TypeR日記

愛車ホンダ・インテグラTYPE-Rと、車全般、海外旅行、京都の美味しいものについて綴ってまいります!

海外で見かけた日本車(578)トヨタ・カムリ

2017-05-23 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第578回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが、昨日からの流れで「カムリ」をご紹介。
今回、「カムリ」は各世代や様々な仕様を見ることが出来たので、一気に見ていきます。
まず、上の写真ですが、縦に見て頂いて、左が3代目モデル、真ん中が6代目モデル、右が7代目モデルです。
3代目モデルは昨日、記事にしたライトトラックと同じデザインであることが分かると思います。
また、6代目モデルはカンボジアで沢山見たのですが、いずれもフロントのトヨタのCIエンブレムが無し。。
「もしかして、トヨタ以外のブランドでの発売?」とも思ったのですが、リアにはそのエンブレムがあったので、デザイン上の都合等でしょうね。


次にこちらは7代目モデルのアジア仕様。
上の写真で言えば、右側と同じ世代ですが、ちょっと表情が変わっています。
ヘッドライトユニットも別形状になっており、単にフロントグリルやバンパーのみの変更で済ませていません。
真ん中の車両はスポーティなグレードのようですが、中央部は分割されています。
各種資料によれば、ここは元々、黒色の塗装がされていたようで、まるでレクサスの“スピンドルグリル”を先取りしたようなデザインでした。
リアは日本仕様のテールランプにトランク部分のリフレクターを追加したようなデザイン。
これも実は「共通」に見える部分のサイド側への回り込みが異なり、別のパーツを用いているようです。
ちょっと、三菱の「ディアマンテ」(2代目前期)を思い出させるデザインですね(笑)。

写真の枚数から順番が前後しましたが、こちらは5代目モデルの前期型。
最初は兄弟車である「ビスタ」かと思いましたが、ヘッドライトやフロントグリルから判別が出来ました。
この車両は右ハンドルであったので、日本から中古車の輸入されたパターンだと思います。



こちらは日本でもお馴染みの8代目モデル。
右の車両はハイブリッド仕様でした。


8代目モデルにもアジア仕様がありました。
写真上段が前期型、下段は後期型です。
前後期の相違ですが、フロントではヘッドライトユニット、フロントグリル(CIエンブレム周辺のメッキ部分の面積)、フォグランプユニット、リアではテールランプの白色の部分のサイドへの回り込んだ部分が上方向に跳ね上がる点(水色の丸で囲みました)といったところ。
実際に見ていると、似ているけど何か違う? 別の車種? といったレベルでした。


こちらは9代目モデル。
左は日本と同じ仕様の後期型のようですが、フロントグリルがレクサス風です。
これがメーカー純正なのか、社外品なのかは不明ですが、レクサスの“スピンドルグリル”の採用以降、トヨタ車用のそういうパーツも増えているので、後者の可能性も高そうです。
右はロシア仕様。
ロシア仕様はロシアのみならず、アジアの複数の地域で販売されており、今回も2台を撮影したので、一定の販路はあるのかも知れません。


こちらは9代目モデルの北米仕様。
左が前期型、真ん中と右が後期型です。
前期型はリアのみで、そのデザインはちょっとスバル風。
フロントは日本仕様の後期型に似たヘッドライトをメッキ多用のグリルでつなぎ、シンプルなバンパーを組み合わせています。
後期型は右の写真がフロント部の拡大ですが、ヘッドライトユニットは丸みを帯び、さらにフロントグリルは“スピンドルグリル”風です。
テールランプも横長タイプに変更されており、ボディ側の金型プレス形状も変わっています。
この変更だと多大なコストが掛かるのですが、北米仕様は数も出ており、その費用が出せること、また、市場には相当数の車が走っているため、目新しさを出す必要もあったのでしょう。


最後にこちらは日本での「セプター」。
カムリ」としては、4代目モデルの海外仕様ということになります。
デザイン的には「大きめのカローラ?」みたいな感じですが、日本仕様の「カムリ」とは完全に別のデザインです。
この車はカンボジアとベトナムの両方で見ましたが、ご覧の通り(リアの写真)、車名は「カムリ」でした。
右の車両は“スピンドルグリル”風のデザインとなっており、上の7代目-アジア仕様で見られたデザインが、この世代ですでに採用されていたことが分かります。

以上の通り、複数の世代と仕様が見られた「カムリ」。
さすが、トヨタの世界戦略車ですね。


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