サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

テクノ歌謡について

2007年05月19日 01時00分36秒 | 邦楽
早速ブログ更新!どんどん行きますよ!

さて今日遅ればせながらコイデヒロカズ著「テクノ歌謡マニアクス」を新宿のジュンク堂で買いました。

この本ブルースインターアクションから2000年に発売されていたもので、
ちょっと気になっていたんですが、廃刊かと思いなかばあきらめていましたが、思わず見かけてしまったので買ってしまいました。

昔から知る人は「私がテクノ???」と思われても仕方がない位、
テクノとは縁遠いところにいました。

今もテクノのアーティストは全く聞かない/知らない状態ですが、
やはりテクノ歌謡の「歌謡」の部分に反応してしまいます。

歌謡曲は昔から言われていますが、J-POPにはない職業作家たちによるその都度その都度の流行を、「歌謡」というフィルターを通して消化/昇華し、日本人なら思わずぐっときてしまう曲にしてしまうという、日本にしかないジャンルで、それこそ「グルーヴ歌謡」「ボサ歌謡」「ディスコ歌謡」などの派生ジャンルも生まれるほど。中には振り幅がとんでもないものがあったりするのがまたマニア心をくすぐり憎いです。

そんな中で「テクノ歌謡マニアクス」ですが、200ものディスク紹介に加え、
細野晴臣や松本隆のインタビューもあるのでこれは必見ですね。

'80sはどうもあのシンセが効いたドラムの音や、ちゃらちゃらした衣装や音が気に入らなくて敬遠していたのですが、これを気に一気に開拓してみようかと思います!詳しい方、アドバイスよろしくお願いします!

でも当時の日本の曲って、基礎がしっかりしているし、それこそ演奏しているミュージシャンも70年代からやっているロックやジャズの手練れのミュージシャンが参加しているので悪いはずがないんですよね。遅まきながらようやくそこに気づき、ニューミュージックなんかも最近色々と集めてます。安いし、フロアライクのものも多いしね!なにより普通に曲が良い!