八戸港は南の漁港と北の商工業港とで役割を分けている。
ここは八戸港北側に位置し、東北最大の飼料基地施設と、フェリーターミナルを擁する八太郎3号埠頭。
八戸市内唯一の海釣り公園もあった場所だ。
字体に歴史を感じる『フェリー埠頭』の看板が立つ。
1973年に開通した八戸-苫小牧を結ぶフェリーは一日4便が就航していた。
巨大なコンテナが乗っかり、飴細工のようにねじれ、ひしゃげる街灯が印象的。
もし自分がこの場所にいたら・・・と考えると身震いする思いだ。
駐車場には炎上したと思われる自動車。
タイヤやシートなど燃えそうな部分は全てなくなっており、炎の激しさを感じさせる。
燃える車が波に乗って迫ってくる様は想像するだに恐ろしい。
乗客が出航までの時間を過ごしたであろうフェリーターミナル。
2階には食堂と自販機コーナー、テレビを見ながらくつろげるスペースがあった。
柱に自動車が寄りかかり、入り口には別の自動車が突っ込んでいた。
地震発生は14時46分。
八戸→苫小牧の『べが』出航が13:00発
苫小牧→八戸の『べにりあ』が13:30着、17:30発
と時間がずれていることから、地震発生時にターミナルで船を待つ乗客は少なかったと思われる。
『八戸-苫小牧航路はしばらくの間運休いたします。』
ターミナル内部。一面砂だらけの床に自販機や消毒用アルコールのボトルが倒れていた。
右奥にチケット売り場、左奥に2階へと続く階段がある。
無傷に見えるバスも、
車内は砂だらけ。
座席のシートがつり革の上に乗っかっていた。車内が水で満たされたのだろうか?
水が引いた後、泥が波紋を描いていた。この場所に水があったことを思い知る。
この場所からまた、北の大地へと旅立つ日が来ることを願って・・・。
津波の爪痕(跡)という記事が自分のも含めて5個もあったのに驚いた。
今日のニュース
多田あさみさんの 「大人の千羽鶴 (募金)」 が素晴らしいと話題に:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
以前、チリの鉱山で災害があった時のこと。千羽鶴を折って現地に送ろうとしたグループに対し、批判の声が上がったことがある。チリに届けられる貨物の量には制限があるため、千羽鶴を送るくらいなら衣類や食料など現地ですぐに役立つものを送ったほうがいいのでは?という意見だ。
一方、今回グラビアアイドル(?)の多田あさみさんが今回の地震に際し始めたのは『大人の千羽鶴始』。
題名を見たときは、お札で鶴を折って送るのか?ちょっとシュミが悪いなぁと思ったのですが・・・。
▲管理人のエネルギー源です。
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