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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

吉野家さんの多角化

2007-12-14 05:30:37 | Weblog
吉野家がはなまるさんを子会社化してから、もう2年ぐらいになるのかな?

新聞に、ステーキの「どん」さんを買収したと書いてあった。
アメリカ産の牛肉の調達で相乗効果を出すためと書いてあったけど、どうなんだろう?
総合外食産業を目指すと社長おっしゃる。

うどんジムは、一切調べてないので、勝手に、自分ならこう思うというだけだけど、牛丼販売停止のときのように、BSEがらみで、主力が販売できなくなるようなリスクの大きい状態ではやってられんと思う。

牛丼肉はアメリカ産じゃないと、脂の乗りがよろしくないそうだけど
ステーキなら、オーストラリア産でもよかろうとか、

もし、メタボの流行でサラリーマンの食がライト志向になっても、はやく、安く食べたいという需要は残るだろうから、うどんもありだなあとか

メタボ対策としては、すしの「京樽」さんを傘下にしてるように、魚もありだなあとか

資産形成や投資信託のポートフォリオのように、事業も、事業環境の変動に対して相関関係が希薄になるよう、それでいて、調達などでシナジーが出るように、事業ポートフォリオを組まないといけないんだと思う。

吉野家さんにとって、多角化は、選択肢とか権利じゃなくて義務だったんだと思う。
たまたま、あのときは、従業員をあまり切らずにすんだらしいけど、何かあったときに、雇用を放棄して、従業員が生活できなくなるようなリスクに手が打たれてないとしたら、もしその有効な手が多角化だとしたら、それをしない会社は、人道的なというか社会的なというかいろんな意味の責任を放棄してると思う。

こういう勝手な想像をしといてから、本を読んだり、有識者や関係者の話を聴くとたぶん、現場で応用できる程度に話が頭によく入るんでないかと思う。