飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

石川議員に独占インタビュー

2010-02-20 11:53:23 | 小沢 一郎

『主権者国民レジスタンス戦線』ブログ第33弾!!
石川議員に独占インタビュー!
別件逮捕の実体、狙いは裏献金立件狙い
水谷献金はなかった?!


 リークされた内容と事実は大きく違う。公務員守秘義務違反の追及が必要だ。世論誘導が目的としか思えないリーク報道の現実、それにしても『TBSテレビが流した「ウラ献金疑惑、居合わせた人物が核心証言」のニュース』ともなると、ほとんど謀略報道である。

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 《このニュースが放送されたのは1月27日(水曜日)。昼と夕方と夜のニュース番組で大きく取り上げられ、映像が流された。

水谷建設に近い関係者という男性が、石川知裕衆院議員の5000万円授受の瞬間を目撃したという衝撃内容だ。
〈疑惑の舞台は都内のホテル喫茶店。04年10月15日のことだ〉――こんな説明が入り、ウラ献金受け渡し現場のホテルの喫茶店内の映像や見取り図がイラストで詳しく示される。

〈しばらくすると、スーツを着た1人の長身の男が現れた。石川知裕衆院議員だ〉
〈(水谷建設の)元社長らの正面に腰掛けた石川容疑者。ここで5000万円が渡されたという〉との説明も。
 記者と男性証言者の一問一答は具体的だ。

記者「紙袋の中は現金だけ?」
男性「上に新聞があった」
記者「袋は1個? 袋は5000万円?」
男性「5000万円」
記者「現金をどういうふうに渡したのか?」
男性「紙袋にお土産用みたいな、絵が描いてあって外側がナイロンでビニールで保護してあるようなやつ」……。

現金授受の現場にいた第三者の目撃証言となれば、5000万円疑惑の信憑(しんぴょう)性は高くなる。起訴された石川議員の裁判でも、検察側証人として出廷する可能性も高い。その意味でメガトン級の大スクープだ。

と ころが、なぜか、この目撃証言はその後、大きなニュースになっていない。地検特捜部が有力証拠にしたという報道もない。不思議だ。あのニュースは何だった のか。司法記者たちの間だけでなく、民主党内でもこのニュースは関心を集め、「調査しないといけない」「石川議員は長身じゃない。最初からおかしいと思っ た」と問題視する動きになっている。

真相はどうなのか。TBSの番組に登場した「水谷建設に近い関係者」という本人に直撃してみた。その一問一答は、これまた衝撃だった。
――04年10月15日にホテルに行ったのか。
「04年10月15日とは言っていない。暑くて酒を飲もうとホテルに立ち寄った。水谷の当時の川村社長、小野専務がいた。その日はホテルのクーラーが涼しかったことは覚えている」

――カネの受け渡しは見たのか。なぜカネと分かったのか。
「自分も(カネを)運んだ経験があるからだ」
「正直に言うと、知人から『聞いた』話も番組に入っている。あんなに大きく取り上げられたから、ビックリして知人に確認したが、『話は間違いない』と言っていた」

――本当に04年10月15日なのか。
「だいたい5、6年前のことを覚えている人はいないでしょう。1週間前の夕食さえ覚えていないのに」

――石川議員を見たのは確かなのか。
「石川は以前、(別の)グランドパレスホテルで見たことがある」

10月15日があいまいとは驚いた。しかも、5000万円を見たわけでもないのだ。それが、どうしてああいうニュースになるのか。

TBS広報部の回答はこうだった。
「私どもが取材した方は、放送した通りの証言をしており、放送内容には何ら間違いはありません」

そこまで自信があるのなら、もう一度、目撃男性を取材して、何が本当なのか、TBSは放送した方がいい。今回の小沢幹事長の事件では、大マスコミの報道姿勢が大きな問題になっている。衝撃ニュースを流して、それで終わりでは済まない。

(日刊ゲンダイ 2010/02/05 掲載)》


 驚きを通り越して、開いた口がふさがらなくなる。これが天下の公共放送をになっているメディアのする事だろうか? 北朝鮮の機関放送でも、そこまではしないだろう。すぐにばれることは、どう考えても損得勘定に合わない。


 しかし、これが日本の大手マスコミメディアの現状である。


 検察刷新も必要なら、大手マスコミメディアの刷新も喫緊(きっきん)の最重要課題である。以下に民主主義を標榜しようとも、肝腎の報道が歪んでいれば、実現するはずがない。実際のところ、『腐りきっている』と言うのが現状であり、決して言いすぎではなかろうと思われる。


 もしもそうでないなら、このブログでも『主権者国民レジスタンス戦線』などと、仰々しく抵抗戦線を張る必要など少しもないのである。目に余るからそうしているに過ぎない。これでは、何としても『真実』が見えなくなるからである。


 本当のところ、前向きな『真実』を追求していきたいというのが、本音なのだ。


 検察刷新が、総務相の言に依れば緒に就く可能性がある。メディア刷新は何としても捨て置く訳にはいかない。これは真の民主主義の根幹に関わる重大事なのだ。


 

【転載開始】日刊ゲンダイ本紙が石川議員に独占インタビュー


政治資金収支報告書虚偽記載で起訴された石川知裕衆院議員(36)が保釈後、初めて日刊ゲンダイ本紙の単独取材に応じた。検察の取り調べはどうだったのか。形式犯なのに起訴された悔しさは? 石川議員の口からは意外なセリフが飛び出した。


「このままでは死んでも死に切れない」
石川知裕3
石 川議員の話を聞いたのは議員会館の事務所だ。部屋にはベビーベッドが置いてある。子供が生まれたばかりの女性秘書のためである。検察は乳飲み子がいる女性 秘書も呼んで、長時間の聴取をした。本人は逮捕、起訴され、今後、長い裁判が待っている。まず、検察が憎くないのか。

――「いえ、私 が許せないのは水谷建設の方です。なぜ、私に5000万円を渡したというウソをついたのか。彼らは東京地検特捜部もだましたのです。なぜ、そんなことをす る必要があったのか。水谷功氏の脱税を隠すためなのか。それとも誰かが絵図を描き、私や小沢幹事長を貶(おとし)めようとしているのか。背後にどんな力が 動いているのか。真相が判明しなければ、死んでも死に切れません」

石川は1月15日に逮捕された。直前にガサ入れがあり、その後もきちんと聴取に応じていた。それなのに、国会開会直前の逮捕。国会関係者も驚いた。

―― 「13日に強制捜査があり、14日にも取り調べられ、15日も行く予定でした。でも、連日はきついし、地元に戻ろうかとも思ったので、弁護士が連絡し、 15日は回避してもらい、その代わり16、17日に行くことにしたのです。ところが、15日の夜7時になって、どうしても今から会って話をしたいと言って きた。これは逮捕だなと思いました。検事が帝国ホテルの1階まで迎えに来てくれて、午後10時3分に逮捕されました。逮捕前は水谷建設からのお金のことば かりを聞かれました。ずっと事実ではありませんと申し上げた。そうしたら、政治資金収支報告書の虚偽記載で逮捕になったのです」

「自殺の恐れ」は、うかがえない。水谷の裏献金で口を割らないものだから、吐かせるために逮捕した。検察権力の横暴、不当な取り調べと言うしかないが、石川は実に人がいい。

―― 「いや、自殺の気はなくても、知人や検事に弱気の発言をした事実はありますからね。検察のご判断なのでしょう。取り調べの検事さんは人間的に優れていまし た。そういう人が特捜部の検事になるのでしょう。私は2人の検事から聞かれましたが、普段であれば、一杯やりたいな、という人たちでしたよ」とか言うので ある。

連日9時間に及んだ聴取の怖さ
検事が声を荒らげたことは? 「小沢はもう守らんぞ」と脅されたことは?

――「取り調べの中身については言わない約束をしたので、ご想像に任せますが、取り調べは紳士的で、怒鳴られたのは1、2度です。ただ、肉体的にはつらかった。取り調べは午前中1時間、午後に3時間、夜に5時間。毎日9時間前後に及んだのです」

一番、つらかったことは?

―― 「何度言っても裏献金の事実がないことを信じてもらえなかったことです。『証拠はそろっている、あとはあなたが真実をしゃべるだけだ』と言うのです。私は 水谷建設が私に金を渡したという10月15日のアリバイを示せなかった。だから、堂々巡りになるのは仕方ないのかなとも思いましたが、許せないのは裏献金 話を捏造した水谷です。水谷の幹部とは懇親会で名刺交換をした程度だし、功元会長については、捜したけど名刺もなかった。それなのに、現金を渡した日付ま で指定して、私にアリバイがあったら、どうするつもりだったのでしょうか」

洪水のようなリーク報道に怒りはないのか。中には金の受け渡し現場を見たという第三者の証言を報じたテレビもあった。
(⇒1/27にTBSで昼と夕方と夜に放映された 下部の<続き>に掲載しました)

――「あれはひどいです。何らかの抗議、訴えることを検討しています」

それでも、一連の責任を取り、離党を余儀なくされた。今後は孤独な裁判が待っている。さぞ、悔しいのではないか。裏金でなければ、収支報告書の修正で済む話ではないか。

―― 「虚偽記載については公判で明らかにしていきますが、反省すべきところもあります。離党については北海道11支部の人々が『離党すべきではない。強制的に 離党させられるのであれば、我々も集団離党する』と言ってくれた。でも、私は離党せざるを得ないと思っていました。小沢幹事長とは会っていません。接触が 禁止されているわけではありませんが、会えば何かと誤解されますから……」

サバサバと吹っ切れたような表情で語る石川だったが、その胸中は察するに余りある。決して検察批判を口にしなかったのは、それだけ、検察の怖さを思い知らされたからなのだろうか。

(日刊ゲンダイ 2010/02/19 掲載)【転載終了】

追加記事

 先日TBSが、「私は石川にカネ運びました」みたいなガセのタレ込みに引っかかり、そいつの映像を流してしまったそうだな。あのガセはマスコミ各社にタレ込みあって、ほかの社は「ガセだこりゃ」ってすぐわかったのに、TBSだけがそのガセに引っかかったらしい(笑)。

 大変だねぇ。石川サイドはTBS訴えるって言ってるよー(笑)。これで訴えられなかったら、逆に裏取引あったってわかっちゃうよねぇ。大変だぁ!あははは。

 え?なんで訴えるって言い切れるかって?私は北海道出身ですよ。わかるに決まってるでしょう。北海道中に草がいますからねぇ~【転載終了】


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