先日の9日、千葉・佐倉簡易裁判所へ出頭してきた。
20日前に制限時速、35kmオーバーで一発免停になった為だ。
実は20数年前にも、累積点で免停になり、裁判所へ行ったはずだが、どんなだったかまるで覚えてない。 笑
裁判所へ来てたのは24人ほど。
それぞれ整理券を取って、その番号順で段取りよく、かつ事務的に処理されていく。
私は4番。
たちの悪い違反者ばっかりだから、若い連中ばっかりかと思ったら、そうでもなく私より年長者も数人いたし、各世代ほどよく、いた感じがした。
さすがに女性は一人しかおらず、それも60代位の人だったので、とっても驚いた。
学生っぽい若い人から、サラリーマン風の男、自由業っぽい人や自営業の男など、まさに社会の縮図という感じ。
どんなカタチで捕まってここへ来たのかなと想像するだけで面白いから、観察していて飽きない。
警察官の取調べ、検察官の取調べと続き、最後は裁判官による罰金刑が言い渡され、支払うという段取り。
取調べといったって、氏名や住所、本籍と違反の事実確認をするだけ。
同じことを続けて行うだけの、きわめて事務的な手続きだ。
そっから判決が出るまで延々と30分以上待たされて、出た結論は7万円也。
予想より1万円も多かった。
ショック!
そして判決は直接裁判官と向かい合うことなく、窓口の集金係の事務方の人に、裏側に罰金が記入された赤切符を渡されて支払うだけ。
持ち合わせが足らない場合は振り込みも可能みたいだが、領収書と引き換えじゃないと免許証は返してもらえないらしい。
私は6万円と予想し、1万円の予備があったので、支払ったらすっからかんになってしまった。
この窓口の支払いでも悲喜こもごもあった。
待合室から直接見えない壁を背にした所に窓口があるが、5人ずつ呼ばれて並んで支払うので、自分の前の人の金額やらが聞こえちゃう。
いきなり整理券1番さんがやってくれました。
30前後のいかにも素行の悪そうな柄の悪いあんちゃんがこの期に及んで騒いでいた。
金額は聞き取れなかったが、”支払えませんし、支払いません”と大声を出して激しく抵抗していた。
相手もこんなことには慣れているらしく、隣の敷地に検察庁があるのでそちらへ行くようにと冷静に対処していた。
続いて2番さん。
37万円って言われて、静かに現金で支払っていた。
これはきっと飲酒だろう。
3番さんは10万円。
そして私が7万円で、5番さんは唯一の女性で6万円だった。
なぜ、後ろの方の金額が分かったかというと、どこに金額が書いてあるんですかと私に質問され、教えるついでに見てしまったからだった。
そのおばさんは持ち合わせがないと、大騒ぎしていたが、その後どうなったかは分からない。
自分の番が済んだら、とっとと裁判所を後にしたからだ。
8時30分から来て、9時から始まった交通簡易裁判は10時20分過ぎには終了した。
2度と来ないと固く心に誓ったのは言うまでもない。
ところでこの罰金ってどこでどういう風に使われるんでしょうねぇ?
予算のメドも立たないだろうしちゃんと監視されてはいるのだろうけど、組織ぐるみで隠蔽されたらどうにでもできますよね。
考えたらこれらの罰金とかって確定申告などで報告することもないわけですし。
な~んてイヤな妄想をしても気分が悪くなるだけなので「二度と捕まるもんか!」という思いが強くなります。
これはやはり反省ではないんでしょうね(;^_^A
そんなわけで僕がプリウスに乗り換えた理由の一部が「スピードを出すことに興味を失う格好のクルマ」だったりするわけですw
ネットで調べた5万円をベースに、じぞうさんの6万円を考慮して、さらに1万円を予備として用意した結果が7万円だったのですが、まさかこの金額でビンゴだとは思わなかったですよ。
それにしてもオーバーしなくて良かったです。 笑
罰金は一度日本銀行へ集められ、各都道府県に「交通安全給付金」として交付されるようです。
用途は交通安全の費用として、交通標識や歩道橋などの建設、整備などに使われるそうです。
私は捕まったことや罰金を支払った事自体はしょうがないと思いつつも、もう少し万人が納得できる取締りを実行して欲しいと思います。
完全ではなくとも、そういう工夫が感じられるようにして欲しいですよ。
運だけで捕まるようなやり方は納得できないです。
口惜しさは感じるのは同じですが、「スピードを出すことに興味を失う格好のクルマ」の境地までは行けなそうです。 笑
会社の同僚もプリウスを所有しており、まったく同じ事を言ってましたよ。
私も反省しようとしましたが、やっぱり納得できず、GPSレーダー探知機を購入するつもりです。
捕まらないようにスピードを出さないではなくて、敵を知り、対抗してやるというつもりです。
が、もっとも当分は怖くて出せないですw