2015年6月1日 W校友会クラブで榛名山に行きました。 8名の参加です。貸切バスで行くか電車で行くかすったもんだしたあげく、バス料金より約半額で行ける電車で行くことになりました。
朝のうちは曇りがちの天気でしたが榛名湖に着く頃には晴れてきました。1000mをちょっと超す湖畔は以外と涼しいです。バス停から湖畔を少し歩き登山開始です。 途中で硯岩という露岩の岩峰に寄り道し眼下の素晴らしい榛名湖を望みます。榛名富士から相馬山等外輪山が一望できました。 今回の目的の山、掃部ケ岳への登りは殆ど(全部?)が丸太でできた階段です。これで終わりかと思うとまだまだ続きしっかりと汗をかかされます。山頂で昼食後下山ですが、予定よりだいぶ早く降る事が出来ました。下山のコースは登りとは違い滑だらかで所々ツツジが残る歩きやすい道です。峠に着いてからは1時間の林道歩きで湖畔のバス道に着きました。 ここからバスで榛名湖畔の温泉に行き、さっぱりしてから帰宅しました。
高崎駅
榛名湖
湖畔を登山口へ向かう / ルピナスの花 / 登山口
硯岩からの展望 : 榛名富士
山頂への階段を登る
山頂手前からの展望
山頂 / 下山して 杖ノ神峠 / 榛名湖温泉
湖 畔 の 宿
作詩 佐藤惣之助 作曲 服部良一
昭和15年 (高峰三枝子)
1 山の淋しい 湖に
一人来たのも 悲しい心
胸の痛みに 耐えかねて
昨日の夢と 焚き捨てる
古い手紙の うすけむり
2. 水にたそがれ 迫る頃
岸の林を 静かに行けば
雲は流れて むらさきの
薄きすみれに ほろほろと
いつか涙の 陽が落ちる
3. ランプ引き寄せ 故郷へ
書いてまた消す 湖畔の便り
旅の心の つれづれに
ひとり占う トランプの
青い女王の 淋しさよ
「ひとり来た湖」はどこかが話題になり、舞台探しが行われました。作詞者・佐藤惣之助の足跡から長野県の諏訪湖、静岡県の浜名湖、山梨県の山中湖などの諸説が生まれましたが、昭和63年(1988)2月、佐藤惣之助の手紙が見つかり、モデルは群馬県の榛名湖だとわかりました。
手紙は昭和17年(1942)、彼が亡くなる少し前、榛名湖畔の旅館「湖畔亭」の仲居に宛てたものもので、問題の箇所は次のようになっています。
「『湖畔の宿』は榛名湖のことではあるが、あの中のことは全く夢だよ。ああいう人もあるだろうとおもったので書いたもの。宿は湖畔亭にしておこう……」。
=おわり=