デジカメを持って歩こう

個人の 登山、トレッキング、散歩、海外旅行 の記録

 2012年9月 南米.ペルー周遊からブログ参加です

・サイクリング 三浦半島 城ケ島

2015-05-23 23:59:59 | 日記

2015年5月23日 W校友会のサイクリングクラブ 6名の輪行です。      今回は私が輪行するコースを決めました。私のサイクリングのイメージとして海岸や山裾を走って見たいというものだったのでコースガイドブックから三浦半島の城ケ島・油壷を走るコースを決めました。   天気は最高気温が26度程度になるという事ですが風を受けて走れば少しは涼しいだろうと思います。

京急三浦海岸駅で降り海岸沿い道路にあるレンタサイクルショップで5名が自転車を借りました。4名の女性は電動車で、私はnon電動車で、もう一人は家から持って来ています。   左手の海水浴場を見ながら国道を走ります。慣れない自転車で走るのはちょっと怖いです。乗用車は良いのですがダンプカーは余り避けず道幅一杯に走ってくるので自転車と離れていず非常に怖いです。それでも左手の東京湾を見ながら気持ちよく走ります。とは言いながら小さな湾岸を超える時は結構な坂道がありnon電動車には堪えます。   一生懸命走って城ケ島に着き、開発された島内を散策です。島の上部には公園があり房総半島や大島だろう景観が望めます。   城ケ島灯台側に下り適当なお店を探して昼食です。昼食後は灯台を見学し、磯を散歩して城ケ島見学は終了です。   その後、行くはずだった油壷を割愛し、三浦海岸駅に直行して本日のサイクリングを終えました。   思い描いていたサイクリングが出来楽しく1日を終える事が出来ました。

三浦半島突端 相模灘を望む「宮川公園」

        

城ケ島にて                  / 城ケ島大橋を振り返る

        

対岸は房総半島 鋸山

    

城ケ島灯台

                                         / 土産物が並ぶバス終点広場

       

三浦海岸駅

=おわり=


・早稲田 穴八幡・早稲田キャンパス・護国寺

2015-05-21 23:59:59 | 日記

2015年5月21日 W校友会クラブで早稲田:穴八幡神社・早稲田キャンパス・椿山荘・護国寺と歩きました。25名での散歩です。  今回の企画は私たちの班が担当幹事のため3月25日に下見をし、結果として下見時の逆コースの案内としました。  朝から晴ですが朝のうちはチョット肌寒い感じです。昼頃になると暖かくなってきて日差しは強くても日陰は空気が乾燥しているので気持ちの良い天候になりました。

都電の面影橋で降り甘泉園、穴八幡と歩きます。穴八幡宮では若干時間をとり小ざっぱりした境内を自由に散策して貰いました。その後早稲田キャンパスに移りちょっと早い昼食です。昼食後は現役大学生のボランテイアがキャンパスを案内してくれました。小一時間ほどの案内でしたが手際よく適切な説明で好感を持てる案内でした。  終了後は大学のすぐ近くにある椿山荘の庭園を散策です。30分程庭園自由散策後、15分程歩いて護国寺です。  護国寺でもお坊さんの案内で正殿内に入り、ご本尊様の謂われ等の説明を聞きました。   ここまでで本日のクラブ活動は終了・解散です。私どもの班は帰路途中下車し、一杯飲み、口を潤して帰りました。

王子駅の都電     / 甘泉園

   

穴八幡神社

         

        

早稲田大学キャンパス

     

護国寺

         

    

=おわり=


・甲州街道歩き (11)酒折ー韮崎

2015-05-17 23:42:09 | 甲州街道てくてく

2015年5月17日  十一日目の今回、甲府の手前酒折から韮崎まで約17Kmを歩く予定です。 今日の参加者は女性6名、男性3名の9名です。

10時に酒折駅に集合し出発です。午前中から暑く厳しい歩きになりそうです。 酒折駅前の甲州街道を歩きJR東海の身延線の下を潜り甲府市街に入ります。  甲府では駅前にある「舞鶴公園」甲府城址を見て歩きました。以前にも来た事があるお城ですが天守閣跡に登ると周り360度に山々が見え、素晴らしい展望です。初夏の乾燥した陽気の中、城址の緑陰は爽やかで気持ちが良いです。 城址見学をしてから昼食を摂り、昇仙峡から流れてくる荒川を渡り、街道沿いにある山梨県立美術館を覗きました。JR竜王駅の先から国道を離れ北上して赤坂というだらだらと続く長い坂を上ります。このあたりは右手を中央高速の双葉SAがあります。  JR塩崎の駅の手前に行く旧道に入りそこなり駅北の住宅街から塩崎駅に行きました。ここで女性二人が暑さの中の歩きに疲れリタイアです。  塩崎駅からは20号線のバイバスを避けて歩き韮崎の駅に着いて今日の街道歩きは終了です。  当初は汗を流すため韮崎駅近くの温泉に行こうと思っていましたが、初夏の暑さと坂道歩きで疲れ止めにしました。  時間6時間30分 距離15.7kmでした。

酒折駅前          / JR東海 身延線下を潜る

              

甲府城跡(舞鶴公園)

                    

右から 甲斐駒、鳳凰三山

天守台からの展望:南方面

天守台からの展望:西方面   左側から白い山は農鳥岳、間ノ岳、北岳は見えない

        

甲州街道に戻る        / 荒川橋からの南アルプス展望                 / サイカチの木

           

ブラシノキ(ブラシの木)

山梨県立美術館

        

           / JR竜王駅近くの踏切を渡る / 双葉の赤坂を上る    / 諏訪神社

                

先週登った茅ガ岳:左の山  / 塩崎駅に向かい坂道を下る    / 塩崎先の旧道を歩く

                    

舟形神社                      / 二十三夜塔

            

   

韮崎市街            / 韮崎駅に到着   

           

=おわり=


・茅ガ岳

2015-05-15 23:59:59 | 旅行

2015年5月15日 W校友会クラブで茅ガ岳に行きました。 12名の参加です。 少々コストが掛りますが貸切バスをチャーターして、往き帰り楽々の山行です。

いつもの様に深田公園手前の駐車場から出発です。女岩までの山道はもう少し楽だと思っていたのですが以外と傾斜があり汗をかかされます。女岩は崩落の危険があるせいか真下までは行けず手前から尾根の傾斜に取り付きます。新緑の中、結構な急登で稜線に着きます。尾根道を程なく歩くと「深田久弥終焉之地」の石碑の前を通り、間もなく山頂です。   山頂からは南アルプス、八ヶ岳、富士山、奥秩父の山々が360度見渡せます。    昼食後は深田公園への道を通り下山です。 帰りはバス利用が故の特典、日帰り温泉に入りさっぱりして帰りました。

さいたま新都心駅に集合  /  MAP

      

出発          /  崩落の恐れで通れなくなった女岩を見下ろす  / 急坂を登る

                  

新緑の中 身体が緑に染まりそう 

深田久弥終焉之地

      

ヤシオツツジ

山頂からの展望:右から甲斐駒・早川尾根・鳳凰三山 地蔵岳

下山口           / 下山の深田公園の石碑 … 百の頂に 百の喜びあり

                

=おわり=


・サイクリング 加須

2015-05-13 23:59:59 | 日記

2015年5月13日 W校友会のサイクリングクラブ 7名の輪行です。      加須駅10時集合。 加須の商工会館で予約しておいた無料の自転車を借り、加須市近郊・歴史を訪ねるコースをサイクリングします。 加須市の地名は知っていますが降りた事のない場所なのでどのような場所があるのか走ってみてのお楽しみです。

リーダーも不慣れな場所なので地図を時々確認しながらの輪行です。観光したポイントは騎西城(郷土資料館)・玉敷神社・不動ヶ岡不動尊・龍蔵寺でした。それぞれの点で、花などは終わり新緑が目に眩しい季節の輪行でした。

加須駅前          / サイクリングMAP

     

騎西 城山公園… 実際の城は平城との事 <模擬天守>

            / 城址の古地図        / 城の中の郷土資料展示物  

             

玉敷神社 …

                                   /  玉敷神社神楽

          

不動ヶ岡不動尊

      

          

龍蔵寺 …

            

=おわり=


・北ア)蝶ガ岳

2015-05-08 23:37:53 | 旅行

2015年5月6日~8日 北ア)蝶ガ岳に行きました。W校友会ハイキング・クラブEx、4名の山行です。  1日目はまあまあ晴れの天気、2日目・3日目は曇りがちの予報で展望は無理かなという山行です。  残雪の北アルプスは皆始めての様ですが蝶ガ岳に登りたいという願望で頑張って登ります。

1日目、上高地に着き何時もの様に昼食をバスターミナルで摂ってから出発です。梓川畔・河童橋からの穂高の展望は晴れてはいますが今一つすっきりとしていません。 梓川の左岸の遊歩道をいつもの様にのんびりと歩き横尾山荘で1泊です。  翌朝2日目は曇りがちながら青空も覗き稜線に出てからの展望が期待できます。 以前の山行時に比べ残雪が出始める場所が高所になっており、今年の暖かさが実感できます。それでも残雪が出始める場所からの急登にはいつもの様に泣かされます。 苦しい急登を抜け稜線に出ると期待薄だった槍・穂高の大展望を見る事が出来、ラッキーです。稜線で大展望を見ながら昼食を摂った後、蝶ガ岳ヒュッテに向かいます。昼過ぎに山小屋に入り、ザックを置いた後、蝶ガ岳山頂に行きビールで乾杯。午後の時間、各自大展望を見ながら過ごしました。    3日目、朝起きてみると雪は降ってないのですが小屋のまわりが新雪で薄っすらと真白です。完璧な晴ではないのですが雲間から陽もあたり穂高・槍ヶ岳が荘厳に見えます。  その様な大展望に別れを惜しみながら朝食後徳沢に下り、上高地に出て3日間の山行は終わりになりました。

同行の3人も期待していなかった予想外の大展望に大感激で、リーダーの私としても楽しい山行でした。

【1日目】 …上高地 ー 横尾山荘

河童橋からの穂高・岳沢

                           / 河童橋から焼岳

   

明神                        / ハシリドコロ     / アズマイチゲ

           

 徳沢

       

横尾                        / 夕食            /  朝食

            

【2日目】 …横尾山荘 ー 蝶ガ岳ヒュッテ

横尾の朝

 槍見台(最近道標が付いた)

従来からの槍見台から(なんちゃって槍見台の道標がある)

                

樹林帯を抜けた場所から … 槍から穂高連峰の大展望

 

 

蝶ガ岳 稜線に飛び出し 大展望

 乗鞍岳

                

槍ヶ岳

 

               

                                                 / 夕餉

           

【3日目】 …蝶ガ岳ヒュッテ ー 徳沢 ー 上高地

      

 

 

 

 涸沢小屋遠望

      

下山、梓川畔を歩く

   

上高地河童橋に着く

 =おわり=


・東海道を歩く(3) 横浜ー<神奈川宿>ー<保土ヶ谷宿>ー<戸塚宿>

2015-05-04 23:59:59 | 東海道

2015年5月4日 東海道のてくてく歩き、3回目はJR横浜駅から歩き始め京急神奈川駅・神奈川宿から保土ヶ谷宿を経て戸塚宿のJR戸塚駅まで15Kmを歩きます。   今回はグループでのイベント時、別の行事と重なり参加できなかったので一人で同じコースを歩きます。

11時前に横浜駅に着き、京急神奈川駅を通り【神奈川宿】から街道歩き開始です。曇りがちの天気ながら晴れ間もあり暑くなりそうです。   神奈川宿はマンションが両側に林立する道ですが所どころに横浜開港に関わる遺跡が残ります。途中分かりずらい場所があり勘違いして違う道を歩いてしまいましたが戻り、事なきを得ました。     【保土ヶ谷宿】に入ると昔ながらの商店街で市の様なものをやっています。商店街を抜けると東海道本線を渡り、国道1号線に沿って歩きますが本陣・脇本陣・一里塚が残っています。国道1号を別れ有名な「権太坂」です。それ程急ではないですがだらだらと続きます。この辺りから果樹園があったりして暫くは郊外の趣です。一里塚が残っていたりして地名も江戸を思わせるものがあります。東戸塚駅近くから再度国道1号と一緒になりやがて【戸塚宿】に入ります。戸塚宿の入口はまだ見るべきものはありません。柏尾川を渡り、改築中のJR戸塚駅に着き、今回の一人での3回目の東海道歩きは終了です。    横浜からの歩行距離14.8KM・ 時間 5時間強 でした。

 京急神奈川駅

       

<神奈川宿>     …

神奈川…台之景  宿場の西はずれは神奈川台と呼ばれる断崖絶壁の高台 海の眺めとうまい料理が売物の茶屋が並ぶ 街道には客引きの留女 

横浜港の変遷図 …

 神奈川駅から国道1号越え、丘上の本覚寺…米国領事館として使われた跡地

       

大網金毘羅神社                              / 広重 版画図紹介

                

田中屋(坂本竜馬の妻・おりょうが働いたという料亭)

   

 神奈川の台と茶屋 ここ台町あたりは神奈川湊を見下ろす景勝の地であった 「東海道中膝栗毛」の図の「櫻屋」が田中家あたり

神奈川関門跡碑   / 勧行寺                   / 浅間神社

              

大山道道標跡…八王子方面の「絹の道」追分        /江戸方見付跡…保土ヶ谷宿の出入口

                  

<保土ヶ谷宿> … 新町橋(雉子橋と雉子川)

朝暗いうちに江戸を立ち、八里九丁(約32km)を歩いた旅人はこの保土ヶ谷か、あと二里九丁(約8.8km)を歩いて戸塚で泊まった  『東海道中膝栗毛』では旅人に留め女が群がる一幕に、弥次・喜多は「お泊りはよい程谷ととめ女戸塚前(とっつかまえて)てはなさざりけり」と一句しゃれる

保土ヶ谷…新町橋  橋を渡る駕籠と荷を担ぐ供の者 橋の向こう側では「二八そば」の行灯の前で客を呼び込むそば屋の女

 橘樹神社…氏神様  / 旧帷子橋跡…相鉄「天王町」駅前の商店街にある / 旧 中橋跡…宿を横切っていた今井川跡

             

遍照寺        / 助郷会所跡…人馬の手配場所    / 高札場跡…規則を掲示した場所

                   

金沢道道標…金沢、浦賀、鎌倉方面への分岐点を示す道標四基が立つ  うち一基に“保土ヶ谷の枝道曲がれ梅の花”という句が刻まれ、南七キロの杉田の梅園を詠う

東海道線踏切を渡る…右方面が小田原

保土ヶ谷本陣刈部(軽部家)

               脇本陣跡(水屋与兵衛門)

保土ヶ谷の一里塚跡…日本橋から八里目  上方見付跡…保土ヶ谷宿の京口

     外川神社      

樹源寺…明治の新史劇作者、山崎紫紅の墓 / 稲荷神社         / 道祖神

                 

権太坂…昔から旅人泣かせで有名な坂であった 今では緩やかになったとはいえ、上り坂がだらだらと1.5kmも続き、うんざりさせられる   「箱根駅伝」の権太坂は国道1号の事でランナーは苦しいだろうが、本物の権太坂のほうがさらに急である

         

       

境木地蔵尊…武蔵と相模の国境 地蔵は峠の守り神だったという このあたり旅人が休憩する「立場」で富士山を眺め食する「ぼた餅」が名物

          

焼餅坂…

          

品濃一里塚…二つの両塚が現存する 日本橋から九里目

 

 

旧東海道(品濃坂)道標

    

●●  東戸塚駅近くの柏尾小あたりで遅い昼食を摂る  ●●

戸塚宿入口 江戸方見付跡…

<戸塚宿> …  宿場入口の柏尾川の吉田橋

東海道第五宿、日本橋から十里十八町(41km) 江戸時代の旅人は普通1日でこの距離を歩き通した 

戸塚…元町別道 橋のたもと「左りかまくら道」の道標 駄賃場から縁台に飛び降りる男と出迎えの茶屋女 杖を手に菅笠を外す旅の女 茶屋「こめや」の軒先に下がっているのは講中札

 戸塚駅

=おわり=


・甲州街道歩き (10)甲斐大和ー酒折

2015-05-02 23:15:27 | 甲州街道てくてく

2015年5月2日  十日目の今回、甲斐大和から甲府の手前酒折まで約17Kmを歩く予定です。 今日の参加者は女性4名、男性4名の8名です。

9時半に甲斐大和駅に集合し、途中昼食を摂れるレストラン等がないという事でコンビニで弁当・他を調達し歩き始めました。 晴天で、甲府盆地の暑さが予想されます。 <鶴瀬宿>では国道沿いには見るべきものはありませんが脇道の旧道に入ると芭蕉句碑や「武田不動尊」とか色々でてきます。 <勝沼宿>は柏尾橋からという事で近藤勇が敗れた古戦場碑があります。葡萄郷の勝沼では地酒ビール・ワインを作る店先を借りて昼食を摂りました。いつも期待を裏切られる地ビールですがこの店のビールは濃厚な味と爽やかさがあり美味しかったです。 <栗原宿>は知られていないが歌舞伎が演じられたという神社があるという事です。旧道は日川の堰堤上を歩きますが川風が涼しいとはいえ日差しが強くきつい歩きです。   日川・笛吹川の堰堤歩きを終り笛吹川を渡って<石和宿>に入ります。石和は武田氏の故地という事や甲府の手前という事で神社や遺跡が多くみられる様に思えます。  やがて 酒折の駅に着き長く暑い今日の街道歩きは終わりです。これから夏に向かい、増々の暑さに先が思いやられます。   

駒飼宿-鶴瀬宿 / 勝沼宿      / 栗原宿-石和宿         /  塩山     

             

甲斐大和駅       / 駅上橋から俯瞰   / 駅裏広場の武田勝頼像

                  

<鶴瀬宿> …

            

”観音の甍見やりつ花の雲” 芭蕉

武田不動尊

     

 

                <勝沼宿> … 

                柏尾 近藤勇 古戦場

              

 柏尾山大善寺

前方に南アルプス(白根三山)が見える甲州街道を歩く

勝沼本陣跡: 本陣槍掛けの松                  / 勝沼に残る明治の 旧田中銀行

                     

諏訪神社

                

●●● 小さなワイン醸造所の店内を借りて昼食を摂った ●●●    「甲斐ドラフトビール」 ~大和葡萄酒

 

延命地蔵尊の???     /  常夜灯

      

<栗原宿> …

日川堰堤上の旧道を歩く

本流 笛吹川   を渡る

<石和宿> …甲州伊沢暁(こうしゅういさわのあかつき)   葛飾北斎の浮世絵風景画『富嶽三十六景』

ほのぼのと明るくなった早朝の風景で、遠くに見える富士は闇をまとっている。宿内には出立する人馬の様子が描かれている。             位置関係から石和宿北方の大蔵経寺山からの眺望であると考えられており、画面右下に大蔵経寺山が見え、手前に甲州街道と石和宿、奥に鵜飼川(笛吹川)と鎌倉往還の板橋が見える。画面右端の続きには北斎も帰依していたと考えられている日蓮宗の寺院である遠妙寺が所在しているが、画面には描かれていない。              実際に石和宿からは御坂山地に遮られて富士を望むことはできないが古くから名所として知られ、石和宿は明和4年(1767年)の河村岷雪『百富士』においても描かれている。

遠妙寺

        

                 / 石和本陣跡           /  八幡宮

                    

酒折宮入口     / 酒折宮

      

=終り=