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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

播州地区協力伝道

2020年02月26日 | 日記

 来る3月1日(日)の礼拝は、播州地区協力伝道礼拝として守ります。メッセージは、姫路五軒邸教会の木原貢基師が担当してくださいます。午前9時から教会学校、午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージの題は「神を見る」、讃美歌は「主よ、いのちのパンをさき」、「十字架のもとに」、「うつりゆく世にも」です。礼拝後には、お茶の一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご参加ください。

 木原貢基師を送り出してくださる姫路五軒邸教会の礼拝の上に、祝福をお祈りいたします。播州地区協力伝道を通して、但馬地区と播州地区との交流と連帯が益々深められますようにと願っています。木原貢基師は、当日の早朝に姫路を出発し、夏タイヤの自動車で来られるとのことです。今年は雪が少なく、気温も高いので、まず大丈夫かと思いますが、当日は良いお天気に恵まれますように今からお祈りいたします。どうか、お気を付けてお越しください。

 コロナウイルスが猛威を振るっています。政府は、すべてが自己責任とでも言いたげなことばかりのように思います。感染者数が増え、オリンピックが中止になってしまえばアテにしていた利権を失ってしまいますので、検査さえしないというノーガード戦法ならぬ、ノーカウント戦法に出ているようです。まったく呆れるばかりですが、感染が広がり、人々に不安が広がったその先に、緊急事態条項とか憲法改憲を言い出しかねない雰囲気があって始末に負えません。

 そんな滅茶苦茶で不気味な世の中にならないように、本来人が大切にすべき連帯や愛について、決して失ってしまわないように今を過ごすことが大切ではないかと思います。行事を中止するのも、上から言われたからではなくて、それぞれが感染しないための方法として、互いを思いやる気持ちでしたいものだと思います。そう、この機会に、私たちはもっと互いへの思いやりの気持ちを育みましょう。そして、滅茶苦茶で不気味な世の中を変えて行きましょう。

 


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「小さな思いから」

2020年02月26日 | 聖書のお話

「小さな思いから」 ヨハネによる福音書 6章1~15節

 5千人以上の人々を目の前にし、イエスさんはフィリポに「この人たち食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言い、どう答えるのかを試されました。フィリポは、「めいめいが少しずつ食べるためにも、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」と答えました。それは、経済的な問題から、人々に食べさせることを諦めてしまうのと同じでした。

 アンデレは、「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」と言いました。おそらく、少年はイエスさんや弟子たちに食べてもらおうとして大麦のパン五つと魚二匹を提供したのだろうと思います。それは、一グループが食べるほどの分量でしかありませんでした。アンデレもまた、これでは5千人以上の人々に食べさせることなどできないと考え、諦めようとしました。

 しかし、イエスさんは、誰かに食べてもらおうとする思いが大切であることを教えておられるように思います。それは、愛であって、できる、できないの問題ではありません。確かに「しるし」を行われるのはイエスさんです。けれども、私たちの側にも愛がなければ、イエスさんの行われる「しるし」に参与することなど到底できないことが教えられているのではないかと思います。

 


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