古本を集めるのが生きがいさ!

毎日古本屋に出向き棚をチェックするのが至極の幸せ。今日の棚はこんな本があった!

昨日の続きを。

2005年10月30日 16時25分44秒 | Weblog
昨日のベガルタ仙台のゲームについて、もう少し語りたいと思います。
だって、ホント鳥肌ものだったですからね。
勝ち負けとか別にして、とにかく観戦しに来て(いやー、良かったー)と思わせる一戦でした。

これまでの仙台は、ジャッジに振り回されると観客と一緒に選手たちまで動揺してしまい、
だいたい負けていました。
昨日だって、ヘタをすればそうなる可能性が大だったし、それが一番心配でした。
しかし、どうでしょう!
あれだけ場内の(えーっ!)という、主審に対する不満や怒りの中、
ベガルタイレブンは集中心を切らさなかったのです。
それだけでも、観ていてウルウルものでした。
そうそう、一番ジーンときてしまったシーンを書いておきましょう。
後半、村上がやっと起死回生の同点ゴールを入れ、喜び勇んで自陣ブースの方へ走って行った時、
大柴が一目散に村上に向かって叫びながら駆け寄ってきたのでした。
おそらく(まだ勝ち越したわけじゃない。さっさと早く戻れ!)と言っていたんだと思います。
確かに、あの時点ではまだ同点になっただけなので、そんなに喜んでいる場合じゃないんですね。
あの時の大柴の表情、そりゃ真剣そのものでした。
それを間近に観れただけでも、昨日はスタジアムへ行った甲斐がありました。
こうして思い出して書いているだけで、目頭が熱くなってしまいます。

さて、サッカーを離れて本の紹介です。
これまで観た映画の中で、ベストテンを選ぶなら必ず入れたい作品のひとつ、
「リトル・ロマンス」です。
子供が主役の映画なのですが、実はなかなかお洒落で軽快、かつホロリとさせる作品なんです。
何より、監督自身が楽しんで作っている感じが出ていますし、主演の二人も好演といえます。
映画ファンなら思わず(ニヤリ…)とさせられる場面が何度もあるし、
音楽もそりゃまた素晴しいんです。
特に、ヴィヴァルディのギター協奏曲のギターの音色が心に沁みてきます。
サントラ盤CDも持っていますが、何度聴いても飽きることがありません。

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