No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

お知らせ~第二期和童塾テニスレギュラー参加者募集します~

2006年09月20日 | 練習会、教材などのお知らせ
5月にスタートした動作改善研究室の松本義光先生による和童塾テニスですが、
10月から第二期として再スタートします。

ブログをいつも読んで下さっている方なら、
何となくどんなことをしていくのか想像できると思いますが、
武道の要素を取り入れ、筋力に頼らない本質的な身体動作を、
様々な身体ワークを通して身につけていきます。

身体が変わり、身体動作が変わらない限り、劇的な上達はありえません。
逆に身体が変われば、テニスは今よりずっと簡単になるのです。

第二期は以下のような内容で進めていきますので、
レギュラーで参加希望の方は、僕の方までメールにてご連絡ください。
toshimasa_yanahara @earth.ocn.ne.jp
(迷惑メール対策のため、@の前にスペースを入れています。
 実際に送る際には、スペースを詰めてください。)

※第一期生の継続が多いため、第二期の募集枠は3名程度となります。
希望される方は早めにご連絡ください。

※WEB配信も10月中旬をメドにスタートしますので、
インターネットでも受講できるようになります。
HPの準備が出来次第お知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。
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■第二期開催期間
以下のように半年間のサイクルでレベルアップしていきます。

①2006年10月~2007年3月 ”天才的プレーへの序章~基礎的身体の作り方~”
②2007年4月~9月 ”天才的動きのベーシック編~基礎的動きの高度化~”

■開催日時と場所
毎週日曜日15時半~17時半 月4回(第5週は除く)

調布市総合体育館会議室
http://www.chofucity-sports.or.jp/chofu.city-sports.gym-info.htm

※ テニスコートではありません。
※ 開催日時と場所は都合により変更になることがあります。
  必ず以下のHPからご確認の上、お集まりください。
  http://yanahara.u.campus.ne.jp/tennis/Control?viewYear=2006&viewMonth=10

■持ち物
・ヨガマット
※ ラケットや室内シューズは必要ありません。
 運動のしやすい服装で起こしください。

■会費
12000円/月4回

■特典
①無料でのWEB配信利用
 何かの事情で出席できない場合や、自宅の復習に利用できます。

②和童塾生専用のレッスン形式練習会
 月に一回程度、和童塾で習ったことをテニスコートで試す場です。
 これは松本先生ではなく、柳原がレッスン形式で行います。
 参加費は1回2千円です。
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動きのレベルが違う~全米オープン決勝フェデラーVSロディック~

2006年09月20日 | 身体の使い方・打ち方
ちょっと時間が経ってしまいましたが、全米オープンはご覧になりましたか?
WOWWOWでしか放映されてなかったので、見れなかった人も多いかもしれませんね。
せめて準決勝や決勝ぐらいは、一般放送でやってほしいものです。

さて今年の決勝は久しぶりにフェデラーVSロディックの対決になりました。
今年度ずっと調子の悪かったロディックがコナーズをコーチにつけて復調してきました。
かなり良いプレーをしていましたが、やはりフェデラーとの差は歴然でした。
筋力のみで動き、ショットを打つロディックに対して、
脱力しながら楽にプレーを進めていくフェデラー。
スコア的には多少競ってはいるんですが、
どう見てもロディックが勝てそうな気配はありませんでした。

動きの質が全く違うのです。
ロディックはがんばってがんばってやっとボールに追いつくのに対して、
楽々ボールに追いついてしまうフェデラー。
ご存知の通り、ロディックは世界最速のサーバーですが、
そのサーブがほとんどエースにならないのです。
一方、フェデラーのスピードはロディックより平均すると15キロか20キロぐらい遅いのですが、
簡単にエーズを量産していきます。

ここで大事なポイントは以下のように二つあります。
①力を抜いたほうが、素早く動ける
②力を抜いたほうが、エースをたくさん取れる

①を簡単に説明すると、筋力で動く場合、地面を強く蹴らなければなりません。
そのとき、一瞬グッと言うタメが必要になり、出遅れてしまうのです。
一方力を抜いた動きでは、膝や股関節を抜くことで、
重力を利用しながらタメることなく動き出すことができます。

②はちょっと不思議かもしれませんが、おそらく力を抜いたときのほうが、
気配がわからないからでしょう。
我々凡人でも、日常で誰かが背後から近づいてきたときなど、
気配を感じることってありますよね?
そんな感じで、人間にも動物的な気配を感じ取る力が残っているものだと思います。
テニスでもおそらく力めば力むほど察知されてしまうのです。
逆に力を抜いていると、気配を察知できないのでしょう。

何か日本の昔の武術の達人がやっていたことを、
フェデラーがやっているようでおもしろいですよね。
逆にほとんどの日本人はパワー一辺倒の西洋人スタイルを目指している・・・
おかしな話です。

こんなことを感じた全米オープンでした。
他にも見所満載でしたので、また別の機会に書きますね。
それでは。