TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

武雄温泉

2008年03月11日 | 旅日記
武雄温泉に行った。
最初はタクシーで御舟ヶ丘梅林まで行ってもらう。
梅はまだこれから満開という感じで
御船山の麓にのどかに咲いていた。
本数は1万本だそうだ。
ホテルのチェックインが3時なのでそれまで御船山楽園を散策した。
御船山楽園はつつじの名所で御船山の麓にたくさんつつじの木があった。
つつじは20万本。桜も5000本あるらしい。
御船山楽園は武雄の第28代領主である鍋島茂義が創設した
約15万坪(東京ドーム10個分)の池泉回遊式庭園。
御船山は標高210メートルの断崖がそびえたつ山で
ここ御船山楽園は御船山の麓にあるので調和のとれた景色を作り出していた。
御船山楽園から御船山の絶壁をロープを頼りに
ロッククライミングしていた方々が見えた。
あんなこわい断崖を降りておられて見ているだけでもこわかった。
御船山は見る角度が違えばいろいろな形に見える山だそうだ。
その姿が唐船に似ていることから唐船山とも呼ばれているらしい。
このあと、武雄温泉でいつもポスターになっている楼門も見学してから、
3時過ぎにこの日のお宿の湯元東洋館に入った。武雄温泉には今回初めて来た。
嬉野温泉には何度か訪れたことがあるのだが武雄温泉はいつも素通りしていた。
湯元東洋館には露天風呂はなかったがつるつるのすべすべしたいいお湯であった。
大浴場は4階と1階に二つあり、
1階のほうは少し小さいがかけ流しのいいお風呂だった。
夕食は部屋食でここの夕食は本当にどれもおいしかった。
パイ包みのシチューやごま豆腐の茶碗蒸しなどどれも皆おいしかった。
器も大変凝っていて欠けたものもなくきれいな器だった。
宮本武蔵が巌流島の決闘後に五輪の書の想を練った
由緒ある創業三百八十年のお宿だそうだ。
ホテルの中に宮本武蔵ゆかりの井戸もあった。
玄関に有田焼の陶柱があってたいへん珍しかった。
素敵なお宿に泊まれていい思い出になった。

コメント
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