飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

バイオ燃料計画を中止したドイツ!!

2008-05-01 08:59:47 | ニュース

さすがはドイツ! 偽ユ○ヤ人が毛嫌いする理由が分かる!!

 バイオエネルギーは、環境負荷の点からも、自然の摂理からも理屈に合わないことは、生来の知恵を持って考えればわかることだ。食物は粗末にすべきモノではない。『頂きます。!』と言って、頂く(食べる)モノだ。食物残渣を使い、廃棄物を利用するというのならまだしも、本来、天与の食物であるところのトウモロコシ、大豆を燃料として自動車に食わすとは何事か。何億人もの人間が飢えているというのにあり得る話ではないではないか。それなら、自動車を縮小して、食物を分かち合うべきが、本来人間たる使命である。

 であるから、このバイオエネルギー推進は、食料支配の世界戦略であることは分かり切っている。石油がないというのも作り話である。もうしばらくすると暴露される。否、暴露されている。みんなが知らないだけだ。メディアが結託して、一方的情報しか流さないからだ。すべてグルである。あまりに大胆に、大きなウソをしたり顔でつかれるとと、大抵の人間は欺される。詐欺とはそう言うモノだ。しかし、何時までもだまし続けることは出来るはずはない。<写真は記事に無関係!オモシロイから>Leapoffaith

 食料高騰は、穀物メジャーを肥やし、飢餓は又、援助という名目で穀物メジャーを肥やす。穀物メジャーは軍産複合体に繋がり、飢餓は騒乱を生み、和平の名目で軍事支配が広がる。軍事支配は、楯の内に隠して、虐殺が行われる。戦闘で死亡するより、治安平定作戦で死亡する人間の数が多いというのはどういう訳か。イラクを見れば分かる。すべては想定内の計画である。

【転載開始】

バイオ燃料計画を中止したドイツ

IPSJapan2008/04/24


【ベルリンIPS=ジュリオ・ゴドイ、4月17日】

 ドイツ政府は(来年度の実施を計画していた)新たなバイオ燃料計画を中止するという大きな決断を下した。<ベルリンIPSのジュリオ・ゴドイより、バイオ燃料導入の是非をめぐる専門家の諸意見を報告したIPS記事。(IPS Japan武原真一)>Photo10

 バイオ燃料には『燃料』としての効果は見られないと判断し、バイオ燃料の使用車両を増やす計画を断念、さらにガソリンに添加するバイオエタノールの比率を現在の5%から2倍の10%にするという決定も覆した。

 『ドイツ自動車工業会(VDA)』は当初、新バイオ燃料で走行不可能な車の数は37万5,000台と試算していたが、実は300万台以上に上ることが判明。これを受けドイツ政府は同計画を撤回すると発表した。

 環境問題の専門家は「バイオ燃料は温室効果ガスを削減するどころか、環境全体に悪影響をもたらす」とし、政府の判断を概ね支持した。しかし、自動車の燃料以外にもまだまだ多くの懸念が残されている。Photo11 <ハイデルベルク大学『Institute for Environmental and Energy Research』のGuido Reinhardt氏は、「バイオマス(再生可能な生物由来の有機資源で化石資源を除いたもの。木材・畜産・食品廃棄物など:IPSJ)の利用を推進する べきだ。これならトウモロコシなど穀物生産の妨げにならない」とIPSとの取材に応じて語った。(IPS Japan武原真一) 資料:Envolverde>

 ハイデルベルク大学『Institute for Environmental and Energy Research』のGuido Reinhardt氏は、油やしや大豆、ナタネといった(バイオディーゼルの原料となる)植物を栽培する際に使用される大量の殺虫剤や肥料、熱帯雨林の破 壊の問題などを指摘した。

 さらに、Reinhardt氏は「バイオマス(再生可能な生物由来の有機資源で化石資源を除いたもの。木材・畜産・食品廃棄物など:IPSJ)の利用を推進するべきだ。これならトウモロコシなど穀物生産の妨げにならない」とIPSとの取材に応じて語った。

 すでにバイオ燃料生産がもたらす食糧問題は世界各地で起こっている。エジプト、メキシコ、ハイチ、ボリビア、ウズベキスタンでは近年、農作物の価格急騰が、深刻な食料不足を引き起こし、暴動が起きている。

 バイオ燃料導入の是非をめぐる専門家の諸意見を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=松本宏美(Diplomatt)/IPS Japan武原真一【転載終了】


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