やっぱり決定力不足の日本代表は、チェコとの対戦も０―０で引き分けたのだ。右ＦＷでフル出場した圭佑は、１日のペルー戦から進歩を見せた３―４―３システムにご満悦だったザッケローニ監督とは対照的に試合内容に不満を示したのだ。圭佑はただ１人、別次元の目線だったのだろう。２戦連続のスコアレスドローに終わったチェコ戦を終え、本田が不満を口にした。「何を目指して話をするかにもよるけど、良いとは言えない。全体的にまだまだ。いろいろな要素があってザッケローニ監督がポジティブなことを言っているのは想像できるけど、そのレベルで会話をしてはいけない」。１４年Ｗ杯ブラジル大会制覇を本気で目指しているだけに、ＦＩＦＡランク３２位の東欧国に勝ちきれなかったことに納得できなかった