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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2024年09月28日 | 礼拝のご案内

 明日9月28日(日)は、主日礼拝です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「聖餐式は愛」、賛美歌は「さあ、共に生きよう」、「信仰こそ旅路を」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 代表戦やら総裁選やらの狂騒曲が鳴り響く中、能登では被災者が更に水害で苦しめられるという事態になっています。自民党総裁に石破議員が選ばれましたが、石破議員は鳥取に縁があり、この辺りでも親近感を持たれている人です。地方に地盤を置く議員として、地方の再生に力を入れていると自称していますので、その手腕を能登の被災者救援のために尽力し、目に見える形で早急に取り組んで欲しいと思います。

 ニュースによれば、総裁選勝利にあたっての会見で、在米自衛隊基地とかのアイデアを披露していたと伝えられていますが、ちょっとピントがズレているようで、先行きが不安です。基地を作るとか、これから何年もかかる話であって、今苦しんでいる被災者を助けようという気持ちがあるのかという気がします。これから被災者・被災地に対する取り組みを通して、お手並み拝見したいと思います。

 


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「寛容は愛」

2024年09月28日 | 聖書のお話

「寛容は愛」 ヨハネによる福音書 10章31~39節

 一神教とは、唯一の神を信じる宗教のことです。古代の多くの国家では、唯一の神と王を頂点として政治が行われ、宗教と政治が互いに協力し合って国家を形成していました。しかし、一つの国にすれば唯一の神なのですが、国々を見渡すとそれぞれ違った神々が存在することになります。お互いの国を認め合おうとするなら、神々の存在についても尊重しなければなりません。

 聖書には、唯一の「父なる神」がいて、その独り子はイエスさんであると伝えています。同時に、「神々」の存在についても伝えています。いつの時代でも、お互いに自分の信じる神こそが唯一であると主張するならば、争いが起こってしまうものです。寛容の心をもって、それぞれが信じる神々の存在を尊重してこそお互いに平和でいられるのです。

 地方であればあるほど、そこに住む人びとが守ってきた伝統ある宗教が存在します。キリスト教の神さまだけが唯一なのだと言って他の神々を否定するならば、地方でキリスト教は受け入れられません。それぞれが信じる神々を尊重し合うなら、争いは起こりません。キリスト教は、イエスさんの教える愛を伝え、寛容の心をもってお互いの信仰を尊重し、共に平和を希求して生きることが求められているのです。

 


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