ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

旧水戸街道若柴宿 坂道探訪

2011年03月04日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2011年3月4日(金)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、
本年第9回「旧水戸街道若柴宿の坂道」を探訪するウォーキングに参加した。


この日の集合場所、牛久沼揚水機場
真冬に逆戻りの冷え込みにも関わらず、22名が集まった。


真っ青な空が眩しい。
寒いので、いつもより入念に準備体操をして・・・


9時45分、出発だ。


佐貫駅へ通じる道。


佐貫駅で、体調を整えて・・・
佐貫駅はあまり利用したことはなかったが、駅前が広いのに感心した。


この日のコースを紹介してもらったOさんを先頭に若柴宿へ向かう。


江川を渡る。


若柴宿最初の坂道は、”足袋屋坂”だ。
坂の上り口に咲いたやぶ椿を見上げる。


足袋屋坂の特徴は、坂道の片側が大きくえぐれていて、木の根が張りだしているところだろう。
昨年下見をした時には草が生い茂っていたので、よく分からなかったが、根っこの力凄さが感じられる。


いったん足袋屋坂の上り口に戻り、”ねがらの道”を進む。
ねがらとは根がはびこるという意味だ。


やぶ椿のトンネルが続く。
今は舗装されて見えないが、昔は木の根があちこちにはびこっていたのだろう。


延命寺坂を通り過ぎ、旧水戸街道の緩やかな大坂を上ると、矢坂神社がある。
若柴宿の入口に当る。


この辺りは、旧街道だがけっこう車が多いので注意が必要だ。
さきほど通り過ぎた”延命寺坂”へ向かう。


梅の花が満開である。ほのかに梅の香りが漂ってくる。


延命寺坂から旧水戸海道へ戻り、案内に従って流坂へ進む。
流坂”もまた緩やかな勾配の坂道になっている。


鬮神社(くじじんじゃ)
当会にはくじに興味がある人は少ないのか、本殿(祠)まで出向いてお参りする人はまばらだ。


御手洗の池(おみたらしのいけ)
”おてあらい”ではない。


御手洗の池を過ぎると、鬱蒼とした竹林がある。


星宮神社


星宮神社は、常陸国太守平貞盛ゆかりの神社で、北斗七星や北極星が名前の由来になっている。


ここで軽い休憩を摂り、次の金龍寺へ向かうことにした。


若柴宿の名残だろうか、立派な構えの家が多い。
ひと際目立つ門構えである。


金龍寺参道の入り口


その真ん前に、若柴宿内にある唯一の飲食店”田舎庵”という蕎麦屋がある。
常に並んで待つほどの人気がある店だそうだ。
是非一度かみさんでも連れて訪れてみたいものである。


金龍寺の参道
参道の左側にはお墓がびっしりと並んでいる。


金龍寺は、元享元年(1321)新田義貞の創建、天真禅師の開基と伝えられている古刹である。
新田氏歴代の菩提寺として、はじめは上州新田郡(群馬県太田市)にあったが、
天正十八年(1590)義貞の子孫由良国繁が太田金山城から牛久に国替えになったときに、寺も一緒に移築された。


今も本堂内には新田家の仏壇が設けられ、本堂裏の薄暗い木立の中には、義貞以下、新田氏代々の墓が残っている。


静かに眠る新田家の墓に手を合わせ、金龍寺を後にした。


金龍寺を出て直ぐ”鍛冶屋坂”がある。


昔は、両側に鍛冶屋が並んでいたことから鍛冶屋坂の名が付けられている。
今は何も残っていない。細い坂道があるだけだ。


鍛冶屋坂を下り、”椿の小径”を足袋屋坂の方へ折り返す。


足袋屋坂まで戻り、元来た道を引き返し、再び江川を渡る。
風が冷たい。


佐貫駅で体調を整えて・・・
寒いとトイレが近くなるのは自然の摂理である。


後ろに見えるのは、2両編成の関東鉄道竜ヶ崎線だ。


皆で渡れば怖くない? 
『ちゃんと横断歩道を渡りましょうね!』(青なので信号無視ではない)


スタート地点の牛久沼揚排水機場が見えてきた。


12時5分、ほぼ予定どおりゴールだ。
いつもの整理体操をして、『はいっ、今日もお疲れ様でしたっ!』


いつもは、ここで解散となるのだが、この日は午後から「総会」が予定されている。
この後、みんなで揃って昼食に向かった。


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