広島一敷居の低いインテリアコーディネーター、子育てしながら・・・。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってました。

涙と笑いの自営妻オフ会

2010-10-03 19:21:44 | 思ったこと
昨夜は楽しみにしていた自営業の妻ばっかり集まってのオフ会。
参加者は総勢10名。

職種もバラバラ。
お腹に赤ちゃんがいる人から、もうお孫さんがおられる方まで。
自営妻歴も2,3年の方から20余年の方まで。
皆さん初対面の方がほとんどだったようです。


で、
どんな話をしたかというと。


今まで他のママ友やブログ友たちとした話とは全然違って
さすが、同じ境遇の人々。

濃かったです!


やっぱ自営に嫁いだ時点である程度覚悟がいるので
結婚に至るまでの話やら。(過去の恋バナあり!)

子育てと仕事の両立、葛藤。(常にテーマやね、これ。)

日々の煩い (ありすぎて、大変!)

舅姑と同じオフィスで机を並べている苦悩。(あえて、ノーコメント)

夫ととの仕事を通しての葛藤。(普通ならせんでいい喧嘩するんよね。)

離婚届を書いたこと、家出をしたこと!!(多いのにびっくり)

事業継承の話。(深刻やね~)


上司である職場で夫に対して敬語で話したりとか
お互いの立ち位置の話とか、
父の代から夫の代への継承のこと
息子に継がせたいか・・・とか
他の人とは絶対話せない内容ばかりでした。


旦那様が脱サラして自営の妻になった人と
私みたいに2代目3代目に嫁いだ文字通りヨメとは
また少し感覚も違うかもしれないけど
日々みなさん、悩みや将来の不安は一緒。

なんとかなるさの器のでかさも一緒。

明るいキャラも一緒。(しゃべりすぎじゃろ~!笑いすぎじゃろ~!)


ほんと、濃い~時間でした。

中には、結婚して以来初めて夜の外出を頼みこんで参加した人もあり。
運動会と仕事をこなしてかけつけた者もあり。
翌日も5時起きとか、仕事とかいう人もあり
旦那様に頭を下げてどうにかこうにか参加の方もあり
皆さん、仕事と家のことと毎日精いっぱいの中でなんとかかんとか
時間を作って集まりました。

1次会が終わってさて、二次会。

二次会出席率は低いかと思ってたら (花音さんとサシかと思ってた 笑!)
なんと、出席率100%!!!


12時半まで、
しゃべり倒しましたヨ。


笑ったりしゃべったり
自営妻先輩の話にききいったり
しゃべったり。
充実した時間でした。



そういえば、
なんで泣いとるん~!!と突っ込まれながら
途中ではなぜか、泣いてた私 (ハハハ)


今でこそ私たち、一緒に勉強してみたりと
ちょっと馬鹿ップル?なみに仲のいい夫婦なんですが

最初は全然そうでもなくて、
いつレオパレスに出てってやろうかって機会をうかがってた時期もありました。
そのころを思い出してしまったんですなぁ。


田舎の両親が苦労して大学だしてくれたおかげで取れた作業療法の資格。
そのおかげで天職と出会えたと思って楽しくやっていた仕事だったのに、
好きになった相手がたまたま自営の後継ぎだったということで
プロポーズの時に、仕事を手伝って欲しいと言われて結婚と同時に退職。

周りの友人はまだ独身だったので友達との付き合いも疎遠になって
山の上の団地に閉じ込められて
出かけたいならいちいち義母に事情を言って車を借りないといけない状況でどこにも行けず
(この出ずっぱりの私がどこにも行けないなんて!!)

ならば、歩いていける団地内の老人の集まりで、作業療法の経験を生かして
ボランティアでもしようと思えばまたまた夫に止められ
いらんこと、せんでいいけん家で大人しくしとけ!
(今思えば、この私に家で大人しくしとけということ自体、笑えるが
 当時は腹立たしいばかりでケンカ)

周囲からは必然的に
義母がやってきたように、家のことと会社の経理のことを引き継ぐ嫁を期待されるんだけど
義母と私は性格が正反対。
夫が、早く姑のような嫁になってほしいと、ねがって
いろいろ義母のやり方などを伝えれば伝えるほど
(でたーー。かあさんならこういうときこうする発言!)
私自身の個性を捨てていかなければならない毎日。


そして我が家はさらに同居のため

箸立てにどっち向きに箸を立てるのか
お漬物の切り方
お風呂に入ったあとは換気扇を回すのか窓を開けるのか
洗濯機を回すタイミングと洗濯物の干し方

などなど生活のすべてを郷に入れば郷に従えで
今まで自分がやってきた実家のやり方をすべて捨てて
宮本さんちのやり方に従い・・。

食卓の話題は
義両親と夫で仕事の話ばかり。

会社のことまだぜんぜんわからない私には
夕食の時間が苦痛以外の何物でもなかったあの頃。


ここまでくると、もう自分のアイテデンティティをすべて
奪い取られたようなもんです。


そして 絶対忘れることはないだろう夫に言われたひとこと。

わからないながらに、
私も、仕事を手伝ってほしいと言われて自分のキャリアを捨てて嫁に来たので
少しづつわかるようにならなくちゃという気負いがあった当時
仕事のことについて少し何か言った時

「わからんくせに口出すな。
 経験も実績も無い人に何も言われたくない。」

と。

私の今までの経験と実績を奪ったくせに
そんな風に言われた時の虚無感ったら(涙)



オフ会でおんなじような境遇の皆さんの話を聞いてるうちに
あんな こんな そんな うらみつらみを
思い出してしまって・・・

思わず 涙。


あの頃の喪失感と四面楚歌感は一生忘れないと思いますもん。


くーーー
思い出すと腹がたってきた!



まぁ、そんな かいがいしくもか弱かった私も
結婚 8年目。

そうとうな態度のでかさで
会社も家庭もしきりつつありますよ(爆)

社長(息子)の言うことは一つも聞かない会長(義父)も
嫁の言うことには耳をかしますよ。


夫の中で、
母親と私はキャラが180度違うという理解もすすんだため
私を「かあさん」に近づけようという無駄な努力もやめてくれました。


数年前までは
家のことは完璧にすべてやってしまう母親と、なーんにもしない父親の姿をまねて、
家のことも子育てもなんてなんにもせずにふんぞり返ってた夫も
いまや
毎晩、帰宅が1時になろうが2時になろうが 食器をすべて洗って
翌日の米をタイマーセットしてから寝る毎日。

子どもの保育園送りも欠かしたことはありません。


下剋上?!

ふふふ
この数年間で何があったか。

それは次回の自営妻オフ会で~(笑)



今回、参加したかったけど
予定があわず、泣くなく断念の皆さま。
こんなレポで
少しは会の雰囲気がわかっていただけたでしょうか?







今年もやります!秋のイベント。
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コメント (17)
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