いゃー、都議選の結果、驚きましたね。
民主有利だとは予想してましたが、その予想を超える勝利にむしろ不安がよぎるくらい。
一人区は殆ど完勝のレベルだった。
これが小選挙区の怖さだね。
比例代表の分も加味するっていうのはやっぱり重要だ。
しょうもない小党乱立も困るけど、1大政党独占も困るねぇ。
都議選の選挙区は複数人区もあるので、結果的にはそれが救いになった。
これでいよいよ民主党が衆院選でも第1党となる日が近づいたみたいだが、不安も残る。
私の持論からすれば、自民党の長期政権よりはその方がいいとは思うものの、誰だって不安を感じているだろう。
自民に下野してもらう為の選択肢が民主しかないというところが問題なのだ。
消去法で選択せざるを得ないことが不安を感じさせるからしょうがない。
最近思うのは第3の選択肢が出て来ないかなということだ。
かってのような、ぽっと出の細川氏が率いた日本新党みたいな素人集団では困るが、自民でも民主でもない第3の保守勢力の登場があれば面白いのでは。
そういう意味で、橋下知事や東国原知事らが主張する地方分権を、この際推し進めるのは大変いいタイミングだと思える。
が、これは既存政党に乗っかってやろうとしても難しいように思う。
現行の霞ヶ関縮小をせねば、実現できない事を既存政党が官僚の圧力を撥ね退けて実現できるとは到底思えない。
民主党でも難しいのでは?
だから、現役国会議員を巻き込んで政界再編を促す意味でも、地方分権を国民に問う新政党が出てきてもいいんじゃなかろうか。
道州制の採用に始まり、地方に権限と財源を与えることによって、国と地方の2重システムが取り払われ、それこそ官費の無駄使いを整理・一掃できる。
明治時代の富国強兵に始まって、戦後復興と高度成長をもたらした強力な中央集権の仕組みは、もはや今の時代にそぐわなくなってきてる気がしてならない。
国は外交・防衛・立法・産業政策など国としての政策や国策に集中すればいいわけで、その政策の決定から実行までがスピーディに出来るから、メリット大だ。
明治以来の中央集権体制を変えることが出来るなら、これは凄いことだと思うし、平成維新と言ってもいいくらいのインパクトになるのは間違いない。
麻生降ろしでクビをすげ替えても、今の自民党では投票する気にはなれない。
本当に民主党・政権が不安で政治を憂慮するなら、自民党内で揉めてる場合じゃないと思うし、地方分権を掲げて有志が新党を立ち上げてもいいんだけどなぁ。
せっかく衆議院選挙まで、タップリ時間があったのに、地方の首長らの意見統一も出来ず、足並みが揃わないまま現在に至っているのが残念だ。
結局、具体的にどっかの既存政党を支持するという方法も見送られてしまい、声だけを上げたに留まってしまった。
橋下知事らには、自分達が立候補しなくてもいいから、具体的な政治行動を起こして欲しかったなぁ。
さてさて、8月の総選挙はいかなることになるのか、これは目が離せません。 (^-^
まるで私の言いたい事の全てを代弁して下さってるようで嬉しいです。
いちいち「うん そうだそうだ」って頷きながら読ませて頂きました。
自民党にはうんざりだけど、民主党一本も不安が残る。
地方分権党ができれば少しは改良されるのではないかというのは多数の人の気持でしょうね。
8月の選挙、目が離せませんね。
もう、この時期に自民党内で総裁選を前倒しで実施するとか、しないかとかは全く無意味で、末期的症状です。
そんなに不満があるのなら、もっと早くにアクションを取るべきだったし、党を割って飛び出す方が分りやすいですよ。
政権党を選択するための選挙なのに、自民党内で分裂選挙となると、国民は戸惑うばかりです。
なにより、そんな足元がフラフラしてる自民党には入れる気がしないですよ。
でも民主党もねぇ・・・というのが本音です。
第3の勢力を期待するのはみんなの声だと思うんですが・・・。
橋本さんや東さんの人気があって、地方の知事さんたちの声も取り上げられ始めましたが、それまでは全然でしたものね。
それにしてももう自民党にはうんざりですね。この次桝添さん??
もう勘弁してくれって感じですよね。
自分たちで担ぎ出しておいて失敗したらよってたかって引きずり降ろしにかかる・・・そんな先行きがもう見え見えでとてもじゃないけど投票する気になんかならないですよね。
自民党は崩壊寸前ですね。
リーダーシップをキチンと取れる人材がいないし、派閥も機能してない。
官僚ベッタリの族議員ばっかりというスタイルもウンザリだし、政治スタイルも一新して欲しいです。
マスコミ報道によると解散されれば、自民党から新党が旗揚げされるような憶測も出てるようです。
第3の選択肢になり得るかどうか注目したいものです。