融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

行方不明

2015年01月30日 | 日記

 おとといから、ご近所の方が出かけたまま帰って来ません。翌日、町内の方々で方々を探しましたが、手がかりも見つかっていません。関係機関も捜索をしています。無事にひょっこりと帰って来て欲しいと願い、それぞれが祈っているところです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれこれと考えてみた

2015年01月30日 | 日記

 政府が労働力として移民を入れようとしていますが、そのような政策は止めて欲しいと思います。移民を入れたら、移民を仕事に就かせるところまでお世話をしなければならないと思います。その仕事をするのが大手の人材派遣会社です。つまり、この政策は、かなりの割合で人材派遣会社に利する政策ではないかと思います。その証拠に、政治家が人材派遣会社の接待を受けたり、人材派遣会社の会長が政府の会議で重要なポジションを与えられています。その結果、賃金が安くて不安定な非正規社員の数ばかりが増えるようになります。すると、日本の若者は、正規社員になることが難しくなり、低賃金で生活が苦しくなってしまいます。私たちの子どもや孫が、そうなるのです。こんな政策を進めているお役人は、自分たちの利益にしか目が向いていないように思います。

 政府が戦争で使う武器を売れるようにしています。単に武器を売るだけでなく、メンテナンスや部隊の派遣、滞在等、たくさんの付随したビジネスも生じてきます。武器を売って利益を得るのは企業ですが、その他に生じる莫大な費用を負担するのは政府です。原子力発電所がその例です。原子力発電で儲けるのは企業ですが、その他に生じる莫大な費用は政府が負担しています。それら、巨額の費用は、税金です。武器で儲け、ばらまかれた税金で儲ける人たち(俗に言われているシロアリ)が出てきます。そこに、接待を受ける政治家もいるだろうし、天下る役人もいるでしょう。けれども、考えてみてください。戦争は人の命を奪い、人の心を傷つけ、自然を破壊するものです。別の言い方をすれば、神さまの「自然の恵みを受けながら、みんなで平和に仲良く生きなさい」という考えに反する行為です。お金を儲けたいという気持ちは分かりますが、あまり度が過ぎると、本当に屍を踏みつけて歩いていることになってしまい、その人の心を蝕み、その人や家族を幸せにすることなどないでしょう。

 今しか言えないことなのかもしれませんが、自分たちの国が侵略されそうになったら、自衛のために防戦しなければならないというのは分かります。そうならないように、外交で最善の努力を尽くすというのは前提です。また、日本には「平和憲法」があり、それが他国から攻め込まれない「担保」にもなっています。よそで行われている戦争に首を突っ込んで、どちらか一方の応援をしなければの話ですが。このことは、「倫理」であり、小学生でも分かることです。その意味でも、「平和憲法」を持っている日本が、人を殺す武器を売る「死の商人」になることも、倫理的におかしいことです。「二度と再び戦争はしません」と言いながら、「戦争で使う武器を買ってください」と言ったとしたら、それは二枚舌というものです。これも、小学生でも分かることです。

 こんな調子でいたら、いずれ近い将来に、戦争に巻き込まれても仕方ないことになってしまうでしょう。そのとき、平和憲法を捨て、辺野古から日本の軍隊が、自分の子や孫が出撃するようになるでしょう。そのために普天間ではなく、辺野古が是が非でも必要なのでしょう。もう、日本の議員は金目教の信者ばかりなのでしょうか。自分の子や孫の屍を踏んづけて金儲けをして、悪魔ですか?その悪魔を選挙で選んでしまったのが私たちだというのなら、私たちもまた、「ナントカ村の住人」と呼ばれているように、わずかなハシタ金が欲しいために魂を悪魔に売った愚か者なのでしょうか。

 私たちは、子どもを思う親の気持ちや、人と仲良くしようといった気持ちを忘れているのではないでしょうか。いつの間にか「人の心」というものが、「互いを愛し、互いを大切にする」とするのではなく、「お金を愛し、お金を大切にする」という思いに支配されてしまったのでしょうか。そんなことをあれこれと考えながら、この数日を過ごしています。自らに対する悔い改めの思いは尽きませんが、悔い改めるのもまだ早いのかもしれません。牧師として、イエスさまの愛の教えを一生懸命宣べ伝え、地域の方々と仲良く暮らせるようでありたいと思います。

 「石の床に描いたママ」という記事を見ました。(←クリックすと見られます)これは現実です。これを見て涙が出ました。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする