WBCには出場を辞退したが、ダルビッシュだが、米大リーグの今季最優秀新人が12日に発表され、ア・リーグは打率3割2分6厘、30本塁打、83打点、49盗塁をマークしたエンゼルスのマイク・トラウト外野手が受賞し、レンジャーズのダルビッシュ有投手は選ばれなかった。全米野球記者協会による3人連記(1位5点、2位3点、3位1点)の投票で決まり、トラウトは28人全員が1位に選んで140点を獲得したが、この成績では当然なのだ。満票での選出はア・リーグ8人目だそうだ。
本当にいろいろな世界でめまぐるしい競争の世界だ。スーパーコンピューターの計算速度を競う世界ランキングの最新版が12日発表され、前回6月に2位だった理化学研究所の「京は3位に順位を落とした。首位は、米オークリッジ国立研究所の「タイタン」。タイタンは1秒間に1京(京は1兆の1万倍)7590兆回の計算速度を記録した。「京」は同1京510兆回。2位は前回首位だった米ローレンス・リバモア国立研究所の「セコイア」で、同1京6325兆回だった。 「京」は、理化学研究所と富士通が共同開発し、9月末に本格稼働を始めた。開発途中の2009年にあった国の事業仕分けでは、「2位じゃだめなんでしょうか」と言われて話題になったのだが、1位の座をとったがこれで終わりなのだ。