サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

bonobs In Liquid Room ebisu

2005年07月25日 12時49分36秒 | ライブ
○○マガジンの坂口君にお誘いいただいて、
7/16(土)にボノボの電詩行脚ツアーの東京公演に行ってきた。
場所はLiquid Room ebisu。
まだ数える程しか恵比寿に場所を移したリキッドには行ったことがないけど、
未だに駅からどっち方面に行けばいいのか迷う。

会場はお洒落な若人が沢山集っていた。二十歳過ぎの人が多いのだろうか。
ステージにあがったメンバーも何だかお洒落だ。

Set List
1.Good Morning Groove
-MC-
2.春の嵐
3.グレープフルーツムーン
-MC-
4.Asian Lullaby
5.スモーク
6.今夜はGroove me
-MC-
7.electlyric
8.あたらしいひ
-MC-
9.春夏秋冬
10.Floating
-MC-
11.LOVERS ROCK
12.THANK YOU FOR THE MUSIC
-アンコール-
13.もうじき冬が来る
14.愛してるぜ
15.あの言葉、あの光
-ダブルアンコール-
16.mighty shine mighty rhythm

大満足の全16曲。後半の怒涛のラテンフィーバーあふれる曲があったかと
思えば重たいベースリズムが奏でるサイケデリックテイストなダブソングもある。
こういったバラエティに富んだ曲調が人気を得ている理由だと思う。
加えてボーカリストの声の質とまっすぐな歌詞。
以前も書いたけど、サンキュー・フォー・ザ・ミュージックだったり
愛してるぜだったり、正面きって言うのってなかなか難しいと思う。
それをやってのけるというのはやはり凄いと思うし、
それだけバンドのモチベーションが高いのだろう。

この日一番の盛り上がりはやはり12曲目の
「THANK YOU FOR THE MUSIC」だった。
会場のみんながリズムにあわせて手を叩いていた。
その光景のなんとハッピーなこと!
私は、ワイト島のフェスで観客全員がピースサインする
光景と思わずダブってしまった。
それだけこの曲の根源的なパワーがあるんだろう。
あのリズムと歌詞。

ライブは、バンドの曲調にもよるからだろうけど、
モッシュなどなく、みんなが幸せそうに自分の立ち位置で思うように踊っている。
今までこういった感じのライブは見たこと無かったので、
とても新鮮だった。こういうのもいいなぁ。

最後にちょこっと打ち上げに参加して帰りました。
メンバーもいい人が多そうだったなぁ。

フィッシュマンズはもういないけど、
今の時代にはボノボがいるんだよ。それって凄く幸せなことだよね。

(そういやフィッシュマンズがエゾロックでステージに上がるらしい・・・)

最後に。
私だけだと思うのだけど、蔡(ボーカル)の声、特に「愛してるぜ~」と
歌う時なんか忌野清志郎の声にそっくりだと思うんだけど・・・どうでしょう?