「海外で見かけた日本車」シリーズの第451回目。
「ポルトガル編(2015年)」です。
本日はスズキの「ジムニー」、と言っても軽自動車ではない仕様のものをご紹介。
まず、左の写真ですが、2代目モデルに用意された海外仕様の1Lバージョン。
エンジンは、直4-970ccで、52ps/5000rpm、8.2kgm/3500rpm を発生しました。
次に真ん中と右の写真は3代目モデルに加わった「ジムニーワイド」(後にジムニーシエラ)。
こちらは直4-1.3Lエンジンを積み、日本国内でも販売されました。
この軽自動車を「ワイド」にする手法は「ワゴンR」でも実施され、その系譜が現在の「ソリオ」へとつながっていたりもします。
日本の軽自動車という規格は、国内的にはよく考えられており、税制面での優遇もあるので、よく売れていますが、海外で、そのようなメリットを取り除くと、価格の割に脆弱な車となってしまうので、様々な「+α」が考えられて来ました。
逆に考えれば、国内では軽自動車のメリットは大きいですね。
最近の新車販売で、軽自動車がどんどん増えているのも納得です。