キリスト教会では、今日を受難日と称しています。イエスさんが十字架につかれたことを覚える日です。
振り返って私も若い頃は、受難節に贅沢をしないようにとか、好きな肉も控えてとか、色々と思いを込めて過ごしていたように記憶しています。それはそれで、信仰生活を謳歌していたとも言えますし、幸せだったのだろうと思います。
ところが、今では日々の生活に追われてヘトヘトで、肉も食わなければ力も出ないし健康も保てないので、受難節といっても普段と同じような生活をしているような気がします。
とは言え、本日は受難日。イエスさんが、私のために体を張ってくれたことを思い起こすとき、最後には勇気を与えられるような気がします。受難節の今日ぐらいは、イエスさんの思いを受け止めて、ゆっくりと祈りたいものだと思います。