広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

豪雨の日、娘はキャンプに。

2014-08-25 17:24:42 | 子育て
娘@3年生。

来年あたりからホッケーの練習が忙しくなることが予測されるので
がっつりあそべるのは今年の夏休みが最後かなぁってことで、
チューピーこども教育キャンプに申し込んでみました。

知らない人と、4泊5日。
すべてテント泊。
5日間もかけていろいろな経験をさせてくださるので
そのぶん、お値段もするわけですが、
きっと得るものも大きいだろうと奮発したってわけです。

8月18日出発。

自分が入れるんじゃないの?ってぐらい大荷物抱えて
満面の笑みでバスに乗っていきました。



お友達できるかなぁとか、全然心配しないのが
この人のいいところ。
「大丈夫大丈夫、なんとかなるじゃろ」って心意気でいつも生きておられる
お気楽娘です。


バスが出発して、10分後くらいから
さっそく 雨 ザーーー。

今年の夏はほんと、どこ行っても雨ばっかりです。
せっかくのキャンプなのにな~ かわいそうに。

翌日、19日やっぱり雨。

日中は降ったりやんだり
そして夜の10時ぐらいから ザーザ強い雨。
そしてゴロゴロ雷。

テントで寝てるとこの雷は怖いだろうな~と夫と話しながら就寝。

夜中、2時~3時。
尋常じゃない豪雨とものすごい雷。
家の中にいても怖くて目が覚めるほどなのに、テントの中はどんな状況か・・・
どこか体育館にでも避難させてもらってるのだろうか
この雨だとテントも押しつぶされるんじゃないか・・・。
河川は近くないかな?と気が気じゃなかったです。

去年のお盆の京都の大雨の時にたまたま京都のキャンプ場で友人がキャンプをしてて
木のてっぺんだけかろうじて見えるってほどの大浸水にあい
命からがら危機一髪逃げて、キャンプ道具一式流された体験談を思い出し
どうにも心配で、眠れず。
スマホの雨雲の動きとにらめっこして夜を過ごしました。

スマホを眺めていると広島の豪雨災害の情報がちらほら。
どうやら、土砂崩れが起こってるところがあるみたい。
朝、安佐南区、安佐北区の土砂崩れの情報がどんどん入ってきて
明るくなるのと同時に驚きの映像が次々と!

娘のキャンプ地は安佐北区のお隣、安芸太田町加計。

いまいち、土地勘がないもので可部と加計って近いんじゃなかったっけ?
と不安が押し寄せ、災害情報を見ながら朝食をとりました。

その時に、やっと主催者サイドからの電話がありました。

「ご心配されているとは思いますが、雨雲が少しそれていたので市内ほどの雨も雷もなく
 無事、キャンプを続行しております」

と。

その電話のほっとしたことといったら。
あの雷雨にあっていなかったとは!!


そして、それから連絡のないまま、キャンプは続行され
こちらのお天気はけっこう何度も雷や豪雨にみまわれずっと警報がでておりましたが
あちらはそこまでではなかったらしく、
多少、カヌー体験を中止したり、恐羅漢登山を途中で引き返したりしながらも
最終日を迎えたということで、無事、帰ってきました。

行かせる前から、低学年の5日のキャンプ。
多少の不安もあったのに加えて、
この前代未聞の気象情報と、広島市を襲った災害状況。
繰り返される悲報のニュースと、現地からの恐ろしい状況写真を目にしながら
子どもと離れてすごす5日間は、予想以上に長い5日間となりました。

長期実家送りにしたこととかもあるので子どもと離れることは今までもあったけど、
それでも毎晩のように電話で声はきいていたので、まったく声も聞かない日々は初めてでした。

そんな、心配していた親の心はつゆ知らず。
泥まみれの長靴を履いて山盛りの洗濯物を抱えてバスから降りてきて

「あーーー120%楽しかった! 帰りたくなかった~」

だそうです。

キャンプの間、ただの一度も母ちゃんのことも、溺愛している弟のことも
思い出さなかったそうです。



昨夜は、キャンプの時に料理コンテストで娘の班が見事優勝したメニュー。
オムピラフを作って食べさせてくれました。

娘の手料理をこんなに早く食べさせてもらえる日が来るとはね。
ピラフにジャガイモ入れたら美味しいって初めて知ったよ。
今度から入れるね。


いい経験ができて、一回り大きくなって帰ってきてくれたみたいです。
よかったよかった。




子どもの笑顔がすぐそばにいてくれることの
日常の当たり前だと思っていた幸せが、こうしてつづいていることに感謝。


災害にあわれた方が一日も早く日常を取り戻されますように。。。









コメント (2)
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