2010年10月3日(日)
常陽ウイークリーを読まれた方はご存知と思われるが、この日牛久生涯学習センターの
文化ホールにおいて「はつらつ一座公演」があると言うので、散歩を兼ねて観にいった。
効果音を一人で担当し、重要な役割を担っている座員の一人が実は、「健康ウォーキングの会」
の会長なのである。
1時間半かけて現地に到着したのは、12時15分。
まだあまり人が押しかけている様子ではない。少し早すぎたようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/48/61e1b3fa9c715fbe69ac326a1a7bdf7a.jpg)
牛久生涯学習センター文化ホールの横にグラウンドがあるので、
覗いてみると、子供達の野球の試合が行われていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/2e/62bfac29a0590bb07b79a968267b0586.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/67/6312380e302095685b435546924699a5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/cd/d4e5fe4c75f1b9432c8898d4be20d34a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/69/5788ba3a9c110aadf2de7320276fab40.jpg)
ゲームセットは12時40分、
ちょうど良い具合に終わってくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/0c/dedec130096702d7a8a034e45ce09a7f.jpg)
文化ホールには既にかなりの人が並んでいた。
開場は13時ちょうどとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/82/848961c7b35163956f8643790df79430.jpg)
後ろを見ると続々と人が並んでいる。
ホールの中は直ぐに人で一杯になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/af/be72d7875e15c0e9fcfc8a5e79b63120.jpg)
13時開場となり、次々と席が埋まってゆく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/71/b9cdd62eb0e3b67f3422301538f6131f.jpg)
ちょっと見、八割を超える入場者であろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/78/f2317533120577af5e92cc6dcb128351.jpg)
池辺勝幸牛久市長の挨拶、来賓の紹介と続き、いよいよ開演である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cc/52506740e618f8dcb449f1331f525185.jpg)
「幽霊暁に去る」の全八場の「はじまり、はじまり~」
時は、お江戸の名残りを色濃く残した、明治十年頃のお話し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/78/b0e3e74e694bd808e504e7ec99ff290d.jpg)
時代は変わっても変わらないのが長屋の賑わい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d5/d051eb61db2840151b8893fb489c98b2.jpg)
その一画に住む大工の八五郎、博打好きが仇となり、
妻お豊はあきれ果て家を出て行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/aa/53b28152ac2fb7a384385287165ee147.jpg)
その数日後、隣の留吉と大川に釣りに出ての帰り際、
足元に舎利頭が! 『こんな所で可愛想に』と念仏を唱え、
懇ろに埋めてやる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ef/bdc1355db3eea05ccd480b8a5a8a812a.jpg)
その夜、留吉と酔って帰宅、誰も居ないはずの家に灯りが!
『お豊、戻ってきたか』と思いきや、美しい武家娘が八五郎を出迎える。
ギョッ!として『お前さん誰?』
『先程大川で供養賜った者で名は琴美、兄と共に父の仇を討つ為に
江戸に参りましたが、船の事故で兄は行方知れず』と嘆く。
『よし、任せとけっ!』と威勢よく引き受ける江戸っ子八五郎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/df/a9df382a68feaa8d49e422372e6c7d22.jpg)
琴美が置いていった香を焚き、自分も琴美のような美人の幽霊に
会おうとしたが、香を焚き過ぎて、親の幽霊が出てきて、面食らう留吉。
『早く嫁を娶れっ!』と説教される始末。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/92/f249facdbcb11bc58a43b57860ed4bd7.jpg)
琴美の仇打ちを助け、琴美を何とか成仏させようと、長屋の連中を巻き込んで
兄上と敵の捜索開始をと張り切る八五郎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/3d/c53ffeb19fe51ce478182bdb574500bc.jpg)
琴美の兄と仇の果し合い。
仇となった元水戸天狗党討伐武士は進んで討たれようとする。
しかし、琴美の兄は、目の見えない自分を助けてくれたうえ、
医者に育ててくれた恩人を仇討つ、という気持ちはさらさらない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/39/0dff70a9144b8acbdd03b1816e7ef8a6.jpg)
長屋の連中が琴美の兄の応援に駆けつける。
そこにたまたま通りかかった警官、『明治政府では仇討ちは
ご法度、仇討ちすれば逮捕っ。時代は変わった』と説得。
両者納得したのを受け、警官は知らなかったこととして立ち去る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c1/a93a4566c9e15497aca64669a36bd288.jpg)
長屋に駆けつけた兄上は、琴美との再会を果たした。
兄上に『恩人であるお方を仇討ちをすることはない』ことを聞かされ、
琴美も納得する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9d/5c41879c8ec7ccc8d657780044d8eb3b.jpg)
夜明け前、琴美は無事成仏してこの世を去ってゆく。
八五郎の妻お豊も戻り、留吉は酌婦おときと夫婦になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/d9/0b00ebbf2e14c8bcc325ba58dbe7337b.jpg)
夜明けの長屋にまた変わらぬ賑わいが戻って、めでたしめでたしっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/de/abe4166d852e948c0691957361c7afd3.jpg)
役者さん全員が揃い、座長が代表して挨拶
三本〆、『これにてお終いに御座いっ!!』
いやぁ、皆さんとても素人とは思えません。
平均年齢67歳とは思えないほど若々しく、熱の入った演技でした。
2時間半、たっぷりと楽しませていただきました。
茨城訛りの江戸っ子弁は、ご愛嬌というものでしょう。
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常陽ウイークリーを読まれた方はご存知と思われるが、この日牛久生涯学習センターの
文化ホールにおいて「はつらつ一座公演」があると言うので、散歩を兼ねて観にいった。
効果音を一人で担当し、重要な役割を担っている座員の一人が実は、「健康ウォーキングの会」
の会長なのである。
1時間半かけて現地に到着したのは、12時15分。
まだあまり人が押しかけている様子ではない。少し早すぎたようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/48/61e1b3fa9c715fbe69ac326a1a7bdf7a.jpg)
牛久生涯学習センター文化ホールの横にグラウンドがあるので、
覗いてみると、子供達の野球の試合が行われていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0b/70c0c47e08f6b2ee8085ec437fe3f307.jpg)
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ゲームセットは12時40分、
ちょうど良い具合に終わってくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/0c/dedec130096702d7a8a034e45ce09a7f.jpg)
文化ホールには既にかなりの人が並んでいた。
開場は13時ちょうどとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/82/848961c7b35163956f8643790df79430.jpg)
後ろを見ると続々と人が並んでいる。
ホールの中は直ぐに人で一杯になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/af/be72d7875e15c0e9fcfc8a5e79b63120.jpg)
13時開場となり、次々と席が埋まってゆく。
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ちょっと見、八割を超える入場者であろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/78/f2317533120577af5e92cc6dcb128351.jpg)
池辺勝幸牛久市長の挨拶、来賓の紹介と続き、いよいよ開演である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cc/52506740e618f8dcb449f1331f525185.jpg)
「幽霊暁に去る」の全八場の「はじまり、はじまり~」
時は、お江戸の名残りを色濃く残した、明治十年頃のお話し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/78/b0e3e74e694bd808e504e7ec99ff290d.jpg)
時代は変わっても変わらないのが長屋の賑わい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d5/d051eb61db2840151b8893fb489c98b2.jpg)
その一画に住む大工の八五郎、博打好きが仇となり、
妻お豊はあきれ果て家を出て行く。
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その数日後、隣の留吉と大川に釣りに出ての帰り際、
足元に舎利頭が! 『こんな所で可愛想に』と念仏を唱え、
懇ろに埋めてやる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ef/bdc1355db3eea05ccd480b8a5a8a812a.jpg)
その夜、留吉と酔って帰宅、誰も居ないはずの家に灯りが!
『お豊、戻ってきたか』と思いきや、美しい武家娘が八五郎を出迎える。
ギョッ!として『お前さん誰?』
『先程大川で供養賜った者で名は琴美、兄と共に父の仇を討つ為に
江戸に参りましたが、船の事故で兄は行方知れず』と嘆く。
『よし、任せとけっ!』と威勢よく引き受ける江戸っ子八五郎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/df/a9df382a68feaa8d49e422372e6c7d22.jpg)
琴美が置いていった香を焚き、自分も琴美のような美人の幽霊に
会おうとしたが、香を焚き過ぎて、親の幽霊が出てきて、面食らう留吉。
『早く嫁を娶れっ!』と説教される始末。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/92/f249facdbcb11bc58a43b57860ed4bd7.jpg)
琴美の仇打ちを助け、琴美を何とか成仏させようと、長屋の連中を巻き込んで
兄上と敵の捜索開始をと張り切る八五郎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/3d/c53ffeb19fe51ce478182bdb574500bc.jpg)
琴美の兄と仇の果し合い。
仇となった元水戸天狗党討伐武士は進んで討たれようとする。
しかし、琴美の兄は、目の見えない自分を助けてくれたうえ、
医者に育ててくれた恩人を仇討つ、という気持ちはさらさらない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/39/0dff70a9144b8acbdd03b1816e7ef8a6.jpg)
長屋の連中が琴美の兄の応援に駆けつける。
そこにたまたま通りかかった警官、『明治政府では仇討ちは
ご法度、仇討ちすれば逮捕っ。時代は変わった』と説得。
両者納得したのを受け、警官は知らなかったこととして立ち去る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c1/a93a4566c9e15497aca64669a36bd288.jpg)
長屋に駆けつけた兄上は、琴美との再会を果たした。
兄上に『恩人であるお方を仇討ちをすることはない』ことを聞かされ、
琴美も納得する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9d/5c41879c8ec7ccc8d657780044d8eb3b.jpg)
夜明け前、琴美は無事成仏してこの世を去ってゆく。
八五郎の妻お豊も戻り、留吉は酌婦おときと夫婦になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/d9/0b00ebbf2e14c8bcc325ba58dbe7337b.jpg)
夜明けの長屋にまた変わらぬ賑わいが戻って、めでたしめでたしっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/de/abe4166d852e948c0691957361c7afd3.jpg)
役者さん全員が揃い、座長が代表して挨拶
三本〆、『これにてお終いに御座いっ!!』
いやぁ、皆さんとても素人とは思えません。
平均年齢67歳とは思えないほど若々しく、熱の入った演技でした。
2時間半、たっぷりと楽しませていただきました。
茨城訛りの江戸っ子弁は、ご愛嬌というものでしょう。
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