内田ブログ -ももくり3年書き始め-

中野新橋・内田工務店がお届けする楽しい日常顛末記

イアの街

2013-06-28 | ギリシャ旅行記

いよいよイアの街に行く時間が来た。フィラからバスに乗っていくことにした。1.6ユーロ。

フィロスティファニから乗ると混んでいて座れないと聞いていたので。バス停留所に行ってみた。すると何台ものバスが止まっていてどれがイア行のバスかわからない。観光客もわからずただうろうろするばかりだ。時刻表によれば、出発時間だが一向にその気配がない。チケット売り場に聞いても「ペイオンザバス」としか教えてくれない。どうなってるんだこの国!

待つこと30分、どこからともなく中年のおじさんが現れて、「イア、イア」と叫ぶのであります。もしかして、これはイア行のバスのことを言っているんじゃないか、観光客がおじさんについて行く。わしらもそれにならってついて行くことにした。

そしたらなんと、イアからのバスがやって来た。イア行かとみんなが尋ねると、おじさん「イア、イア」と答えるだけ。とにかくイア行のバスに乗れたのでホットした。お金のある観光客やツアーガイド付きの人は、エアコン付のタクシーかワゴン車でさっさと時間通りにイアへ行きます。何の苦労もない。まあ、これが旅のそれぞれと言うことです。

このバスのおかしなところは、本当に車内で車掌さんみたいな私服の人が運賃を集めることです。車内は立つ人がいるほど混んでいるのに、かき分けて集めに来るのです。乗るときに集めればいいと思うのだけれど。チケット売り場があるのに売らない。訳わかんないです!

そして、途中のバスストップで降りるときはその車掌さんにあrかじめ言っておくと、その車掌さんがバスストップに近づくと大声で叫ぶのであります。イアが終点でよかった。

ついに憧れのイアに着きました。東京で散々ブログをみて研究していたので、その通りでした。期待に胸膨らみます。

上はバスターミナル、下はイアの中心広場。

おなじみの鐘。

碧い屋根の教会。

風車。

しかし、どうだろう?確かにブログの写真で見た風景なんだけど、無味乾燥としていて、ブログの人たちのような感動がない。

飛んでます。

完璧な構図です。

やはりあるのは、ホテルとタベルナとお土産屋、それに教会と鐘と風車、階段道。誰が写真を撮っても、良い写真が撮れると思う。巨大なテーマパークホテルのなかを歩いているようなものかな。

期待が大きいとそれほどでもないことがよくある。期待を裏切らないということは本当に素晴らしいということだろう。あまり期待しない方が、かえって良いことがある。そんな気持ちです。

それでも、イアで一つだけ良いものを見させてもらいました。

それがこの写真です。まさにこれがサントリーニ島の意味なのです。

恋人たちのリゾートなんだ。幸せな気分になれる。ちょっと羨ましい。最高に幸せそう。



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