古本を集めるのが生きがいさ!

毎日古本屋に出向き棚をチェックするのが至極の幸せ。今日の棚はこんな本があった!

ちょい疲れぎみ…。

2005年10月14日 20時01分11秒 | Weblog
本業の方が急に忙しくなり、今日は何度も外に出たせいで、
今机の前でちょっとグッタリしているところです。
でも、歩くことが健康には一番良いらしいので、
この疲れも快いものと思うことにしましょう。

古本で購入してきたもので、あまり期待しないで読み始めたら
(ムムム、これはなかなか…)というような本に時々巡りあうことがあります。
何かすごく得したような、自分の選択眼が優れていたような気になってしまいます。

これもそんな一冊だった「原宿セントラルアパート物語」。
著者の浅井慎平さんは有名なカメラマン。
テレビでコメンテイターなどもやっていますよね。
その彼が書いた小説なのですが、余技なんてものではなく実にしっかりした作品なんです。
何より嬉しいのは、たくさんの実在人物が登場すること。
伊丹十三、タモリ、渥美清、植草甚一、寺山修司……。
なんか一見バラバラな感じに思えますが、みんな繋がっているんですね。
そう、タイトルにある「セントラルアパート」を通して。
70年代の空気を味わいたい方にはオススメですよ。

どんなものなのか詳しく知りたい方は、ぜひ下記へアクセスしてください。
文庫の棚その2の下段か、在庫リストの「は」、
またはキーワード別の「カメラマン」からどうぞ。

http://www.sinmeisha.co.jp