2015年5月2日 十日目の今回、甲斐大和から甲府の手前酒折まで約17Kmを歩く予定です。 今日の参加者は女性4名、男性4名の8名です。
9時半に甲斐大和駅に集合し、途中昼食を摂れるレストラン等がないという事でコンビニで弁当・他を調達し歩き始めました。 晴天で、甲府盆地の暑さが予想されます。 <鶴瀬宿>では国道沿いには見るべきものはありませんが脇道の旧道に入ると芭蕉句碑や「武田不動尊」とか色々でてきます。 <勝沼宿>は柏尾橋からという事で近藤勇が敗れた古戦場碑があります。葡萄郷の勝沼では地酒ビール・ワインを作る店先を借りて昼食を摂りました。いつも期待を裏切られる地ビールですがこの店のビールは濃厚な味と爽やかさがあり美味しかったです。 <栗原宿>は知られていないが歌舞伎が演じられたという神社があるという事です。旧道は日川の堰堤上を歩きますが川風が涼しいとはいえ日差しが強くきつい歩きです。 日川・笛吹川の堰堤歩きを終り笛吹川を渡って<石和宿>に入ります。石和は武田氏の故地という事や甲府の手前という事で神社や遺跡が多くみられる様に思えます。 やがて 酒折の駅に着き長く暑い今日の街道歩きは終わりです。これから夏に向かい、増々の暑さに先が思いやられます。
駒飼宿-鶴瀬宿 / 勝沼宿 / 栗原宿-石和宿 / 塩山
甲斐大和駅 / 駅上橋から俯瞰 / 駅裏広場の武田勝頼像
<鶴瀬宿> …
武田不動尊
<勝沼宿> …
柏尾 近藤勇 古戦場
柏尾山大善寺
前方に南アルプス(白根三山)が見える甲州街道を歩く
勝沼本陣跡: 本陣槍掛けの松 / 勝沼に残る明治の 旧田中銀行
諏訪神社
●●● 小さなワイン醸造所の店内を借りて昼食を摂った ●●● 「甲斐ドラフトビール」 ~大和葡萄酒
延命地蔵尊の??? / 常夜灯
<栗原宿> …
日川堰堤上の旧道を歩く
本流 笛吹川 を渡る
<石和宿> …甲州伊沢暁(こうしゅういさわのあかつき) 葛飾北斎の浮世絵風景画『富嶽三十六景』
ほのぼのと明るくなった早朝の風景で、遠くに見える富士は闇をまとっている。宿内には出立する人馬の様子が描かれている。 位置関係から石和宿北方の大蔵経寺山からの眺望であると考えられており、画面右下に大蔵経寺山が見え、手前に甲州街道と石和宿、奥に鵜飼川(笛吹川)と鎌倉往還の板橋が見える。画面右端の続きには北斎も帰依していたと考えられている日蓮宗の寺院である遠妙寺が所在しているが、画面には描かれていない。 実際に石和宿からは御坂山地に遮られて富士を望むことはできないが古くから名所として知られ、石和宿は明和4年(1767年)の河村岷雪『百富士』においても描かれている。
遠妙寺
/ 石和本陣跡 / 八幡宮
酒折宮入口 / 酒折宮
=終り=
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます