TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

一緒の時を過ごす

2019年06月30日 | ひとりごと

昨日は、母が入院している病院に出向き、3時間ほど同じ時を過ごしました。母の容態は安定していたということで、熱も下がり、いろいろと話し掛けると一生懸命うなずいてくれていました。今までに旅した場所の写真をカメラに保存して見せたりしましたが、なんで今頃見せるんだろうと不思議に思ったかもしれないので、今日は止めておこうかとか思いました。私がずっとそばにいた間、ずっと手を握って欲しいというように、少しでも手を放すとまた手を差し伸べてきました。帰るときももう帰ってしまうのかというような寂しさを堪える表情を見せていました。いつもと違っていました。寂しいのかなとか苦しいのかなとか耐えられなくなってきたのかなといろいろと想像してみました。また元気になったらいろいろなところに行こうねとたくさん会話しました。子供の頃、嘘をつくと下手なのでいつもすぐにばれてしまうことが多く、逆に母の嘘ですっかり騙されていたことも何回かありました。嘘をつくのが母に比べたらずっと苦手で、それは歳を重ねても変わりませんでした。母に今まで出かけた旅先の写真を見せながら、早く治ってまたどこかに行こうねと言ったら、うなずいてくれていました。私が言った言葉を嘘と思っていたとしてもちゃんとわかってくれていたのかもしれないなあと思います。今日も病院に出向き、できるだけ母と一緒の時を過ごしたいと思います。今日は本を持って行って本を読んでおこうかな?


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