広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

作業療法はおもしろい

2012-09-30 11:02:38 | 思ったこと
昨日は私の母校「広島大学医学部保健学科」の創立20周年記念式典というのが行われました。

私はその保健学科の作業療法学専攻の3期生です。
いまでは、あっちこっちの大学にあるリハビリ専攻ですが
四年制大学として全国で初めて20年前に設置されたのが広大でした。

大学教育としての創成期、広大保健学科創設に尽力された先生方は
もちろん、国内屈指の先生方でした。
今思えば思うほど、もったいないほどの教授陣に
日々、教えをいただいた大学生活。
国内の作業療法学をリードする作業療法士を育成しよう!と
ビシバシ熱く指導していただいておりました。

が、私、ほんとダメな学生で・・・
夜な夜な流川界隈で社会勉強?ばっかりしてたもんで
授業は毎日、睡眠学習ばっかりで申し訳なかったです。 懺悔。

私がそんなダメ学生だっただけで周りは優秀な人ばかりで
いまや同期のみんなは教育・研究・臨床とそれぞれ作業療法界の最前線でちゃんと活躍しております。

そんな誇れる同期たちが20周年式典を機に広島に集まってきてるので
式典には行かなかったけど、飲み会にはちゃっかり参加してきました(笑)
日本の作業療法の母といわれる鎌倉矩子先生にも卒業以来お会いしました。

せっかくの専門教育を捨てて、
今やインテリアコーディネーターをしていることを申し訳なさそうに報告すると

「なんかそんな気がしたわ」 と ありゃりゃ、、、、

同期の中でも異色で、すっかり違う業界の人に転身済みの私ですが
みんなと話をしていると
自分が今やっている仕事の根っこの部分には、作業療法という学問を学んで
実践して来たことが、しっかりと役立っているのに改めて気付かされるんです。
(先生に対するフォローじゃないけど・・・笑)

同期の友には
「りえちゃんのブログ読んでると、商売の中に作業療法スピリッツをすごく感じるよ。
 寝てばっかだったけど、 ちゃんと毛穴から吸収してたんだね」

とほめて?もらい、

先生にさえ

「今、活躍するためにあのころはパワーを温存してたのね。
 あなた、眠れる獅子だったのね~」

と、ほめていただきました! (←褒めてないって?)

医療とインテリア
二つの仕事、
まったく違っているようでいて根底は一緒なんです。

どちらも、お客さま(患者さま)の気持ちや思いをよーく聞いて
ニーズを引き出し、それに対してよい、提案やアドバイスをするというところ。
さらに、
相手が望んでいない潜在的ニーズさえもひきだし、サービスを提供できるのがプロ。
今よりも心地よい暮らしを作るために、クライエントの立場に立ってお手伝いをする仕事。
そこには、その人その人のそれぞれの
個人の歴史、家族の歴史、そして価値観が存在するということ。

そのために、自分のもつ知識とスキルを常に向上させていくのが
どちらもプロとして大切なことだと思っています。

あぁ、日々勉強勉強!!

というわけで
分野は違えど、たまにこうやって
同じ大学で4年間机をならべて過酷な授業や実習を乗り越えた仲間に会うのは
いい刺激になるのです。
もっともっと私も今の分野を極めれるようにがんばらなくては!

それにしても鎌倉先生
約20年前とちっともかわらず 凛として かっちょよかったです。


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コメント (4)
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