ボランティアレポートのつづきです。現地レポートは青い字です。
作業後のお風呂は、最高です。魚やヘドロにまみれたあとは特に。水道・電気・ガスが復旧していない地域もあるので、千葉の自衛隊による仮設風呂「松戸の湯」へ。
鉄パイプを組み立てた湯船に入浴剤いりの湯、石鹸やシャンプーも揃って無料。なんと、クロワッサンとペットボトルつきです。自衛隊に「ありがとう」といいました。隊員さんも「喜ばれるので、やりがいを感じます」とのこと。小さなテントに寝泊まりしながの救援活動、お疲れさまです。いっそ、丸ごとレスキューになればよいのに。
日本はもちろん、世界の被災地や難民キャンプ、最貧困地域などでは、銃を持った迷彩服よりも、救援資材や重機を持った青色・オレンジ色のユニフォームのほうが、ずっと重宝されるだろうに。
いよいよ被災地を離れます。僕たちのあとには「全教」(学校の先生の労働組合)のメンバーが100人単位で石巻へ。民青も明日、岩手県一関市に支援センターを開設します。
「自分で役に立てるのか」
「ボランティアは自己満足なんじゃないか」
「どんな顔をして被災者にあえばいいのか」…
様々な不安や躊躇を乗り越えて、現地に入った参加者たち。
今は、
「『なにかしたい』という思いを持って駆けつけたこと自体が、被災者を支える力になっていた」
「前をむいてがんばる被災者に、こちらが勇気をもらった」
「TV報道が少なくなる中、現地をみた自分たちが実態を伝え、支援の輪を広げよう」
「現地入りを躊躇している人の背中を押そう」
などが共通の思いになりました。
東京に帰ったら、報告集をつくり、大学や街頭での報告会や募金活動などにとりくむ予定です。
ぜひ、周りの方に実態を伝え、ボランティアや募金など、条件にあわせて支援の輪を広げてください。
「1人ひとりは非力だけれど、無力じゃない」──今回のボランティアで、もっとも実感したことでした。
被災者とともに現実に立ち向かい、ともに前に進みましょう。
(おわり)
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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