飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

現実に目を閉ざすものは、未来に盲目である!!

2011-09-26 15:15:32 | 原発シンドローム

衝撃的な映像である!!
しかし、現実を物語っていると感ずる者は、
真実を見据えている・・・・。
魂の抜けた人間が、如何に大勢いることか?!
20ミリシーベルト
/year許容がその証左である!!

 

 

 『黄金の金玉を知らないか?』で知ったが、あまりにもセンセーショナルな映像で、観るだけにしようと思ったが、拡散する。

 

 狂った指導者が現存する限り、この映像の通りになる。狂った指導者とは、命よりも金、利権、統治が重要だと考えている輩だ。それらは、命の後に来るものである。


 
 
20ミリシーベルト/yearはおろか、100ミリシーベルト/yearを公言している気違い沙汰がある。そして、それを擁護する知識人がいる。誰とは言わないが、これはまさにその了見を理解しようとしても、範疇を越えて余りある。

 それが要職にあり、今だにその姿勢を崩していない。

 

 どうにも理解しがたい情況が続いている。二本松から500ベクレルを越える米が指摘された。そりゃあ、出るだろう。予想の範疇だ。しかし、それ以下は公表されることはない。それが暫定基準値だからだ。

 

 ところが、暫定基準値がこれからずっと踏襲される虞が、予想されている。

 

 

【転載開始】米の出荷自粛全面解除で放射性物質”暫定”規制値が永続化の恐れ 日本に巨大な損失

 2011年産米の放射性物質(放射性セシウム)検査が急ピッチで進んでいる。一番心配される福島県の本検査は始まったばかりだが、大方の結果は見えてきた。検査結果には腑に落ちないところもあるが(1)基本的には検体が少なすぎることに起因すると思われる)、それでも先週末(9月17日)までの検査結果(玄米から放射性セシウムが検出された例の一覧)を見るかぎり、土壌から水への放射性セシウムの溶出率や県の試験研究(2)などから推測されたとおり、玄米の放射性セシウム濃度が1キロ当たり500べクレルという暫定規制値を超えることはありそうにない。 出荷自粛全面解除となるだろう。

 (1) 那須塩原市、那須町のコメ 放射性物質不検出 検査方法に改めて疑問,11.9.8;栃木県の稲もみ殻放射性セシウム検査 60~100ベクレル検出 白米からの検出例ゼロの怪,11.9.15
   (2)
 進むコメのセシウム検査 規制値超えの可能性はゼロに近いが 消費者は?稲わらは?,11.9.2;福島の粘土質土壌から玄米への放射性物質移行率は微小 ヒマワリの除染効果も微小 福島の試験研究,11.9.10

 農家も、政府も一安心、取りあえずめでたし、めでたしというところだろう。しかし、長い目でみると喜んでばかりもいられない。何よりも、緊急事態に際し て国民が短期間受忍せねばならないとされる食品の”暫定”規制値が、この検査結果を受けた11年産米出荷自粛の全面解除により、少なくとも1年は延長適用 されることになるからだ。既に、暫定規制値以下なら”安全”という雰囲気さえ醸成されつつある。新聞やテレビも、いつの間にか”暫定 規制値”を”安全基準値”にすり替えているように思われる。そうであれば、”暫定”は1年どころか、半永久化する恐れもある。

 農水省は9月14日、土壌の放射性セシウム濃度が1キロあたり5000ベクレルを上回る農地は、何らかの方法を使って5000ベクレル未満に下げるという農地除染目標を示した(農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について)。 この5000べクレルという数字はそもそも、それ未満なら米の放射性セシウム濃度が暫定規制値(500ベクレル)未満に収まるというところから出てきたも のだ。除染目標を5000べクレル未満に下げるとしたことは、現在5000ベクレル未満の農地では除染は必要ない(今以上に下げる必要はない)ということ であり、ということは米の暫定規制値も据え置くということにほかならない。このような農地除染目標の設定は、暫定規制値を永続化するという意思の暗黙の表 れである。農家は”風評”被害に怯えつつ、汚れたままの農地で作物を作りつづけねばならない。

 しかし、そんなことで、国民の肉体的・精神的・経済的健康を長期にわたって保証できるのか。ちなみに、チェルノブイリ原発事故を受けてウクライナ政府 が、標準的な量を日常的に食べ続けても食品からの内部被ばく量が1ミリシーベルトを超えないように設けた放射性セシウム137濃度規制値は、パン・パン製 品20ベクレル、野菜40ベクレル、果物70ベクレル、肉・肉製品200べクレル、魚・魚製品150ベクレル、乳・乳製品100ベクレル、幼児食品40ベ クレルなどだ(3)。日本の暫定規制値は牛乳・乳う製品が200ベクレル、野菜類・穀類・肉・卵・魚・その他は一律に500ベクレ ルだ。食生活が違うから一概には言えないが、これが永久的規制値として定着すれば、日本の食品安全性など、日本の消費者も含め、世界中、誰も信じなくなる だろう。消費者が国産品を避けるようになれば (その兆候は、既に4月以来の農産物輸入の増大に現れている)、食料自給率=食料安全保障も危うくなる。日本の食べものは危ないと、外国人は寄りつかな い。長期的にみた国益の損失は計り知れない。

 (3)オレグ・ナスビット;今中哲二 「ウクライナでの事故への法的取り組み」 (http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Nas95-J.html

 規制値はできる限り早く正常なレベルに落ちつかせねばならない。それに適う食品の生産のために、できるかぎりの農地除染に取り組む必要がある。【転載終了】

 

 上記記事は、コメント氏に指摘して頂いた記事である。それでも、500ベクレルは曝露された。暫定基準値以下でも事実公表はされなくてはならない。選択権は国民自身にある。

 

 隠蔽された事実は、いつの日にか顕れる。

 

 その時、隠した輩は国民に知っていて毒を許容した人々として、記憶されることを避けることは出来ない。その名は書かないが、上げるとすればすぐに可能だ。

 

 チェルノブイリのあのベラルーシでも、幼児基準は食品においては37ベクレルなのだ。放射能管理強化ゾーンとしてあるのは、セシウム137で37185ベクレルとなっている。

 

 暫定基準値500ベクレルが、如何に無謀か、誰が考えても分かる。しかも、それが固定化する虞を持っていると言うから、世も末だと考える方が正常人の判断だろう。

 

 農家を守る、産業を守る、地域を守る、それも大切だが、命を守らなくて、なにが地域か、産業か、農家かと言うことになる。次代の世代が無くなって、それは無意味だ。この転倒した発想が、既に気違い沙汰だと言うことになる。

 

 5000ベクレル以下の農地から、500ベクレルの米が産出された。これは兎も角、公表された事実である。

 

Kizyun_graph

Sakeyou_4


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4 コメント

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> チェルノブイリのあのベラルーシでも (赤い彗星)
2011-09-26 16:38:30
> チェルノブイリのあのベラルーシでも

ここはみごとな詭弁ですね。
チェルノブイリ原発の事故は
1986年4月26日
ベラルーシが独立国家として承認されたのが
1991年8月25日
つまり、事故当時はベラルーシという国家は存在しておりません。
当時のソビエト連邦の一地域に過ぎなかったはずですが?

仮に、独立時に安全基準を決めたとしても、約5年4ヶ月のタイムラグです。

セシウム自体の半減期は気が遠くなるほどですが、5年もすれば物質としては消えなくても、地下水になったりあるいは雨水で流出したりして、かなりほかの地域へ移動しているはずです。
それを、事故後半年の福島と同じ土俵で比べるですと?

ほんと、昔しつこく勧誘に来たアムウェイのオバハンと同じ論法ですなぁ・・・

<返事>

赤い彗星 様
コメント有り難うございます。

 言うことを事欠いて、つまらない重箱論法で息巻いても、自らの品性を落とすだけです。文句があるなら、
>チェルノブイリのあの(現代の)ベラルーシでも
とでも書き直しましょうか? 

 少しはリンクの記事でもよく読んで、勉強することです。反面教材として公開しているコメントであることをお忘れ無く・・・・・。

 いつでも削除すれば、済む話です。みんなにウザイと思われない内に・・。
飄平





返信する
飄平さんはじめまして、わいるどと申します。 (わいるどおやぢ)
2011-09-28 02:29:10
飄平さんはじめまして、わいるどと申します。
共感できる記事、大変興味をもって拝見しております。
今回のこの映像、身につまされる気がしてなりません。
昨年孫が生まれ、孫や日本の子供たちの事を考えると、
自分はなにをしたら良いのか・・・
考えるばかりで行動に移せない自分が情けない・・・
 山本太郎さんのような行動力を少しでも持ちたいと思います。
少しでもと思い、飄平さんの記事に載った動画等を拡散したく、
自分のブログに貼っています。
これからも問題提起してくれる記事を期待しております。

<返事>

わいるどおやじ 様
コメント有り難うございます。

 サイトも拝見しました。本サイトは、転載・リンク一切フリーです。寧ろ、
拡散希望です。情報は常に情けに報いるもので、常にロハ(無料)で
制限を作りません。
 著作権については、http://tumuzikaze.net/#z8187d59
を参照下さい。
飄平
返信する
瓢平様。 (とら猫イーチ)
2011-09-28 14:18:01
瓢平様。
 日本は、北朝鮮と同程度の情報鎖国がされています。
旧ソ連の原発事故の実態も、正確に紹介されていません。
私の友人で、仕事で欧州に出張が多い者が身内が集まった席で、かの地の事故現場を視察し、被害者の多くに触れた折の事実を聞く機会がありましたが、殆ど日本ではマスコミに無視されていた事実でした。
 日本の情報鎖国が成功している大きな理由の一つは、言語の障壁があるからです。 日本人の多くは英語も出来ず、況や、独語、仏語、露語の出来る人は全くの少数です。 これが理由で、海外の情報が伝達出来ず、最新の科学的知見に接する機会が無いのです。 
 例えば、放射能汚染状況の風向きによる予測は、独逸政府等は、日本からの情報を基にいち早く公開していましたが、日本政府は全く無視しました。 これが原因で多くの国民が被曝したのに知らぬ顔を決め込んでいます。
 英語教育の寒い現状も、政府の本音は、国民が英語を出来るようになると海外からの情報が、マスゴミのフィルターを通さず直接に伝達されるからでしょう。 海外の情報に接していれば、現在の日本人の多くが騙されている「温暖化」等を信じる人はいないでしょう。 米国科学アカデミーの報告書でも読めば瞬時に了解出来ます。 要するに、国による愚民化が成功しているのです。 
返信する
先日23日大阪まで、娘、息子を連れて五井野正博... (ままりん)
2011-09-29 20:20:30
先日23日大阪まで、娘、息子を連れて五井野正博士の講演を聴きに行ってきました。
今まで疑問に思っていたことがかなり理解できました。
安全論を説いている学者達は、無知でにわか勉強の大馬鹿とおっしゃっていました。
また、ラドン温泉等の自然放射線と人口の原発(核分裂)とは崩壊の仕方が違うと。
私は科学的知識は皆無ですが、違うと直感的に思っていましたが、間違いではなかったと思っています。
なぜ、いっしょくたにして言い切れるのでしょう?
また、月間ザ、フナイ10月号の五井野博士の投稿がとてもわかりやすいので、皆さん読んでほしいです。
隠された歴史的背景がよくわかります。
安全論の方は汚染した野菜、米を責任を持って消費して、子供達の給食に回らないようお願いします。
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