tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

Shade7.5

2005年03月27日 23時51分56秒 | DTP/Web
先週と同じく、今日もまた出力センターへ印刷しに行ってきた。先週の日曜日と水曜日に印刷した分で、大体完成形態だったが、デザインの一部修正を入れたため、再出力となった。

今回は、出力センターを心斎橋のキンコーズから、梅田のキンコーズに変えたため、少し印刷物の状態に差が出た。はじめ、その印刷物を見たときに、写真が少しぼけているようで、心配になった。家に帰って見直してから気づいたことだが、その後、前回の印刷物と見比べてみると、写真のぼけ方は同じくらいで、かえって今日印刷した方の色がいいくらいである。

だんだんと、作る技法から、印刷物の成果物のクォリティーに関するほうへ関心の重点が移ってきた。色校正の重要性がわかってくる。写真や4色刷の場合、どうしても出来た作品の最終出力物の成果が問われる。例えば、自動車会社や化粧品メーカーは、パンフレット上での配置といったデザイン以上に、写真の再現性などを非常に重視する。イメージが非常に重要だからだ。もちろん再現には紙の質からして重要になる。インクの質なども。以前にも言ったが、画面で見る色と、印刷で再現できる色には、差がある。この差に対する妥協を設定したり、職人的なコツで再現するといった従来の方法が確立されると同時に、その差を詰める開発も始まった。その結果として、二つの間はかなり詰めることが可能になった。こうなると、デザイナーに色の知識が必要になる。色彩検定などの資格が重要になってくるだろう。

今回もまた、印刷だけでなく、梅田周辺のパソコンショップを見てきた。

以前から、興味のあったイーフロンティアの「Shade」であるが、これをアカデミックバージョンで買おうとしながら、その機会を逃したと思ったら、7から7.5へバージョンアップし、20周年記念キャンペーンとやらで、basicが本体のみなら、10000本限定で10000円で買えるそうだ。普段は19000円くらいしていたし、アカデミックも10000円くらいだったから、こちらを購入するかどうか考えている。

ちなみに、ご存じない方に説明するとShadeとは、立体物、3Dを描くことの出来るソフトである。よくこのブログでも紹介しているイラストレーターでも3Dを書くことは可能だが、かなりの労力と時間が必要になる。なかなかうまく再現も出来ない。とはいえ、このShadeを使って誰でも3Dを書けるかと言うと、そうでもないらしい。実はツボがあると聞かされたこともある。

他にもMayaとかいうソフトがあるが、こちらはびっくりするような高さだった。作られた絵を見ると納得も出来るが、そこまで使える人はそう多くない、ということは、初心者が高い道具を持っても、使いこなせないし、どうやら、3Dはその傾向が特に顕著らしい。

2002年の暮れから、製図で使われるCADも通常の平面から立体を作ることが求められるようになった。初心者にもレベルの高い技術が要求される時代になってきた。