基本的にCD-Rのブートは買わないようにしてるのですが、
本日は中古で安かったので結構前にリリースされていたものを思わず買ってしまいました・・・
『SANTANA without SANTANA : LIVE 1971』
タイトルの通り、サンタナがいないサンタナのライブです(笑)
まぁカルロスのいない、サンタナバンドということですね。
でどういうことかというと、またまたインフォを引用すると、
『主役のカルロス・サンタナがいない前代未聞のコンサートとなったサンタナ初期71年の激レア・ライブ音源が初登場!71年10月11日ボストン公演。なんとコンサート・ツアー途中にしてカルロス・サンタナがバンドを脱退!ニール・ショーンが全面的にギターを担当したサンタナの長いキャリアの中でもこの時のラインアップは前代未聞の事態の中でライブ演奏が繰り広げられた歴史的ライブ音源となりました。音質クオリティは良好ではないオーディエンス録音ながら当時の貴重なコンサートの模様を記録した点ではコレクター注目で、この後もちろんカルロスは復帰しておりサンタナ不在のサンタナはこの日を含めわずかしかなくまさに奇蹟のレア音源といえるでしょう。デビュー以来一気に頂点まで上りつめメンバー間の確執の中で続けられた初期サンタナならではワイルドな演奏が主役抜きで展開するという珍しいライブです。』
となっています。確かにレアなライブですが、自分が客で見に行ったときにカルロス・サンタナが居なかったらすごく嫌だなぁ(笑)
音は、「良好でないオーディエンス録音」と書かれていますが、まぁ、ブート慣れしている人にとってはパートも聞き分けられるのでまずまずといったところでしょうか。
のちにカルロス・サンタナと初期メンバーが仲たがいして、結局グレッグ・ローリー&ニール・ショーンが脱退しジャーニーを結成に至るわけですが、その伏線とみるのも面白い今回の音源。カルロスが居ないのは嫌だと書きましたが、おそらく実際に見ていたらきっと満足して帰ったであろう、すばらしい内容のライブ。どうしてもこの時期はカルロスとニールのツインギターがつい頭の中で出てきてしまいますが、そういった違和感はあるものの、あのエリック・クラプトンにも認められた(実際ドミノス時代にライブを一緒にしている)若き天才ギタリストの弾きっぷりといったら!すごいです!こんだけ弾けるなら確かにひとり立ちしてバンドを結成したくなるのもうなずける。
カルロスとのツインギターではリフやメイン・フレーズをカルロスが弾いて、ソロも弾いて、そのほかのおかずやソロ回しの時にニールの出番がやってくる感じだったと思うんですが、カルロスがいなくてもギターパートを全部一人でやってのけるあたり、恐らくあんまり時間もなかっただろうに、さすがである。サンタナの手癖、サンタナフレーズも結構コピー出来ている(でも完コピとはさすがにいかなかったみたい)。ニール・ショーンを見直しました。彼のファンだった方ごめんなさい。
曲はカルロスが抜けてもこの時期の代表的なセットリストと言っていいのではないでしょうか(下記参照)?映画『フィルモアの最后』でもやっていたマイルス・デイビスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」もやってます。が、さすがにカルロスのようなスピリチュアルな感じには上手くいかないようです。
これを聞いていて思い出したのですが、サンタナといえばやはり「カルロス・サンタナ」のあの艶やかなギターが一番に思い出しますが、初期に限っていえば、グレッグ・ローリーの役割も相当大きかったはず。かなりグルーヴィーなオルガンを弾いていて、オルガン・ロックともいえる内容だし、歌も歌っている。なので本人はカルロスばっかりに脚光が当たるのが嫌だったのかも知れない。そんなグレッグですが、ここでもかなりオルガンをガンガンにプレイしてます。
まぁこの時期のサンタナが悪いはずがないんですが、カルロス・サンタナがいなくても「サンタナ」は十分にすごかったということを証明した面白いライブではないかと思います。
01.Batuka /No One To Depend On
02.Taboo
03.Se A Cabo
04.Waiting / Incident At Neshabur
05.Black Magic Woman / Gypsy Queen
06.Oye Como Va
07.In A Silent Way / Marbles
08.Toussaint L'Overture
09.Evil Ways / Para Los Rumberos
10.Jambalaya/Gumbo
Michael Carabello (perc), Coke Escovedo (perc), Gregg Rolie (kbd/vo), Tom Rutley (b) Neal Schon (g), Michael Shrieve (ds)
Recorded Live At Boston Gardens,Boston,MA USA Oct 11th 1971
本日は中古で安かったので結構前にリリースされていたものを思わず買ってしまいました・・・
『SANTANA without SANTANA : LIVE 1971』
タイトルの通り、サンタナがいないサンタナのライブです(笑)
まぁカルロスのいない、サンタナバンドということですね。
でどういうことかというと、またまたインフォを引用すると、
『主役のカルロス・サンタナがいない前代未聞のコンサートとなったサンタナ初期71年の激レア・ライブ音源が初登場!71年10月11日ボストン公演。なんとコンサート・ツアー途中にしてカルロス・サンタナがバンドを脱退!ニール・ショーンが全面的にギターを担当したサンタナの長いキャリアの中でもこの時のラインアップは前代未聞の事態の中でライブ演奏が繰り広げられた歴史的ライブ音源となりました。音質クオリティは良好ではないオーディエンス録音ながら当時の貴重なコンサートの模様を記録した点ではコレクター注目で、この後もちろんカルロスは復帰しておりサンタナ不在のサンタナはこの日を含めわずかしかなくまさに奇蹟のレア音源といえるでしょう。デビュー以来一気に頂点まで上りつめメンバー間の確執の中で続けられた初期サンタナならではワイルドな演奏が主役抜きで展開するという珍しいライブです。』
となっています。確かにレアなライブですが、自分が客で見に行ったときにカルロス・サンタナが居なかったらすごく嫌だなぁ(笑)
音は、「良好でないオーディエンス録音」と書かれていますが、まぁ、ブート慣れしている人にとってはパートも聞き分けられるのでまずまずといったところでしょうか。
のちにカルロス・サンタナと初期メンバーが仲たがいして、結局グレッグ・ローリー&ニール・ショーンが脱退しジャーニーを結成に至るわけですが、その伏線とみるのも面白い今回の音源。カルロスが居ないのは嫌だと書きましたが、おそらく実際に見ていたらきっと満足して帰ったであろう、すばらしい内容のライブ。どうしてもこの時期はカルロスとニールのツインギターがつい頭の中で出てきてしまいますが、そういった違和感はあるものの、あのエリック・クラプトンにも認められた(実際ドミノス時代にライブを一緒にしている)若き天才ギタリストの弾きっぷりといったら!すごいです!こんだけ弾けるなら確かにひとり立ちしてバンドを結成したくなるのもうなずける。
カルロスとのツインギターではリフやメイン・フレーズをカルロスが弾いて、ソロも弾いて、そのほかのおかずやソロ回しの時にニールの出番がやってくる感じだったと思うんですが、カルロスがいなくてもギターパートを全部一人でやってのけるあたり、恐らくあんまり時間もなかっただろうに、さすがである。サンタナの手癖、サンタナフレーズも結構コピー出来ている(でも完コピとはさすがにいかなかったみたい)。ニール・ショーンを見直しました。彼のファンだった方ごめんなさい。
曲はカルロスが抜けてもこの時期の代表的なセットリストと言っていいのではないでしょうか(下記参照)?映画『フィルモアの最后』でもやっていたマイルス・デイビスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」もやってます。が、さすがにカルロスのようなスピリチュアルな感じには上手くいかないようです。
これを聞いていて思い出したのですが、サンタナといえばやはり「カルロス・サンタナ」のあの艶やかなギターが一番に思い出しますが、初期に限っていえば、グレッグ・ローリーの役割も相当大きかったはず。かなりグルーヴィーなオルガンを弾いていて、オルガン・ロックともいえる内容だし、歌も歌っている。なので本人はカルロスばっかりに脚光が当たるのが嫌だったのかも知れない。そんなグレッグですが、ここでもかなりオルガンをガンガンにプレイしてます。
まぁこの時期のサンタナが悪いはずがないんですが、カルロス・サンタナがいなくても「サンタナ」は十分にすごかったということを証明した面白いライブではないかと思います。
01.Batuka /No One To Depend On
02.Taboo
03.Se A Cabo
04.Waiting / Incident At Neshabur
05.Black Magic Woman / Gypsy Queen
06.Oye Como Va
07.In A Silent Way / Marbles
08.Toussaint L'Overture
09.Evil Ways / Para Los Rumberos
10.Jambalaya/Gumbo
Michael Carabello (perc), Coke Escovedo (perc), Gregg Rolie (kbd/vo), Tom Rutley (b) Neal Schon (g), Michael Shrieve (ds)
Recorded Live At Boston Gardens,Boston,MA USA Oct 11th 1971