∞doors 八戸探検隊

8を倒すと∞になる!青森県八戸市の美味しいもの、楽しいところを紹介します。生活や観光に役立つデータベースを目指します!

大祭の お囃子止みて 夏は往く  三社大祭まとめ

2009年08月10日 | イベント
♪別れの来ない出会いがないように、終わりのこない祭もない
だから祭のあとに吹く風は また来る祭の笛太鼓
生きてきたことが祭 生きてゆくことが祭
                     by伊奈かっぺい

東北地方は梅雨明け発表の無いまま、立秋を過ぎてしまいました。
今年は八戸も真夏日が続いたりして、たしかに暑かったのですが、「え?いつ夏終わったの?」と言う感じです。

夏祭が終わると、秋の、そしてその向こうの冬の訪れを意識してしまう。青森人独特の感性ではないかと思います。今年は寒い冬になりそうです。

昨日開催予定だった八戸花火大会は雨のため16日に延期になりました。
お盆の帰省で見られなくなってしまった人もいるのではないかと思います。今年は市制80周年記念で、8000発の花火が打ちあがる予定です。当初予算が足りず、協賛金を集めていましたが、無事目標金額に達したそうです。

だが、まだまだ俺の夏は終わらない!!三社大祭プレイバック!




■最優秀賞:「新羅の祭礼と幸せを呼ぶ八戸八幡馬」吹上山車組(4年連続)
八幡馬を中心にえんぶりなど八戸をテーマにした山車です。見返しの場面には八戸の誇る3大国宝の姿も。



■市制施行80周年記念特別賞:「八戸小唄~本地弁財天に見護られ舞い踊る~」城下附祭
写真が小さくてわかりづらいのですが、山車の人形が「しろした」の浴衣を着ています。歴史上や伝説の人物でなく、今現在に生きる人々を描いているのが珍しい。


■市制施行80周年記念特別賞:「義経宇治川の合戦 南部三名馬、青海波・池月・磨墨」下組町山車組
木曽義仲討伐の際、三戸産黒馬「麿墨」に乗る梶原源太景李と七戸産荒馬「池月」狩る佐々木四郎高綱の二人が先駆けの名誉を争う宇治川の合戦の名シーン。
義経さんは三戸産「青海波」に乗ってますが、急流に戸惑ってます。だめじゃん。
良く見ると弁慶さんの姿や、馬を担いで川に入っていく者の姿も。

■市制施行80周年記念特別賞:「合掌土偶国宝指定記念 是川風張縄文祭祀」吉田産業グループ山車組
過去記事にて紹介済


一心不乱に太鼓をたたく子供たち。


■優秀賞 十一日町龍組「~八戸義経伝説~久我御前と法霊山縁起絵巻」、八戸市職員互助会「神力破邪 八戸の神々物怪を祓う」


吹き上がる煙。こんな仕掛けも三社大祭ならでは。


白山台振興会山車組 『源頼光大江山酒呑童子を伐つ』
三社大祭の山車によく登場する3匹の鬼のモチーフ。

今年は三社大祭の山車を撮影する難しさを思い知りました。何とか全体をいれたいとおもうのですが、ブログ用に縮小すると何がなんだかわからなくなってしまう。所々アップの写真を用意するのですが、写真の点数が増えて、多くの山車を紹介できなくなってしまう。クリックすると大きな写真が出てくるようにするのが一番なのでしょうが、サイズが大きくなってしまう。と数々の難題にぶち当たるわけです。
三社大祭の山車はねぶたと違って本体が発光するわけではないので、露出も難しく・・・勉強する点は多いです。来年は昼行きます。


三社大祭関連リンク

鍛冶丁山車組
製作記やキレイな山車絵も見られます。

廿六日町山車組
大祭が終わったあとの山車はどうなるのか?消防車の写真もたくさんあります。

下組町山車組
昭和2年から参加。昔の山車の写真も。

海坊主の館
類家山車組について


八戸に住んでいると、どうすれば三社大祭をもっと盛り上げられるのか?もっと観光客を呼ぶには?ねぶたに勝つためにはどうすればいいのか?などと当事者でもないのに考えてしまいます。
タクシーに乗るとき、運転手さんとねぶた並にメジャーにするには?という話をよくするのですが、ちょっとムッとされることが多いです。「負けてなんかいないよ!」と。
でも、ねぶたのツアー客でも青森市内に宿が取れず、八戸市内のホテルに泊まっているにもかかわらず、三社大祭を見ずに帰るツアーのお客さんも多そうです。青森三大祭として、ねぶた、弘前ねぷた、五所川原立佞武多というツアーだったり、竿灯祭を加えて、東北四大祭としているツアーも見かけます。

そこで、異論反論を承知で、現時点で私が考える三社大祭の弱点について列記してみます。

・山車は大きく立派なのだが、常時展開しているわけではない。
信号機、標識などがあるため、山車運行時は仕掛けをたたまなくては通れない。そのため、お通りの沿道で山車運行を見ていても完全体を見れないお客さんがいる。
→五所川原市では22mもある立佞武多を運行させるために、沿道の電線を埋めたそうです。八戸でも標識を可動式にするとかはできないのでしょうか?また、標識にかからない形で、小さくても立派な山車は作れると思います。近年、昔ながらの小サイズの山車を製作する山車組もありますよね。

・お客さんが参加できない。
→ねぶたと最も異なる点がここではないでしょうか?衣装さえあれば、ハネト(踊り子)として即参加できるのはねぶた祭の魅力の一つでしょう。三社大祭でも昨年頃から引き子を一般の方から募ったりしてるみたいですが、自由に参加というわけには行きません。
三社大祭は神社のお祭ですから、ねぶたとは根本的に違うのだとは思いますが、山車に付随する踊りがあってもいい気もします。

・パワー
→ねぶたは4トンもの重さのものがトラック用の2本のタイヤの上に載り、20人ほどの引き子が操っているそうです。それに対し、三社大祭の山車はエンジンで動いており、ねぶたとは根本的に違うところです。エンジンで走行するので引いてる子供たちも綱に手を添えているだけに見えます。
今後は山車の軽量化とエンジン撤廃の動きもあるようなので、子供だけでなく、大人達も本気で引っ張る姿を見たいです。

何も知らないくせに!というご意見もあろうかと思います。そういったご意見も含め、ご意見ご感想をいただけると幸いです。

INDY500さんのブログ 三社大祭の感想を書かれてます。山車のデカさに驚いてます!

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