tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

ヒシモチカビ

2005年03月04日 22時15分53秒 | Weblog
昨日はひな祭りだった。妹がいるので、毎年ひな人形を出すが、あの人形屋に置いてあるような段飾りではない。段飾りの一番上のコンビだけである。どんな道具があるだとか、豪華何段飾りなどと言うけれど、これだけでも十分豪華だと思う。そこへ、今年は市販の菱餅を買ってきた。この菱餅も午前中の早い時間でないと買えないことが多い。それを飾っておいたのだが、サランラップをかけたままだった。こちらのほうがかびないと思っていたが、それが裏目にでて、内部に水滴がつき、青いカビのようなものがポツッとついた。たった一日で付いたのである。今日は特に寒く、暖房をいつもよりも利かせたのが悪かったのかも知れない

『ガンダムエース  2005年4月号』感想

2005年03月04日 18時18分54秒 | ガンダム
先の投稿とは別の内容になる。というより感想である。

安彦良和氏の「機動戦士ガンダム ORIGIN」では、ザクの原点といえるモビルワーカーが登場する。初期の試作品とも言えるロボットの手は、お約束とも言えるくらい二本指だが、このモビルワーカーは三本指である、当然足は短く設定されている。本当に作業機械だ。このモビルスーツの原点たるモビルワーカーを中心にして、ランバ・ラルや黒い三連星がいかにリンクしていくかがこれから描かれる導入部となっている。いつもながら、うまい筋書きである。
しかし、あのデザインからザクに発展するにはかなりの時間と技術が必要なのではないかと感じるのは私だけだろうか。

同号では、映画「ローレライ」の公開にあわせて、たくさんの特集が組まれているが、漫画の内容まで染まっている。いつも楽しみにしている「ガンダムレガシー」までこの内容に染まり、潜水艦の戦闘が描かれている。すこし染まり過ぎなのではないだろうか。

『ガンダムエース』(月刊誌 角川書店)

2005年03月04日 18時17分19秒 | ガンダム
大学に入ったころ、電車の中で漫画を読む会社員を見てみっともないと思った。つまらないことではあるが、漫画を読みながら座っている会社員の前に立ち、私は朝日新聞社の『AERA』を読んでいた。あの時は、あの週刊誌から得るものは大きかった。個人的に山一つをつぶして鉱石を取る「露天掘り」をもじって、最初から最後まで読むことを「露天読み」と呼び、それをあの週刊誌で行っていた。

ある時期から、面白い記事がないと感じ始め、拾い読みしかしなくなった。ある意味では、そこに書かれた現実を、突き放した虚構のごとくとらえ、面白がっていたからかもしれないところへ、現実が自分に降り掛かり、それがどうしようもなく絶望的なもの(例えば、失業とか、不況とか)として認知した時、それを直視し続けることが刺すような痛みとして感じ取ったからかも知れない。
そして十年以上たった現在は、電車の中で漫画を読むようになった。ふつうの人である。

さて、上記の雑誌だが、その存在を知ったのはなんと、朝日新聞の文化欄でこの雑誌と安彦良和氏のインタビューが紹介されたからである。かれこれ5年くらい前だったと思う。創刊号は手に入らなかったが、そもそも当時取り扱っている本屋が少なく、なかなか眼にふれなかったからである。当時は、季刊誌だった。手に入れたのは第二号からだった。その後、創刊号も手に入れたが。2年くらい経って隔月刊化、さらに1年で月刊化がされた。本屋に在職してい当時、社員やパート、バイトでこの漫画を買う人は多かった。
だが最近は、創刊時の熱意や工夫が薄れてきたように感じる。

個人的に読む漫画が限られてきたというのもある。『AERA』の二の前になるような感じがする。