飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

×(バツ)最高裁裁判官の面々!!-国民審査-

2009-08-23 10:43:12 | 植草一秀

植草先生、『国策収監』に抗議するブログデモ!!
最高裁判所裁判官の国民審査であるが....!


 どんなに頑張って、×票を入れても裁判官は罷免されることは、理論的には不可能であろう。白票を信任票としているからである。しかし、前代未聞の意思表示は出来る。

Saikosaibansho


 『裁判所よ、お前もか』あるいは『日本の裁判官達の生態!!』等で、既載したことであるが、裁判所が形骸化し、真実に立ち向かう姿勢が疑われる事態があることは確かである。他にも拙稿『現役・地方裁判所職員の証言!!』があるので、参照いただければありがたい。真偽の程は、各諸氏に委ねられるが、投稿者としては実体験的にも感得していることである。


 ここに、国民の目線でカンフルを打つのは、必要なことである。


 まさしく、その延長線上に『植草教授国策・冤罪事件』が成立している。優秀で気骨ある優れた裁判官が多数いることを否定しない。しかし、そういう人士が、不遇を託つ(かこつ)状況があることも容易に想像できる。ましてや、本来、三権分立の司法の塔が、国策に流されるような事態は看過できない。


 そのために、今、定められた規定に基づき意思を表明することは重要な意味がある。下記に記された4氏は、『植草教授国策・冤罪事件』に有罪の断を下した最高裁裁判官たちである。それが今回の総選挙の国民審査を受けることとなる。言うまでもなく×である。


 これを提唱する。尚、この面々、どうして『植草教授国策・冤罪事件』の審判を担当することになったのか? 穿ってみれば見るほど、国策追随の裁判所の意図が透けて見えるというものである。


【国民審査を受ける最高裁判所裁判官】

× 竹崎博允 (たけざきひろのぶ、2008年11月25日から最高裁長官、東京大学法学部卒 、裁判官出身)

 かれは昨年11月、あの裁判員制度を成功させるために最高裁長官に抜擢されたと報じられた司法官僚だ。

 すでに裁判員制度の開始で明らかになったように、裁判員制度は国民の意思を無視した平時の徴兵制ともいうべき悪しき制度である。

 早晩廃止されなければならない制度である。

 その制度をつくった張本人の一人であり、その制度を強引に定着させようとする人物を、最高裁長官にとどめておいていいのか。


× 那須弘平 (なすこうへい、東京大学法学部卒 、弁護士)

 氏については、よく知らない。リンクのように罷免の会もあるが、投稿者としては、植草冤罪事件を有罪にした裁判官ということで、審査は×とする。


× 近藤崇晴 (こんどうたかはる、東京大学法学部卒 、裁判官)

 氏については、拙稿『植草一秀さんを有罪にした裁判長とは?②』にて詳報した。故に×である。

Kondou


× 竹内行夫 (たけうちゆきお、京都大学法学部卒 、外交官)

 云わずと知れた、イラク攻撃に反対した天木直人特命レバノン大使を解任した当人である。

 彼は外務事務次官の当時、米国のイラク攻撃を支持し、自衛隊をイラク派遣に派遣した責任者だ。

 その自衛隊のイラク派遣を名古屋高裁は昨年4月違憲であると断じた。

 憲法を破った人物が「法の番人」となるなどということが認められていいはずがない。


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1 コメント

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飄さん、こんにちは。 (浜村拓夫)
2009-08-23 15:23:35
飄さん、こんにちは。
痴漢の容疑で陥れるとかどんだけ~ナスは×と。
 
総選挙の報道は、衆議院の方ばかりがクローズアップされて、最高裁の国民審査の方は情報が少ないと思います。
日本は三権分立でやっている国という建前なのに、最高裁の国民審査はなんか衆議院選挙のオマケ的な扱いになってると思います。(笑)
国民が司法を監視して、信任の意思を示す数少ないチャンスですから、もっと注目しないといけないですね。
 
日本の裁判制度には、重大な欠陥があるように思われます。
それは、裁判官が冤罪(えんざい)を肯定しているという状況です。
(冤罪とは「無実であるのに犯罪者として扱われてしまうこと」を指す言葉。つまり「濡れ衣(ぬれぎぬ)」)
 
冤罪で有名になった足利事件で、検察と警察は菅家利和さん釈放後、相次いで謝罪しましたが、裁判所は謝罪していません。
菅家さんは記者会見などで「裁判官にも謝ってもらいたい」と語っています。
 
最高裁が冤罪を認めていないのなら、つまり冤罪を否定しているのなら、検察と同様に謝罪するはずです。
しかし、謝罪しないということは、冤罪もやむなし=冤罪を肯定しているのです。
 
こんな最高裁が、憲法の番人であるというのであれば、日本は法治国家とは言えません。
裁判所がデタラメなので、三権分立の考え方は日本ではまともに機能していませんね。
=どこの政党が政権を担おうとも、司法が腐っている現状では、国が良くなる訳がないと。
 
最高裁の国民審査は、言うまでもなく全員×です。(・∀・)
 
裁判官の選択方式ですが、×を付けて罷免する方式から、○を付けて信任する方式に変えた方がいいかも。
=○が過半数を超えなければ罷免する。

<返事>
浜村拓夫 様
 はじめまして、コメント有難うございます。

 確かに、司法の国民審査権には不備があります。立法府には選挙が、行政府には行政不服法がありますが、司法には物申す門が狭い。そこに国民審査権が及ばない理由がありますね。三権分立を確立するなら、国民審査権を強化する必要がある。その点同感です。
 白票を信任票とするのではなく、棄権票とし、信任○不信任×を有効票として、総投票数の一定の有効票率を審査成立下限として、成立要件とすればよい。その際、その率は、10%位でもいいのではないかと考えています。現行の1%では安定性を欠くとの見方は当然あるが、現行は白票を有効票としている点、ほとんど制度的には欺瞞性を否定できないと思っています。飄平
 

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