古本を集めるのが生きがいさ!

毎日古本屋に出向き棚をチェックするのが至極の幸せ。今日の棚はこんな本があった!

今日だけはクリスチャン?

2005年10月02日 21時35分09秒 | Weblog
知人が合唱団の一員として参加しているコンサート、
「仙台宗教音楽合唱団」の第29回演奏会に行ってきました。
ここ数年、毎回欠かさず行ってます。
合唱がメインで、比較的古めの音楽を毎回取り上げているので、
そんな音楽が好きな私にとって、聴いていて心地よいコンサートといえます。
今回もなかなか聴き応えあるものでした。
オルガンの緩んだ音、チェロの空気を揺すぶる音色、
そして何といっても人間の声の素晴しさ。
聴いている間だけは、キリスト教徒になっているような、
おごそかな気分にさせられました。

まだコンサートの余韻にひたっているので、音楽関連の本を取り上げましょう。
一時、だいぶ話題になった「絶対音感」です。
音楽家を目指す人には必要な才能の一つである「絶対音感」。
簡単に言えば、どんな(もちろん音楽以外の)音でもドレミに置き換えられるような能力のこと。
これに注目し、数々の資料と人への取材をまとめて書き上げた一冊。
これを読んでいると、音楽ってけっこうコワイ感じがしてきます。
だって、ここまで音に敏感になってしまうと、かえってつらいのでは。
自分では、小さい頃から音に関してはけっこう鋭い方、なんて思っていたのですが、
この本を読むとなんのなんの。
残念ながら、私にこの才能は与えてもらえなかったようです。

関心持った方は、ぜひ下記の「眞明書房」へ。
「文庫」の文字をまずクリックし、棚を開いてみてください。
6番目の棚に並べてあります。
また、50音別在庫リストの「せ」からもアクセスできます。

http://www.sinmeisha.co.jp