アレルギーを引き起こすと濡れ衣を着せられた「セイタカアワダチソウ」
嫌われ厄介者扱いで蔓延ったのだが・・・・・。あの背の高い姿は今どこに行ったのでしょうか?
堤防の土手に背の低いのが繁茂しています。
背は高くなりません。せいぜい4~50cmこれは別物・・・・・?
不思議なんです。かつては背丈を越えて花を咲かせた。
今そんな姿は稀です。
アレルギーを引き起こすと誤解された時期もありました。
この花は虫媒花で風媒花のブタクサ(アレルギーの原因)と間違われたようです。
キク科の外来種、食用にもなるそうです。春先の新芽は無農薬野菜だそうです。(お試しください)
もとは明治の頃観賞用の花、兼蜜採取用として移入されたようです。
ウンチクは良しとして何故背が低い?
どうやらこの草の持つ他の植物の繁茂を抑える機能が働き過ぎ、
自己中毒した結果、背を低く抑えているのだそうです。
これも自然の持つバランスを保つ抑制力と思えば頷けます。
この種は小鳥の貴重な餌でもあります。この枯れ草を探しながら鳥追するのです。
今年もそろそろやってくる頃です。