『アメリカ炎上』転載第4弾!!
小石 泉(牧師)著
アメリカ炎上
ロシアがアメリカを攻撃する! そんなことが有りうるだろうか。そして、繁栄の極致にある国アメリカの巨大な都市が木っ端微塵に砕け散り、数百数千万人のアメリカ人が広島、長崎の数千倍の核爆弾によって、消し飛び、業火に焼かれるなどということが本当に起こるのだろうか。それほど重大なことは聖書にも書かれているのではないだろうか。
実は確かに聖書にそれとおぼしきことが書かれている。それは細部にまでは一致しないのだがどう考えてもそうとしか思えないのだ。そこで、どうしても聖書からかなり長い引用をしなければならない。これはこれからの話に不可欠なことなので、少しばかり忍耐してお読みいただきたい。
“彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主なる神は、力強いかたなのである。彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られない。これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠く彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都について大いに喜べ。神は、あなたがたのために、この都をさばかれたのである」。すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。た、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はおまえのまじないでだまされ、また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。この後、わたしは天の大群衆が大声で唱えるような声を聞いた、「ハレルヤ、救と栄光と力とは、われらの神のものであり、そのさばきは、真実で正しい。神は、姦淫で地を汚した大淫婦をさばき、神の僕たちの血の報復を彼女になさったからである」。再び声があって、「ハレルヤ、彼女が焼かれる火の煙は、世々限りなく立ちのぼる」と言った。すると、二十四人の長老と四つの生き物とがひれ伏し、御座にいます神を拝して言った、「アァメン、ハレルヤ」。その時、御座から声が出て言った、「すべての神の僕たちよ、神をおそれる者たちよ。小さき者も大いなる者も、共に、われらの神をさんびせよ」。わたしはまた、大群衆の声、多くの水の音、また激しい雷鳴のようなものを聞いた。それはこう言った、「ハレルヤ、全能者にして主なるわれらの神は、王なる支配者であられる。”黙示録18:2~19:6
さて、ここはこの世の終わりに滅ぼされる大きな国または組織のことである。長い間、プロテスタント教会ではこのバビロンと呼ばれている国をカトリック教会だと言って来た。たしかマルチン・ルターやカルビンなどもそう言っていたはずである。
確かに当時のカトリック教会はその力と内容においてこの文章にぴったりであった。「それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである。」これなどは本当にカトリック法王庁の奥の院を表しているようだったし、「ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都」は司祭や枢機卿たちの衣装にそっくりだった。また「預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」とあるが宗教改革の初期、また魔女裁判によって殺された正しい人々は数え切れないであろう。「わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない」などは正にカトリックの告白そのものだったと言えよう。
しかし、その後カトリックは世界を支配するような巨大な権力は失った。当時のヨーロッパ社会に君臨したような絶大な権威は、今はない。
一方、これを現在の世界、それも聖書に言う世の終わりにこれほど似つかわしい時代は無かったと思われる我々の生きる世界に当てはめてみると、…ローマがこの記事のように炎上し壊滅したことは無かったのだから…それはどうしてもアメリカであると思わざるを得ない。その国は、
一.「極度の贅沢」をしている。アメリカほどぜいたくな国はない。たとえばアメリカに行ってバイキングスタイル(正しくはブッフェスタイル)のレストランに行けば一目瞭然である。そこから出てくる男女の、あの巨大な体型を見よ!
二.「これほどの大いなる都は、どこにあろう」と言われるほど繁栄した。
三.「これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、」「この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、」と言われるほど貿易によって多くの国々を富ませていた。アメリカがくしゃみをすると日本は肺炎になると言われたではないか。
四.「また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。」とあるようにこの国はエンターテインメントの盛んな国である。アメリカは正にエンターテインメントの最も栄えた国である。また、ひきうすこそないが、世界最大の穀物商社が数社あるのはアメリカである。
五.「お前の商人たちは地上で勢力を張る者となり、」アメリカの商社、企業の力は世界を支配している。
六.ただ、「すべての国民はおまえのまじないでだまされ、また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである。」というのが当てはまらない。しかし、これは間もなくアメリカで起こるというキリスト教への大迫害を預言しているのかもしれない。また実はアメリカの政策の全ては星占いで決まっているとデイヴィド・メイヤー氏は言っている。この個所はいずれ判るだろう。
もちろん、聖書のこの個所をアメリカと断定するのは危険なことである。ジョン・コールマン氏はこのバビロンをイルミナティ(後述する)だと言っている。また一般には特定の国または都市ではなく広く罪深い人間の築いた文明だというのが定説である。しかし、今の時点で私はどうしてもそのように思ってしまう。それと言うのもこれから紹介するシスコさんの文書のほかに、いくつかの指摘があるからである。なお聖書は都市をもって国を表すことも多い。
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アルメニアの少年の予言<o:p></o:p>
一九九三年に私が出版した「悪魔最後の陰謀」に、一〇〇年ほど前にアルメニアのクリスチャンでエフィム・ゲラセモビッチ・クラブニケンという少年が神から霊感を受けて予言した話がある。それはアルメニアに恐ろしい虐殺が起きるから、逃れよと言うものでその行き先はアメリカの西海岸であった。これはその予言を信じてアメリカに逃れた人の子供でデモスシャカリアンという人の書いた書物の中にあった話である。その少年預言者はそれから五〇年ほどして、今こそそのときだからすぐに逃げなさいと言った。それを信じた人々は家屋敷を売ってアメリカに逃れたが、ばかばかしいとあざ笑い、聖書の預言はもう完結しているから新しい預言などないという“健全な信仰の”人々は残った。まもなくトルコがアルメニア人絶滅を始め、おびただしいアルメニア人が殺された。
ところでこの予言には続きがあり、それはアメリカから“再び”逃れる日が来ると言うものであった。その予言は文書に書かれ、その「少年予言者」の子孫に伝えられているという。そしてその封筒は“神に選ばれた者”が開くことが出来、それ以外のものが開くと必ず死ぬと予言されている。なんだか面白おかしく作られた物語みたいだが、今日の時点でその話を聞くと思わず顔がこわばるような気がする。その時は近いのではないだろうか。再び逃れる日はいつか?そしてどこへ?その手紙はいつ開かれるのか?誰によって?
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ヘンリー・グルーパー師の予言<o:p></o:p>
一九九八年に出版した「狂い始めたアメリカ、崩壊する日本」にヘンリー・グルーパーというアメリカの伝道者が一九八六年にイギリスに滞在したとき、神から幻を見せられた話が載っている。それはアメリカの沿岸地方、特に軍事基地のある都市がロシアの原潜によって、核攻撃され壊滅すると言うものである。この人は、普段はこんな話をしない、ごく“まともな”伝道者なので(私などまともでない代表のように思われている)、こういう話をすること自体極めて異例なのである。彼はそれ以後はあまりこの話をしないらしい。この世で賢く生きようと思ったらこういう話は黙っていた方が良いに決まっている。しかし、この幻は余程強烈だったのだろう。そしてそれは本当にあったのだろう。嘘でそんな話を作れるものではない。この話とシスコさんの話を重ね合わせると良い。まるで図上訓練のようにわかってくるであろう。
フリッツ・スプリングマイヤーのFAX<o:p></o:p>
一九九九年三月、私はフリッツ・スプリングマイヤーから一通のFAXを受け取った。それは間もなくロシアによるアメリカへの核攻撃が始まるから沿岸地帯から逃れよと言うものだった。その都市はニューヨーク、ボストン、ロスアンジェルス、サンフランシスコ、サンディアゴ、ニューオーリーンズ、シアトルなどの軍事施設のある沿岸地帯だった。これらの都市の名前はヘンリー・グルーパー師の予言とほぼ一致していた。フリッツはいつも冷静な研究者でうそ偽りやデマに動かされる人ではなかったから、私は半信半疑であったがそれを私の機関紙に載せた。結局、それは無く、フリッツも私もすっかり信用を失った。フリッツはイルミナティのかなり重要な位置にいる通報者からその情報を得たはずだった。しかし、その計画は直前になって変更されたか、あるいは通報者をあぶり出すための偽情報だったのか判らないが、結果的にはデマ情報だった。しかし、この後のジョン・コールマン氏の情報とも一致していて、いつかは起こるものと考えて間違いはない。シスコさんの文書とも合わせて考えると、時が満ちていなかったと言うだけである。
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ジョン・コールマン氏の情報<o:p></o:p>
ジョン・コールマン氏はもとイギリス情報部の将校だった人で、その調査の過程から世界を統一し反キリストを生み出そうとする計画を知り、現在はその勢力と戦っている人物である。彼の書いた「迫り来る破局、生き延びる道」「第三次世界大戦」(成甲書房刊)に、ヘンリー・グルーパー師やフリッツ・スプリングマイヤーとそっくりな話が載っている。コールマン氏に至ってはアメリカのどこなら安全かということすら書かれているのだ! またシスコさんの文書とほぼ一致するスカラー兵器の記述もあって、どうやら大規模な核戦争によるアメリカの大被害は事実としか思えない。しかし、それによってアメリカと言う国が無くなってしまうのではなく、小国となるか、あるいは新世界秩序の中心としてフェニックスのように復活するかであるようだ。
デイヴィッド・メイヤー氏の幻<o:p></o:p>
デイヴィッド・メイヤー氏は、かつてはイルミナティで占い師だった。しかし、キリストによって救われ、今はイルミナティの告発に力を注いでいる。この人の知識によってイルミナティおよびアメリカ政府が常に占星術によって戦争や大きな決定を下していることが判る。
二〇〇四年二月一五日、メイヤー氏は神によって幻を見せられた。それは巨大なビルがガラスとコンクリートの破片となって飛び散り、その後、閃光と火柱が上がるのが見えた。そしてそれがニューヨーク市だと示されたという。
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マクモニーグルの予言<o:p></o:p>
学研「ムー」誌二〇〇五年七月号によればアメリカFBI超能力捜査官と言われるマクモニーグルも3年以内に核爆発が起こると予言している。彼もどこが危険でどこが安全か知らされているはずだ。
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