭かき二人、そして曲折した道の彼方に見えて旅僧と百姓の遠い姿、この五人の添景人物を生かしている 湘南の明るさが画面から感じられる

    MAP

平塚見付跡(江戸方)碑 … 

脇本陣跡 …      / 高札場 …                    / 本陣旧跡碑

         

西組問屋場跡碑 … ここを北に行くと桓武天皇の曾孫、平真佐子の柩の塚があり「平氏の塚」で平塚と呼ぶ様になったという

  

歩道橋上から高麗山を望む

 京方見付跡碑

花水橋を渡る手前、広重浮世絵の場所から見る高麗(こうらい・こま)山 … 高句麗の王族の一人が大磯に上陸、ふもとに住み着いた故の名

 善福寺 … 曽我兄弟十郎と虎御前の子供が出家して庵を結んだ寺と伝える

                  

高麗山の麓の来(たかく・こうらい)神社 … 夏祭りの準備をしている

                       

 

<大磯宿> …  暗く沈む大磯宿の入口から旅籠が並ぶ宿場を眺める構図 右手奥に見える山影は平塚宿図で中央に大きく描かれた高麗山 

東海道第八宿、日本橋から十六里二七町(65.5km) 海水浴場と別荘地で知られる大磯の海は、歌枕の地「小淘綾(こゆるぎ)の浜」である

大磯…虎ケ雨 暗く沈む大磯宿の入口 月二十八日に降る雨は曽我兄弟の兄十郎の恋人・大磯の虎御前の悲嘆の雨とされ、虎ケ雨と呼ばれる     どんより曇った空から落ちてくる大粒の雨 旅人たちは笠や合羽で雨をよけながら先を急ぐ

       東海道中膝栗毛

化粧坂(けわいざか) … 鎌倉時代には多くの遊女屋が並び、当時は遊女を白拍子(しらびょうし)と呼んだ 虎御前もその一人で頼朝に認められるほど舞に長じていたという

           ●● ここで昼食です ●●   

               / 化粧坂一里塚     / 大磯八景碑 

            

江戸見付碑

神明神社 … 大磯駅入口にある  / 大磯宿 本陣跡碑   / 大磯 MAP

                  

地福時 … 島崎藤村が眠るお寺                       /  大磯 高札場跡

                     

鴫立庵(しぎたつあん) … 西行法師ゆかり ”心なき身にもあはれはしられけり 鴫立沢の秋の夕ぐれ”と詠む

                                                    / 島崎藤村住宅…藤村最晩年逝去するまで二年半住んだ貸別荘

               

小余綾(こゆるぎ)の磯 … 大磯海岸  

 

吉田茂 別荘        / 国府本郷の一里塚     /  二宮駅

            

=おわり=


・甲州街道歩き (12)韮崎ー日野春

2015-07-04 23:59:59 | 甲州街道てくてく

2015年7月4日  十二日目、韮崎から日野春まで約15Kmを歩く予定です。 今日の参加者は女性5名、男性4名の9名です。

10時前に韮崎駅に集合ですが少し早めに家を出たら9時過ぎに着きました。時間があるので韮崎駅前の高台にある「平和観音」を見に行きました。この観音様は学生の頃、初めて行った南ア・鳳凰三山に登った時に見学しています。七里岩(釜無川沿いに28Kmほど続く)の南端に位置するこの場所からは韮崎市街、JR駅が眼下に見え、また北側には茅ケ岳が雲間に見えました。     予定の時間に全員が集合し出発です。晴れ間はなく曇りがちの天気ですが湿度が高く歩き出すと汗が出てきます。 <韮崎宿>の旧甲州街道は国道20号線と同じ様に七里岩と釜無川に並行してありますが、比較的平地の多い釜無川右岸を通っています。

     

<韮崎宿> …

韮崎駅ホームからの展望:茅ガ岳

高台の平和観音   韮崎駅前(サッカーで有名)

高台から望む特急が止まる韮崎駅      /山本周五郎文学碑

                 

”木枯らしにいわふきとがる杉間かな” 芭蕉句碑があるとの事

  

 平和観音が立つ台地下にある「窟観音」     / 国道から見る七里岩

                     

韮崎宿外れ、上祖母石(かみうばいし)にある神石(?)群 … 地元の人に聞いても何だかわからない

 国道20号線を甲府方面に戻り、釜無川の右岸に渡り「折居」集落 … 雨蛙の群れ

延命山・宝蔵寺の境内を借りて昼食 … 韮崎市円野町

火の見櫓横に鎮座する道祖神群

円野町の徳島堰の水車発電設備 3機ある … 最近造られたものの様(2014年8月にはない)

         上写真と同地点ストリートビュー GoogleMAP 2014年写真

円井逆断層分岐先の旧道にある旧家?の石垣 … 城の様な石垣

 円井の集落内を歩く   MAP

妙浄寺

         

今回のゴール 日野春駅  … 旧甲州街道を離れ日野春駅に向かう坂道(花水坂)を上る途中から雨が降り始め本降りとなる

=おわり=