「聖霊とは愛」 ヨハネによる福音書 14章15~24節
イエスさんは、十字架で命を賭して神の愛を示されました。その愛によって私たちは赦され、平和に生きることができるようになりました。しかし、私たちは未だに平和に生きることができていません。それは、私たちが十字架で命を賭して神の愛を示されたイエスさんを愛していないからです。
イエスさんは、私たちが互いに愛し合って生きることができるように、聖霊を送る約束をしてくださいました。聖霊とは、イエスさんが十字架で命を賭して示された神の愛そのものとして私たちの内に宿り、私たちが互いに愛し合って生きることができるようになるための源です。
しかし、私たちは未だに平和に生きることができないでいます。それは、イエスさんが十字架で命を賭して示された愛を私たちが否定しているからです。神の愛である聖霊が送られようとも、それを受け入れる気持ちがないから私たちの間に争いが絶えないのです。十字架で命を賭して愛を示されたイエスさんを愛するという決断のない人の内に、聖霊が宿ることはあり得ないでしょう。