ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

2009四国巡礼の旅 第8日目(最終日)

2009年05月16日 | ウマさんの四国巡礼の旅2009
2009年5月16日(土)

いよいよ最終日、この日は丸亀市に住む友人と会う約束をしている。
向かいの岡山市からもう一人の友人も駆けつけてきて3人で会うことになっている。

二人を待つ間、待ち合わせ場所の道の駅「うたづ臨海公園」で昔の入浜式塩田が再現されていたのでカメラに収めた。
海水を柄杓で汲んで砂の上に撒いているところ。


海水が蒸発したところで表面の濃い塩分を含んだ砂をかき集めている。


この塩分が付いた砂を浜の中にある沼井[ぬい]に集める。
その上にさらに海水をかけて塩分を溶かし出し、より濃度の高い塩水を作るのだそうだ。
塩田で作られた濃い塩水は、塩田の地下をめぐる水路で釜屋[かまや]という建物の中に運ばれる。
そこで石製の釜で煮つめられ、塩が出来上がるのだそうだ。
残念ながら、釜屋は工事中で6月にOPENする予定とのこと。



全員揃ったところで、早速「沙弥島」(しゃみじま)に向った。
沙弥島から瀬戸大橋を望む。
瀬戸内海に面して静かな砂浜が広がり、絶好のビューポイントとなっている。


砂浜に石についたままのワカメが打ち上げられていた。
友人と一緒に拾って土産に持ち帰ることにした。


直ぐに箱一杯になった。
味噌汁の具や酢醤油、ドレッシングで食べると実に美味しい。


昼時になり、本場の讃岐うどんを食べに行った。
普通の民家のような構えだ。
客が列を作って並んでいたが、これは少ない方らしい。


大きな釜でうどんを茹でているところ。
友人によれば、熱湯で短時間に茹でるのがうどんの腰の良し悪しを決めるとのこと。
うどんの玉は2つ(大)入れるのが普通のようだ。


トッピングは自由に選んで自分で入れる。料金は自己申告で後払いである。


薬味のねぎを乗せて、いりこだしの効いた汁をかけて出来上がり。
実に美味しかった。半生麺を売っていたので土産に買った。


讃岐うどんをごちそうになった上、次の丸亀城に向う途中、是非にと案内されたのが「八十場のところてん」屋だ。
江戸時代から続くところてんの専門店で、お遍路さんにも人気があるという。


普通の酢醤油の他、きな粉みつ砂糖酢醤油黒みつ の4種の味が味わえる。


4つ全部注文して、皆で食べ合うことにした。
なかなか美味であった。


最後に「丸亀城」に案内された。
標高66mの亀山に築かれた平山城で、「石の城」と形容されている名のとおり、石垣が立派である。


400年前に造られたもので、美しさと堅固さを誇ってそそり立つ石垣は見ごたえがある。
石垣の上端は垂直に立ち、徐々に緩やかな曲線を猫く優美な姿は、丸亀城壁の美しさである。
石垣の周りを歩いて一周できる。


日本一小さな現存の木造天守閣だそうである。


三の丸月見櫓跡から讃岐富士(飯野山 421.9m)を望む。
ここから友人の家が見えた。もちろん家からもお城がはっきりと見えるとのこと。
城下町に住んでいるとはなんとも羨ましい限りである。


丸亀市、岡山市の友人との元気な再会を約して四国を後にした。


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