少し報告が遅れたが、月曜日の夜に受講していた「Illustrator Photoshop応用講座」が終講した。
これは私が在籍していた専門学校の特別授業みたいな位置づけで開講していた講座で、本来の正規の講座という位置づけではない。どのような内容で行われているのかについては、下のテーブル(表)を見てほしい。
また詳しく知りたい方は、このブログでは商業的な宣伝活動を控えるようにとの規定があるので、恩師のホームページの受講案内を参照してほしい。
恩師にはもともと鉛筆を使ってスケッチブックに書くようなデザインの基礎を習った。もちろん、パソコンを使ったDTP制作をこの業界でも早くから取り入れた人だから、その技術はプロの頂点を行く人だ。ほとんどソフトの解説書がなかった時代、彼らの参考書は英文で書かれたものだったそうだ。だから技術的な視点が少し違う。それに、背後には哲学がある。頑固な職人ではない別な風格さえもある。これが私個人、気に入って受講している。ただ技術を習っているだけではないのだ。
私の通っていた専門学校は通常の制作技術をメインとして教えるところだった。通常の制作技術と言ってもこれが難しいのである。だから通ってすぐに使いこなすとなるとかなり難しいところがある。これを基本とすると、この基本についていけない人はけっこう多いから、応用講座の受講はもっと難しいことになる。
他の専門学校では、別にこうした応用講座が設置されているところもある。しかし、それらはマニュアル化されていて、完全に基本と応用を区別している体制が出来上がっているのだ。だとすると私の通った専門学校は、メインの講座の中に応用的な技術を盛り込んだ講座内容であったと思う。
では、そのIllustrator Photoshopの応用とは何であるのか。別にハイレベルなことを行うのではない。まず応用、すなわち使いこなすには、それぞれのソフトのツールやメニューについて知っておかなければならない。よくソフトの紹介で、「もう一個人が使いこなすには無理なくらいの機能が搭載されている。」などという文句を見る。あれは半分ホントで半分ウソである。というのも、私が一番信頼でき、なおかつ情報が満載された解説書として、宮川千春ほか『Illustrator Fan』毎日コミュニケーションズ 2002 があるが、あれでも410ページである。多いと思うかも知れない。しかし、ペンツールの使い方やオブジェクトの書き方など、個人個人が既に知っている情報をここから割愛していくと、おそらく全く新しく覚えなければならない情報は、個人差こそあれ、かなり少なくなっていくと思われる。つまり、Illustratorの全機能を知ることは、簡単ではないが、それほど難しいことではないのである。
次に重要なのは、個々の機能を知り得た上で、それらを組み合わせて描画することである。実際には、こちらの方が数段難しい。
さて、受講の感想だが、難しいことを習ったと思う。
私自身Illustaratorの機能についてはすべてとは言い切れないが、ある程度知っていて、それを実際の仕事で活かしていた。しかし、今回様々な作品を作ることによって、また別な発見があった。特にペンツールの使い方であるが、これは適当な位置でクリックして置くということが、ペンツールを使いこなせるという考え方の基礎にもなっているが、実際には、少ないクリックで線を描く方法を習った。Photoshopについては、DTPの現場では、せいぜい写真を補正するくらいの使い方しか使われておらず、その機能の大部分については、苦手意識を持つ人が非常に多いのだが、今回、Illustrator並みの描画から写真合成の基本まで習ったことが最大の収穫だった。
さらに上級の次があれば・・・・ぜひ行ってみたい。
これは私が在籍していた専門学校の特別授業みたいな位置づけで開講していた講座で、本来の正規の講座という位置づけではない。どのような内容で行われているのかについては、下のテーブル(表)を見てほしい。
また詳しく知りたい方は、このブログでは商業的な宣伝活動を控えるようにとの規定があるので、恩師のホームページの受講案内を参照してほしい。
1 | Adobe Illustrator | Adobe Illustratorツールとパレットを自在に操ろう! |
プロ仕様ショートカットキーを使いこなして | ||
絵が描けなくても、Adobe Illustratorがたのしくなる! | ||
2 | Adobe Photoshop | Adobe Photshopを簡単!遊んで学ぼう! |
選択ツールとレイヤー使いこなし術伝授! | ||
お絵描きソフトとしてのAdobe Photoshop | ||
3 | Adobe Illustrator | Adobe Illustratorの面白い機能 |
シンボルスプレーツール、パスファインダ等々 | ||
ツールとコマンドを、たのしく使いこなそう! | ||
4 | Adobe Photoshop | 難解とされている解像度のツボを押さえよう! |
Adobe Photoshopの疑問総ざらえ!悩み解消! | ||
試行錯誤するよろこびをたのしもう! | ||
5 | Adobe Illustrator | 正確なロゴタイプやマークの制作方法を学ぶ |
どんなマニュアル本からも学べないペンツールの極意! | ||
平面から立体までイラスト小品制作で自信をつけよう! | ||
6 | Adobe Photoshop | 画像合成を意のままに楽しめるようになろう! |
レイヤー、チャンネルを存分に使い慣れよう | ||
複雑かつ巧みな画像合成の仕組みを手にしよう! | ||
7 | Adobe Illustrator Adobe Photoshop連携作業 | スキャニングからテンプレートへ |
Adobe IllustratorからAdobe Photoshopへ | ||
各種高度なテクニックを使ってみよう |
恩師にはもともと鉛筆を使ってスケッチブックに書くようなデザインの基礎を習った。もちろん、パソコンを使ったDTP制作をこの業界でも早くから取り入れた人だから、その技術はプロの頂点を行く人だ。ほとんどソフトの解説書がなかった時代、彼らの参考書は英文で書かれたものだったそうだ。だから技術的な視点が少し違う。それに、背後には哲学がある。頑固な職人ではない別な風格さえもある。これが私個人、気に入って受講している。ただ技術を習っているだけではないのだ。
私の通っていた専門学校は通常の制作技術をメインとして教えるところだった。通常の制作技術と言ってもこれが難しいのである。だから通ってすぐに使いこなすとなるとかなり難しいところがある。これを基本とすると、この基本についていけない人はけっこう多いから、応用講座の受講はもっと難しいことになる。
他の専門学校では、別にこうした応用講座が設置されているところもある。しかし、それらはマニュアル化されていて、完全に基本と応用を区別している体制が出来上がっているのだ。だとすると私の通った専門学校は、メインの講座の中に応用的な技術を盛り込んだ講座内容であったと思う。
では、そのIllustrator Photoshopの応用とは何であるのか。別にハイレベルなことを行うのではない。まず応用、すなわち使いこなすには、それぞれのソフトのツールやメニューについて知っておかなければならない。よくソフトの紹介で、「もう一個人が使いこなすには無理なくらいの機能が搭載されている。」などという文句を見る。あれは半分ホントで半分ウソである。というのも、私が一番信頼でき、なおかつ情報が満載された解説書として、宮川千春ほか『Illustrator Fan』毎日コミュニケーションズ 2002 があるが、あれでも410ページである。多いと思うかも知れない。しかし、ペンツールの使い方やオブジェクトの書き方など、個人個人が既に知っている情報をここから割愛していくと、おそらく全く新しく覚えなければならない情報は、個人差こそあれ、かなり少なくなっていくと思われる。つまり、Illustratorの全機能を知ることは、簡単ではないが、それほど難しいことではないのである。
次に重要なのは、個々の機能を知り得た上で、それらを組み合わせて描画することである。実際には、こちらの方が数段難しい。
さて、受講の感想だが、難しいことを習ったと思う。
私自身Illustaratorの機能についてはすべてとは言い切れないが、ある程度知っていて、それを実際の仕事で活かしていた。しかし、今回様々な作品を作ることによって、また別な発見があった。特にペンツールの使い方であるが、これは適当な位置でクリックして置くということが、ペンツールを使いこなせるという考え方の基礎にもなっているが、実際には、少ないクリックで線を描く方法を習った。Photoshopについては、DTPの現場では、せいぜい写真を補正するくらいの使い方しか使われておらず、その機能の大部分については、苦手意識を持つ人が非常に多いのだが、今回、Illustrator並みの描画から写真合成の基本まで習ったことが最大の収穫だった。
さらに上級の次があれば・・・・ぜひ行ってみたい。