tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

借金完済

2005年03月02日 23時34分30秒 | Weblog
何とも私的で、所帯染みたタイトルだが、実際に借金の完済が出来た。

私は、人から金を借りるのがあまり好きではない。それゆえクレジットカードを持たない。あのカードを用いて実際に無い金があたかも存在するかのように振る舞って、買い物をすることは出来ない。実際に金があっても、こないだのようにMEUピストル1挺買うのにも迷っているくらいだから、それを理解してもらえると思う。

父もまたこうしたクレジットカードを持ち出したのは、かなり年齢がいって、それなりの役職についた時だった。身の丈にあったお金の使い方である。21世紀を迎えた現代社会で、いつまでこうした考え方が通用するかというのもあるが。

今回の借金であるが、専門学校に入るための学費をローンにしたことに始まった。
当時示された金額は、私個人の感覚では天文学的な数字であった。何十万という金額だが、ここでその詳細を明らかにするのはやめとく。その学費の半分を学費ローンとして組んだ。一年半くらい払い続けた。
自腹を切って通った学校だから、授業には必死だった(と思う)。

あとあと、とある企業でDTPオペレータをやった時は、その学費を正社員に言って驚かせたときもあったし、内製化したDTPを嫌々やっていて、レベルをかなり落とした仕事を強要されたときの「殺し文句」として用いた時もあった。もちろん、金でプライドが買える訳ではない。しかし、自分で金を出して得た正統な知識は、高いレベルの仕事を行う自信を生み出し、それはプライドにつながっていくと思う。

なにはともあれ、借金完済。よかった。